中村 道 院長への独自インタビュー

矯正歯科を専門にする「日本初」の診療所

『高橋矯正歯科診療所』は、東京医科歯科大学を定年退官なさった高橋新次郎先生が1962（昭和37）年に開設され、矯正歯科専門では「日本初の診療所」です。当時はまだ矯正歯科を標榜することが認められていませんでしたので、「京橋ビル歯科」の中にある「高橋歯科矯正研究所」という形で診療を始めたと聞いています。「高橋」と「研究所」で「タカケン」という愛称があるのも、当時の名残りです。神山光男先生、矢野由人先生の後を継いで、私は3代目院長ということになります。日本における矯正歯科治療の草分け的な役割を担い、開設から半世紀以上が経ちました。

矯正治療のゴールへと導く、丁寧で分かりやすい説明

開設以来、施設を移転したりリニューアルをしてきましたが、現在の診療所はいわゆるアメリカンスタイルという感じでしょうか。患者さんのプライバシーに配慮しながらも、全体を見渡せるように工夫し、4つの診察台をゆったりと配置しました。来院されるのは、主に近隣にお住いやお勤めの方や月島エリアからの方々で、最近では子供の患者さんも増えてきました。中には転居された後も、東北や九州からお越しになる患者さんもいらっしゃいます。私たちに信頼を寄せてくださる患者さんのためにも、丁寧なご説明を心がけながら治療を進めたいと思っています。たとえば、患者さんが矯正治療のゴールをイメージしやすいように、画像や装置のサンプルなどをご覧いただきながらお話をしたり。実際に目で見てわかりやすいご説明をすることで、患者さんご自身が主体的に治療に取り組めるようにサポートしています。

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