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鈴木 禎 院長/歯学博士

TADASHI SUZUKI

歯科材料の研究・開発で培ったノウハウをもって
オーダーメイドの歯科医療を提供

1991年 東京医科歯科大学歯学部卒、同大大学院博士課程修了。臨床のかたわら研究分野では、生体材料工学を専門に研鑽を積む。歯科材料の研究・開発に携わるほか、幅広い診療を経験。現在は『鈴木歯科診療所』の院長として、患者さんのお口の健康をサポートしている。

鈴木 禎 院長/歯学博士

鈴木 禎 院長/歯学博士

鈴木歯科診療所

中央区／銀座／有楽町駅

  • ●歯科

祖父や父と同じ歯科医師になり、歯科材料の研究・開発に尽力

鈴木 禎 院長/歯学博士

私の家は代々続く医師・歯科医師の家系で初代は幕末の漢方医でした。小さな頃から「歯科医師になるように」と洗脳されていたような気がします（笑）。そんな中、母だけは「好きなことをやりなさい」と言ってくれたのですが、私自身、何か資格をもって仕事をしたいと考えておりまして。医療系か、弁護士かと考えて、最終的に歯科医師になる道を選んだという感じです。東京医科歯科大学卒後、大学院博士課程で生体材料工学を専門にし、歯科で使用する材料の研究・開発に携わるなど、今につながる貴重な経験をすることができました。大学院卒後も研究協力員という立場で、基礎・臨床両分野で数多くの学会発表を行ってきました。主任教授は、「自分が使いたい材料を開発して、卒業までに製品化をめざすように」というような臨床と基礎分野のかけ橋的存在の方で、私が最も影響を受けた教授の1人です。そんな経験を経て、患者さんの診療にあたる医療人、開発者という2つの視点をもって、さまざまな歯科材料の開発をおこなってきました。

最先端の歯科材料と術式をもって、オーダーメイドの歯科医療を提供

鈴木 禎 院長/歯学博士

見た目にも自然な美しさと強度を兼ね備えた「ジルコニアセラミック」や、金具のない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」。これらは、私自身がメーカーの学術担当顧問として携わり、認可に向けた書類のやりとりや最終的なチェックまでをおこなって、世に送り出した歯科材料です。開発の例をたとえるならば、患者さんの歯に薬剤を塗ったあと、30秒間待つ必要があったものが、5秒に短縮できたら患者さんへのご負担が少なくなるだけでなく、治療の効率も大幅にアップしますよね。歯科医療の現場、歯科治療に関する知識があるからこそ、本当の意味で価値ある歯科材料を開発することができると思います。こうした経験をふまえて今、当院の治療においても、新しい歯科材料を私の見地からその是非を判断してから積極的に導入しています。私自身の目で安全性と有効性を確認した材料と確かな術式という、たくさんの引き出しをご用意して。それぞれの患者さんに、オーダーメイドの歯科医療をご提供したいと思っています。

十分な説明とコミュニケーションを大切に、患者さんの理解を深める

鈴木 禎 院長/歯学博士

歯科治療にはどうしても「怖い」というイメージがつきまとい、歯科医院が好きという人は少ないのではないでしょうか（笑）。私は歯科医師会の理事として活動することもあるのですが、患者さんが「怖い」と感じる理由、そして治療時に生じるトラブルの多くは、説明不足やコミュニケーション不足に起因しているように感じます。そのため当院では、治療をはじめるにあたって、患者さんへの十分なご説明を怠りません。レントゲンの画像をご一緒に確認したり、ときには患者さんのお口の中を絵に描いたりと、目で見てわかりやすい説明を心がけるようにしています。ご自分のお口の中のことについて、「よくわからない」という患者さんも多いのですが、それまで知らなかったことがクリアになっていくと、お口の中のことに興味をもってくださる患者さんも多いんですよ（笑）。

定期的なメンテナンスを心がけ、天然の歯を大切に

私たちの歯は、限りある資源です。生涯をとおしてご自分の歯で食事を食べられるように、大切な歯を守るのは患者さんご自身。私たち歯科医師ができることは、全体の1割もないのではないでしょうか。アメリカをはじめとした諸外国には国が運営する歯科の保険制度はありませんから歯科の治療費は総じて高額です。だからこそ人々は口腔ケアに高い意識を持ち、将来的なリスクに備えて積極的に歯科医院を訪れるのです。一方で、歯科治療を保険でまかなえる日本においては‟治療”が主体となり‟予防”や、‟口腔ケア”がおろそかにされる傾向がみられますね。虫歯の治療でセラミックなどの高額な材料をお選びになっても、その治療が長もちするかどうかは、その後のケアやメインテナンスにかかっています。当院においても、治療内容とあわせてメインテナンスの重要性を常に啓発するよう心がけています。少しでも多くの方に口腔ケアの大切さを認識していただきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『鈴木歯科診療所』はJR「有楽町駅」から徒歩2分、「銀座駅」や「銀座一丁目駅」からも1分とアクセスのよい場所にあります。かかりつけの歯科医院を見つけようと思ったとき、一般の方が歯科医師の技術力で判断するというのは難しいですよね。そんなとき、目安にしていただきたいのは、「しっかり説明してくれる」、「治療を急がない」という歯科医師の姿勢。私の経験上、このような歯科医院であれば信頼しても大丈夫かな、と思います。もちろん、お互いの相性もありますので、いくつかの歯科医院にかかってみても良いでしょう。ご自分のお口のことを一生任せられる「かかりつけ医」に出合い、定期的なチェックによって大切な歯を守っていただきたいと思います。

※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鈴木 禎 院長/歯学博士　MEMO

  • 出身地：東京都
  • 趣味＆特技：ものづくり（ラジコンやスケートボード、木工DIYなど）、料理(調理師免許を持っています)、本格的バーべキュー
  • 好きな本：実用書
  • 好きな映画：洋楽、マット・デイモン出演映画のようなアクションもの
  • 好きな音楽やアーティスト：R＆B、ブラックコンテンポラリーなど
  • 好きな言葉　座右の銘：創意工夫
  • 好きな場所：自宅、銀座、ハワイ

グラフで見る『鈴木 禎 院長/歯学博士』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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