相馬歯科室
品川区/大井/大井町駅
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相馬 基逸 院長への独自インタビュー
これまでに培ってきた技術を、地域医療に生かす。
父は大学に勤務する歯科医師でした。その父の影響を受け、医療という世界に興味を持ち、歯学部へと進んだのです。私は父とは異なり、当初から街の歯医者さんを志望していました。ですから、開業してからはあまり経験できないような勉強をしようと日本大学の口腔外科に進んだのです。口腔外科では悪性腫瘍のグループに所属しました。2年という限られた期間でしたが、非常に濃密な2年間でした。それこそ、365日休みがないような(笑)。しかし、そこで培われた技術と知識は、今になって大きな財産になっています。
その後、八重洲で2年間勤務医を務め、今度は赤坂に場所を移し、院長職を4年間勤め上げました。この間、都心の一等地だからこそ得られる技量を積みあげることができたと思っています。
『相馬歯科室』は2005年に開院いたしました。結婚後、私は大井町に居を定めていたものですから、これまでに培ってきた技術を、地元の方々に提供していきたいと考えたのです(JR京浜東北線/東急大井町線/りんかい線・大井町駅より徒歩13分、JR横須賀線/湘南新宿ライン・西大井駅より徒歩12分)。
開院当初は、八重洲や赤坂で診ていた方々がいらしてくださり、そこからの紹介という形が多くを占めました。もちろん今もその方達は変わらず通ってきてくれていますが、年数が経過するにしたがい、地元の人達が増えてきました。
最近では、訪問診療を始めています。開業して11年が経ち、当初は“普通に”歩いてこられた人達が、だんだんと通えなくなってくるケースが見られるようになりました。その人達を最後まで診ていくのも、私の仕事ではないかと思うのです。私も年をとっていくのと並行して、診療の内容にも良い変化が出てきているように思っているところです。
人生の時間軸に合った、その人にとって最良の医療を提供。
学問的に、技術的に良いとされる治療であっても、必ずしもその方にとって良い治療とは限りません。たとえば、90歳の方に歯石がついていたとしても、その歯石が健康の妨げになっていなければ、無理にとる必要はないわけです。当院では、人生の時間軸に合った、その人にとって最良の医療を提供していきたいと考えています。
それを踏まえた上で、私には1つポリシーがあります。それは、お口の中の感染源をとること。どんな治療をしても治らず、それが感染源となっているケースでは、抜歯も必要な処置だと私は思います。いわゆる、抜かない歯医者はいい歯医者に思われるかもしれません。しかし、それが元で全身疾患を起こしては元も子もないのです。治療で残せる歯は残して、治療しても治る見込みのない歯はすみやかに抜歯する。治療を無為に長引かせないためには、これも重要なポイントだと考えます。
院長を務める相馬先生は口腔外科のスペシャリスト。信念を持って歯科治療に当たられています。