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伊藤 寛 院長

HIROSHI ITO

世界基準の高精度治療を求め続け、
2018年度の”日本の歯科5選”に選出される

長崎大学歯学部卒業後、六本木駅前歯科の副院長、錦糸町デンタルクリニック、東雲デンタルオフィスの開設、国立駅前歯科、日暮里駅前デンタルクリニックなどの顧問歯科等、数多くの歯科医院に携わる。同時に東京以下歯科大学の塩田教授の助手を務め、海外研修も行いインプラント治療の研鑽を積む。2006年、東京駅に「丸の内デンタルオフィス」を開設。

伊藤 寛 院長

伊藤 寛 院長

丸の内デンタルオフィス

千代田区/丸の内/東京駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

東京駅という特別な場所で自由診療の最先端治療を提供

伊藤 寛 院長

当院は一般歯科から矯正、インプラント、審美、噛み合わせ、歯ぎしりと食いしばり…ほぼすべての科目を、私、ひとりのドクターが手がけるクリニックです。どの項目も、通常の3〜10倍の精度と手間をかけて行う自由診療が基本ですが、近隣のオフィスワーカーの方々の便利のために保険診療も行っています。
開院は2004年ですが、当時はコンセプトも探り探りで、あまり明確ではありませんでした。東京駅という都心のなかの都心というこの場所も縁があって決めたもので、当初から大都心で!と決めていたわけではないんです。開業当時の東京駅は、大きいけれど通過点的な存在で、ここを目指して買い物などに来たりする人もいないような街でした。そんな場所でとりあえずは開業が決まり、そして患者さんがだんだん増えて、その方達のニーズに合わせていきながら形ができていったという感じです。そうこうしているうちに、東京駅がどんどん発展してきて賑やかな場所になって驚いているような状況です。

アジア各国から、地方から、独自の治療を求めて患者が訪れる

伊藤 寛 院長

開業は初めてではなく、これまで全国様々な土地で様々なクリニックを立ち上げてきました。そこで痛感したのは、自分の腕を問うため、というよりも、なによりもまずそこにいる患者さんたちの要望に応えなければ意味がないんだということ。本当に場所によって、患者さんの層もニーズもまるで違うんです。例えば私は長年かけてインプラントの技術を磨いてきたのですが、地域によってはそれがほとんど求められていないこともある。なら、そればかりを推しても意味がないですよね。
だから、まずは患者さんありき、それから自分の得意分野を発揮していく、ということです。ここはどうかというと、東京駅というのは住んでいる人がいないんです。なので、いらっしゃるのは、海外赴任中の方や、海外から仕事で日本に来て治療が必要になった方。香港、シンガポールくらいの距離なら日本人、外国人、どちらも普通に通院してくださっています。そしてHPなどで調べて、当院独自の治療を求めて遠方からやってきてくださる方。地方の方にとっては、東京駅というのは来やすい場所です。治療内容でいうと、一般歯科やインプラントよりも審美、矯正のほうが求められます。7割くらいがこのような自由診療の方々で、残りが近隣のビルに勤務する保険診療の方ですね。

