岩渕 司 院長
TSUKASA IWABUCHI
キーワードは 「Think」。初診からメンテナンスまでを院長が一貫しておこなう。
明海大学歯学部卒業。世田谷、赤坂、渋谷、府中の歯科医院で勤務医を務め、2001年に『いわぶち歯科』を開院（京急羽田線「大鳥居駅」より徒歩1分）。現在にいたる。
岩渕 司 院長
いわぶち歯科
大田区／西糀谷／大鳥居駅
- ●歯科
今振り返れば、努力する才能には恵まれていたのかもしれません
歯医者さんは、小学生の頃からの夢でした。小学校の卒業文集にも希望を抱いて「将来は歯医者になる」と書いた記憶があります。そんな僕の思いを両親は暖かく見守り支えてくれました。私立の歯学部に進学したので学費の支払いは相当の苦労があったはずです。
両親には感謝の気持ちで一杯です。
大学では教壇の一番前の席に陣どり教授の話を一言も聞き漏らすまいと必死でしたもっと知りたい。もっともっと深く知りたい。がむしゃらに取り組んだ結果大学を首席で卒業することが出来たのです。まさに、「好きこそ物の上手なれ」というところかもしれませんね。
今でももっと知りたいという気持ちは自分のなかにあって論文を読んだり学会や勉強会に参加して歯科医療を学ぶことが楽しくて仕方ありません。
こんなふうに自分の好きなことを仕事に出来ているのはとても幸せな事です。
だからこそ僕に出来ることは患者さん一人一人に向き合って、何を求めているのかどうすることがベストな選択なのか感じることだと思っています。
歯科医として誠実に提案しながら答えを探していきたいと思っています。
初診からメンテナンスまでを院長が責任を持って対応
当院では、初診からメンテナンスまで、私が一貫して診療をおこなっています。1人で診ていますと、さまざまなことを憶えているものなのです。1人ひとりの疾患リスク、その箇所、そういったことが全部把握できていることが、1人で診ることの利点だろうと思っています。
こちらにはメンテナンスで来院される方が非常に多いのですけれど、患者さんも歯科医師が1人ということで安心されている面があるのかもしれません。初診にいらした方で、「先生は代わることはないですよね？」とおたずねになる方もいらっしゃるくらいですから。
そもそも、人に任せられない性分なこともありますが（苦笑）、その性分が歯科治療にはプラスになっていると思っています。
基本に忠実であることを誠実に守っていく
治療の基本に忠実であることが非常に大切です。たとえば、薬剤1つ使うにしても定められた時間というものがあります。その時間を守ることによって治療の精度が担保されるのです。その原則を守っていることで、仮に詰め物が外れるなどのトラブルが生じても、原因を特定しやすいというメリットがあるのです。
このため、当院では診察時間は原則としておひとり20～30分以上とし、処置の内容によっては1時間、1時間半といった時間をおとりしています。一律ではなく、それぞれの処置に必要な時間を考え、予約をお願いしているのです。効率はあまりよろしくないのかもしれませんが、そこは決して曲げられない部分でもあります。
患者さんはご近所の方だけではなく、遠方からもわざわざ足を運んでくださる方もたくさんおられます。中には、海外に赴任されていて、日本に帰国されるたびにメンテナンスにいらしてくださる方もおられます。その意味では、私のやり方であったり、考え方に共感をいただいているのではないかと思いますね。
常に「Think」していくことが大切
座右の銘にも挙げました「Think」ですが、これを教えてくださったのは、今、アメリカに拠点を移して活動されている恩師でした。先生からは、なんとなくじゃダメだ、漫然と治療するのではなく、なぜこの状態になっているのか、常に考えて治療しなさいと口酸っぱく言われたものです。
虫歯にもさまざまな原因があります。歯みがきの得手不得手もありますが、私は食生活に因るところが大きいと考えています。ここで意外とネックになるのが飲み物です。糖分の摂取が歯に良くないことはよく知られていますが、過剰な酸の摂取が虫歯の要因となることはあまり知られていません。健康に良いからと黒酢をとり過ぎてしまうと、それが虫歯の引き金になることもあるんですね。
原因を突き止めることができなければ、治療を繰り返す結果になってしまいます。それは患者さんにとって不幸であり、逆を言えば、食生活等を見直し、治療のループに終止符を打つことは、患者さんにとってもハッピーなことです。
常に考え続けること。それは患者さんのためでもあり、自分を成長させてくれるものでもあるのです。
これから受診される患者さんへ
メンテナンスの患者さんの中には、私やスタッフとの世間話を楽しみにされているような方がたくさんおられます。直接治療とは関係ないことのようでも、生活習慣を考えればどこかでつながっているものですし、気になることは何でも仰ってください。病気だけを診るのではなく、生活の中の歯ということを忘れず、末永く皆さんを見守っていきたいと思っています。
※上記記事は2017年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
岩渕 司 院長 MEMO
- 出身地：岩手県
- 趣味：海外ドラマ鑑賞
- 好きな作家：池井戸潤
- 好きな映画：『THE BLACKLIST』
- 座右の銘：「Think」
- 好きなアーティスト：クリス・ハート
- 好きな場所：岩手の実家から見える北上高知
グラフで見る『岩渕 司 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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