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田中 延幸 院長

NOBUYUKI TANAKA

衛生面にとくに配慮し
全身の健康状態にまで配慮した治療を行う

鶴見大学歯学部に進み、、第一口腔外科勤務を経て大学院に進み、博士号を取得。9年間にわたって大学病院で研鑽を積み、1996年に『田中歯科』を開業しました。

田中 延幸 院長

田中 延幸 院長

田中歯科

足立区/西新井本町/西新井駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

医療系の家族の影響を受け、歯科医師に

田中 延幸 院長

私の父は内科を専門とする開業医で、母は眼科医師として今も現役で仕事をしています。そうした環境のもとに育った4つ上の兄がひと足先に医学部に進んだこと、そして歯科医師である叔父のすすめもあって、鶴見大学歯学部に進みました。実は大学に入る以前の私は、歯科医師の仕事とは「虫歯になった部分を削って・歯型をとって・被せる」ことだと考えていました。でも、大学で全身の解剖などを経験するなかで、責任ある歯科治療を行うためには口腔外科を含めた幅広い知識が不可欠だと感じたんですね。将来開業することを考えたとき、患者さんに何かあったときにも対応できるだけの知識を備えたいと考え、第一口腔外科勤務を経て大学院に進み、博士号を取得。9年間にわたって大学病院で研鑽を積み、1996年に『田中歯科』を開業しました。

顎変形症の治療について、700症例以上を手がけて来た

田中 延幸 院長

大学病院では口腔外科を専門に診療していたことから、私は日本口腔外科学会から専門医として認定を受けています。実は口腔外科の専門医は現在、全国でも1,500名くらいと言われる希少な存在で(笑)。私は大学病院の教授からご指名をいただいて、開業後も十数年にわたって大塚美容外科の非常勤口腔外科医として仕事をし、これまでに「受け口」や「出っ歯」など顎変形症の治療について、700症例以上を手がけて来たでしょうか。反対に、一般歯科治療についての経験が浅かった私は開業当初、毎週末のようにセミナーや勉強会に参加するなどして研鑽を積みました。

来院される方の多くは、兄が院長を務める『田中医院』の患者さんであり、地域にお住まいのご高齢の方々です。持病を抱えながら歯科治療をされる患者さんも少なくありませんが、そうしたケースについても「医科歯科連携」のもとに適切な対応をしています。下の医院からカルテを借りて来て患者さんの投薬履歴をチェックしたり、内科の専門医である兄の意見を求めたり。何よりも患者さんのことを第一に考えて最善の治療を行っていますので、お口の悩みやトラブルについては、ぜひ私たちにご相談いただきたいと思います。

お口の中だけでなく全身の健康状態にまで配慮した治療を行いたい

田中 延幸 院長

私は歯科医療に携わる者として、患者さんのお口の中だけでなく全身の健康状態にまで配慮した治療を行いたいと考えています。足立区という場所柄からなのか、高齢化社会のためか、当院の患者さんの中にも高血圧・糖尿病・骨粗鬆症・膠原病といった持病をもち、お薬を服用されている方が多くいらっしゃいますね。そうした患者さんの治療時に歯科麻酔が必要な場合、私たちは必ず患者さんの血圧を測定することからスタートします。血管収縮剤が含まれる歯科麻酔を注入すると、人間の血圧は上昇するものなんですね。ですから、もしも血圧が高いことを知らずに麻酔注射をしたなら、患者さんが脳梗塞を発症する危険があるのです。また、歯科治療に対する緊張や痛みから恐怖を感じると、麻酔と同じように血圧が急上昇したり、急降下したりします。中には私たちが身につけている「白衣」を見ただけで、血圧が上がってしまう患者さんがいらっしゃるほど。もちろん患者さんの緊張をほぐすためのお声かけなどもいたしますが、とくに小さなお子さんの場合には、そっと目を覆って、なるべく注射器を見せないような工夫もしていますね(笑)。当院では患者さんの緊急時に備えてAEDも導入していますので、安心して治療を受けていただきたいと思います。

衛生面にはとくに配慮し、できるだけ「歯を抜かない」治療を実践

当院では、できるだけ「歯を抜かない」治療を実践しています。そのためにも開業以来、半年に1度の定期健診を呼びかけ、実際にお越しくださる患者さんは3割ほどになるでしょうか。定期的に歯科医院を訪れてお口のメンテナンスをしていただくわけですが、「将来性のない歯」だと診断した場合には抜歯を選択することも少なくありません。こうした抜歯をはじめとする小手術にも対応すべく、当院では消毒・滅菌についても十分な配慮をしています。治療器具の滅菌処理については、高圧の蒸気を使用する「オートクレーブ」と、エチレンオキサイドガスによる「ガス滅菌」をそれぞれ導入。ゴムや金属など治療器具の素材にあわせて、2つの機器を使い分けているんです。また、私たちが手を洗うシンクもオペ室仕様になっていて、一切手を触れることなく衛生的に手洗いをすることができるんですよ。口腔外科出身ということもあって衛生面にはとくに配慮して設備を整えましたが、患者さんに対してのリスク開示も忘れません。閉経後の女性や乳ガンの術後に処方されることが多いビスフォスフォネート系薬剤(骨粗鬆症治療薬)を服用中の方が、歯科治療や口腔外科手術などを受けると、顎の骨が壊死してしまうケースが報告されています。当院ではこうしたリスクについてもしっかりご説明し、安全のもとに治療を行うよう尽力していますが、疑問や不安に感じることがありましたらお気軽にご質問ください。

これから受診される患者さんへ

私が専門とする顎関節症などを治療する口腔外科から、虫歯や歯周病を治療する一般歯科まで。幅広い診療科目を備えて、地域の皆様のお口の健康をサポートしています。日々進化する歯科医療に対応すべく私自身もさらに研鑽を積み、患者さん1人1人に最善の治療をご提供して行きたいと思います。内科や眼科とあわせて、ぜひ歯科医院にもお越しください。

※上記記事は2014.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

田中 延幸 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:スキー、テニス
  • 好きな本:アレクサンドル・デュマ
  • 好きな映画:アクション系
  • 座右の銘:分からないという事はなく、分かる方法を知らないだけだ。(私の信条です)
  • 好きな音楽:ブルース・ロック
  • 好きな場所:九州、天草の海

グラフで見る『田中 延幸 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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