次々と現れる最新の技術と材料を、100%使いこなし、治療精度をあげる

伊藤 寛 院長

いろいろ試行錯誤してきましたが、できうる限り高品質で最新の技術と材料で治療したいという気持ちは最初から変わらず、このために全国各地からわざわざやってきてくださる患者さんがいらっしゃるのだと思います。時代とともにどんどん便利な材料や技術が出てきます。そこにちゃんとついていって、治療を進化させることを強く意識しています。歯科医師は技術や道具を開発しません。そのかわり、出てきたものをどれだけ使いこなすか、が問われる。その特性をとことん理解して、技術を磨いて最大の効果が発揮できるよう使いこなし、それによって最善の治療が実現できると考えています。
治療法で言うなら、通常の虫歯は削らずに薬剤で虫歯菌を殺すカリソルブという技術を使う、年齢や矯正のためにできるブラックトライアングル(歯と歯茎の間にできる隙間)をヒアルロン酸を注入してなくす、食いしばりは通常のマウスピース装着による対処療法ではなく、ボトックス注射を行って力がかからないようにする治療を、矯正は通常のブラケットタイプのほか、透明のマウスピースで行うインビザラインも扱っており、これはブラックトライアングルを埋めることのできる装置でもあります。そして予防歯科なら、クリーニングだけでなく虫歯菌の有無を調べる唾液検査を行い、口内フローラを改善するところまで行います。
ほかに環境面でも、ユニットは完全個室で、診療時間は毎回1時間から1時間半。世界基準のBクラス滅菌を徹底して行い、手術室はHCLO超音波噴霧を行って空気中のカビやウイルスを除菌。8倍のルーペと20倍拡大のマイクロスコープを使い分け、限りなく精度の高さを求めていますし、補綴物は国内トップクラスの技師に依頼して作成してもらいます。得意科目であるインプラントは認定医だけでなく指導医の資格も取得しました。…こんなふうに、すべての科目において一歩踏み込んだ治療と環境を提供する、というのが信条です。

ドクターはひとりの総合診療だからこそ、深く正確に診ることができる

開院以来、技術を追求してきたおかげで守備範囲が広がって、私ひとりで患者さんが抱える複数の問題に対処できるようになりました。虫歯からインプラント、矯正、審美、予防までひとりの医師が診る総合治療、これは大きいと思います。例えば、インプラントと歯周病治療を長く経験してきたことで、歯肉や骨の再生についてのメカニズムについて深い知識があるので、口の中の根本から考える矯正ができたり、インプラントと矯正を同時に行える等、総合治療ならではのメリットがあるんです。単科でそれぞれ私より優秀な先生はたくさんいると思いますが、自分はどの科目においても精度の高い治療ができるという自負はあります。そもそも項目ごとに医師が変わったり、クリニックを変えなくてはならないのでは患者さんも大変です。当院にもかつては複数のドクターがいたのですが、より理想的な治療を行うためにこの体制になりました。開業して試行錯誤を続けて13年目、ようやく自分らしいクリニックになってきたなと感じています。
これらの努力を見てもらえたのか、発売されたばかりの『名医のいる病院2018』(医療新聞社)で、光栄なことに”日本の歯科5選”に選んでいただきました。うれしいことですね。こんなふうに取り上げられると大変なこともあるでしょうが、せっかくいただいた機会ですので状況を楽しませてもらおうかなと思っています。患者さんが殺到?いや、まだいまのところは大丈夫です(笑)。
治療については、かなり詳しくホームページに書いています。HPは現在5つありますが、どれも歯科について、技術について、治療について、可能な限り詳細に書き込んだつもりです。治療の仕組み、使っている薬剤、そのメリットデメリット…一般の方には不要かもしれないことまで全部書きました。正直相当な手間なのですが(笑)、なによりも患者さんに治療や口内のことについてもっと知ってほしかったのです。そしてこれを読み込んだ患者さんのなかで、何人かの縁がある方、タイミングの合う方はクリニックまでいらしてくだされば…と思います。

これから受診される患者さんへ

いわゆる歯科の掲げる目標として、80歳まで20本の歯を残そうということが言われています。でも私としては、この目標を高いところに引き上げたいですね。歯の寿命は平均60年程度で、全体の寿命よりずいぶん前なんです。だからどうしても何本かは失うことになる。ならば、インプラントも含めて80歳で28本全て保つことを目指すのなら可能ではないか。インプラントは義歯なので自分の歯としてカウントされないのですが、実際には機能するので数に入れてもいいと思うんです。28本全ての歯を維持することでQOLも上がります。そのうえでともに健康100歳を目指しましょう。

※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊藤 寛 院長 MEMO

  • 出身地:長崎県
  • 趣味:登山、旅行
  • 最近観た映画:『スターウォーズ 最後のジェダイ』
  • 好きな音楽家:バッハ。診療所ではバッハ中心にかけています。
  • 好きな場所:上高地。年に数回いきます。
  • 次に行きたい場所:ハワイ。波の音が違います。

グラフで見る『伊藤 寛 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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