クレタ歯科医院

暮田 郷 副院長への独自インタビュー

父の背中を追いかけて

父（暮田 學 院長）が歯科医師であったことと、先に歯科医師となっていた姉2人の存在が、私がこの道を志すきっかけとなりました。家族から何かを言われたということもなかったのですが、気がつけば、自分自身でこの道を選んでいたということですね。
現在は院長である父と私が主に診療を担当し、月に1回、矯正歯科医である姉にも診療を手伝ってもらっています。父と一緒に仕事をするようになってずいぶん経ちますが、いまだに父から学ぶことは尽きません。父の背中を見ながらここまでやってきましたが、これからもますます精進を重ね、できるだけ早く父に追いつき、追い越せるようになりたいものですね。
『クレタ歯科』は、1976年の開院以来、地域に密着した歯科医療を手掛けてまいりました。良い部分はそのままに、今の時代にあった歯科医療を提供していきたいと思っています。

患者さんに「良い治療」を提供していくために

何か1つの分野に特化するのではなく、トータルで質の高い“良い治療”を提供していきたいと思っています。私の考える“良い治療”とは、永続性のある治療を意味します。せっかく治療をしても、それが長持ちしてくれないことには、そもそも時間と費用をいただき、治療をおこなった意味がないも同然で、それを可能にするには、治療にいたる前の環境作りが大切です。その環境作りは、歯科医師1人がおこなうものではありません。歯科衛生士がお口の中のケアをおこない、患者さんご自身が充分にセルフケアをおこなえるような環境を整えた上で、私たちが治療をおこなう。そのプロセスを大切にすることで、歯を長持ちさせることが可能になります。
治療が終わってからが本当のスタート。私たちの仕事は、患者さんがこれから歯を守っていけるような環境を整えてあげることにあるのです。

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