武内 謙典 副院長への独自インタビュー

高い専門性を生かした歯周治療

大学卒業後、すぐに『西堀歯科』にまいりました。実は現院長が同じ大学の部活の先輩という縁があり、当時の指導教官の推挙もあって、こちらにお世話になることになったのです。最初はその規模の大きさに驚いたものですし、またアカデミックな診療所という印象を持ちました。院長はあの時代に海を渡り、アメリカで歯周病の認定医を取得された経歴をお持ちでした。学術の習熟に熱心な気風は、医院全体に今も色濃く受け継がれていると思います。
当院は日本歯周病学会認定の研修施設となっています。その経験に裏打ちされた高い専門性を生かした歯周治療は当院の特色となっていますが、かといって何か特別なことをしているわけではありません。健康保険制度に基づいたものをベースとしておこなっているわけですが、1つだけ違うとすれば、メンテナンスを開院以来続けてきていて、患者さんもそれを支持して来院されていることでしょうか。
全身疾患との関わりを含め、歯周病についてはさまざまなことがわかってきていますが、実はまだ解明されていない部分も残っています。たとえば、歯周病を発症させる菌でさえも、100%特定されているわけではないのです。それゆえ、一部には病気の進行が早く、なかなか治りにくい方もおられます。ただし、大多数の方については、特別なことをするのではなく、メンテナンスをしっかりと続けることで充分に改善していくのです。

スペシャリストが集う総合診療体制でトータルにお口をケア

歯周病に力を入れているといっても、入れ歯やインプラント、審美治療や矯正治療など、一般歯科を広く診ています。それぞれの分野に強味を持つドクターが集った総合診療体制が『西堀歯科』のもう1つの特徴になります。
人材という面では、当院には歯科技工士が常駐しています。医院に技工室が備わっているのは、都内でも珍しいかもしれませんね。技工士がいるメリットは、時間が短縮出来ることに加え、技工物の精度に違いが出る点だと思います。当院でセラミックのかぶせ物や詰め物を作る際は、技工士が直接患者さんのお口を見て、その場で色を合わせていきます。光の加減や撮り方に左右されないものですから、ピッタリの色合いが実現することになります。私たちも技工士さんがいることで大いに助かっていますし、患者さんにもメリットのあることだと思っています。

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