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橘 秀和 院長

HIDEKAZU TACHIBANA

男性の更年期障害にも対応。「居心地の良い内装」「女性医師在籍」など、来院しやすさを重視した、地域に根ざした安心の泌尿器科クリニック

2008年に東北大学医学部を卒業後、NTT東日本関東病院で外科レジデントとして勤務。その後、泌尿器科専門医として東京女子医科大学病院、東京女子医科大学足立医療センターや済生会加須病院に勤務し、泌尿器科副部長を歴任。2023年12月に「麻布十番たちばな泌尿器科・皮膚科クリニック」を開院。現在、東京女子医科大学病院泌尿器科の非常勤講師としても活躍中。

橘 秀和 院長

橘 秀和 院長

麻布十番たちばな泌尿器科・皮膚科クリニック

港区/麻布十番/麻布十番駅

  • ●泌尿器科
  • ●皮膚科

身近な人々の健康を守りたいという思いから開業を決意

橘 秀和 院長

医療系のドラマでテキパキと手術を行う医師の姿を見て憧れを抱き、外科医を志したのが始まりでした。最終的には泌尿器科の医師になりましたが、ロボット手術などのより新しい技術を積極的に取り入れていくような気風が泌尿器科の魅力と感じています。
これまで大学病院において前立腺がんや腎臓がん、膀胱がんの手術や抗がん剤治療、そしてターミナルケアなどに長く携わってまいりました。その経験から、より多くの人にがんの予防や早期発見の重要性を伝えたいと考えるようになったのです。日常の症状にも潜むがんの可能性に気づきを提供し、身近な人々の健康を守りたいという思いを胸に、自分自身の信念を実現する場として開院を決意しました。

華やかさと温かみを兼ね備え、多くの患者さんが来院しやすいクリニックに

橘 秀和 院長

泌尿器科のクリニックを訪れる際、緊張してしまうという方もいらっしゃると思うんですよね。少しでもリラックスしていただけるように、当院は軽井沢の森をイメージした内装で、華やかさと温かみを兼ね備え、男性はもちろん、女性やお子さまも気軽に来院できる環境を整えています。また、女性医師の外来診療日を週2回設け、女性が相談しやすい体制を整備しているのも特徴です。泌尿器科の病気は陰部の皮膚のただれなどもあることから、当院では皮膚科も標榜しています。皮膚科においては、泌尿器科特有の症状だけでなく、ニキビやアトピー、蕁麻疹など幅広い疾患にも対応しています。

男性更年期障害の治療にも尽力

橘 秀和 院長

昨今、男性の更年期障害が注目され始めていますが、まだ十分に認識されていない部分もあります。女性の更年期障害と同じく、体がだるくなったり、意欲が低下したり、性機能に変化が出たりすることが特徴です。採血により診断が可能で、男性ホルモンの補充による治療で多くの方が元気を取り戻します。この治療は保険適用で受けられるため、ぜひ知っていただきたい分野ですね。

当院に来院される患者さんの中にも、男性更年期障害のお悩みを抱えた方がいらっしゃいます。その他では、性病では20~40代の方が多く、前立腺肥大症や男性更年期は50~60代の方が多いかなという印象です。70代以降の方も排尿のトラブルなどでいらっしゃいますね。また、前立腺がん治療後のフォローやホルモン療法中の方もいらっしゃいます。女性の患者さんでは膀胱炎が多く、来院者の割合は男性と女性でほぼ半々といったところです。手術については、包茎手術やパイプカット、皮膚科では皮膚腫瘍や粉瘤の除去も対応しています。包丁で指を切ったり、ペットの犬にかまれたなどのけがも対応しています。家族でのご来院も増え、地域に根差したクリニックとして今後もその役割を果たしていきたいですね。

スタッフは全員女性。患者さんに丁寧に接することを心がけて

患者さんが来院しやすい立地を重視し、駅から徒歩2~3分の場所を選びました。この地域には以前から馴染みがあり、月に1回ほど街の掃除ボランティアにも参加しています。地元の方々に貢献したいという思いも、この地を選んだ理由のひとつです。

火曜日の午前中および土曜日の午前中は女性医師が診療を担当しています。スタッフは受付も看護師も全員女性で、患者さんに丁寧に接することを心がけています。例えば、尿検査を行う際には、受付カウンター越しではなく、スタッフが直接コップを渡してトイレへご案内しています。一方的な対応ではなく、患者さんに寄り添う姿勢を大切にしています。

これから受診される患者さんへ

当院では、患者さん一人ひとりの症状にしっかり向き合い、安心して治療を受けていただけるよう心がけています。膀胱炎の診療では、抗生剤を処方して終わりではなく、尿路結石やがんなど隠れたリスクがないか精密検査をご提案しています。そうすると、患者さんに「ここまでしっかり診てくれるんだ」と喜んでいただけるんですよね。また、がんが見つかった場合には、近隣の虎の門病院と連携し、必要な手術や治療を迅速にご紹介しています。どんなにささいな症状でも重大な病気が潜んでいることがありますので、悩むよりまずは気軽にご相談いただきたいですね。「何もなくてよかった」と安心して帰っていただけるのが一番だと考えています。患者さんが信頼できる場所であるために、これからも丁寧な診療を続けます。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

橘 秀和 院長  MEMO

泌尿器科専門医 /透析専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:東北大学医学部
  • 趣味:ランニング
  • 好きな映画:スパイ映画
  • 好きな場所:「レインボーブリッジが見える場所」
  • 座右の銘:「臥薪嘗胆(目的達成の為に努力を重ねること)」

橘 秀和 院長 から聞いた
『男性更年期障害』

男性更年期は早期の診断と適切な治療によって、生活の質を向上させることが可能

男性更年期は、40歳以降に男性ホルモンである「テストステロン」の低下が原因で現れる症状であり、発症年齢や症状には幅があります。主な症状は、身体的なもの、精神的なもの、そして性機能の低下の3つに分類されます。身体的な症状には、疲れやすさ、倦怠感、筋力の低下、頭痛などが挙げられます。精神的な症状としては、意欲の低下や働く気力の減少、鬱のような状態、集中力の低下が見られることがあります。そして性機能の症状には、ED(勃起不全)、性欲の低下、朝の勃起が減るなどがあります。診断のためには、採血によって血中テストステロンの測定を行うのが一般的です。

治療は、テストステロンを補充する方法が中心です。海外では飲み薬、塗り薬、注射などの選択肢がありますが、日本では肩への筋肉注射が主流となっています。通常、1カ月に1回、多い場合には2週間に1回注射を行いながら、患者さんの症状に応じて治療を調整していきます。また、予防としては、テストステロンを増やす生活習慣を取り入れることが重要です。筋力アップのための運動はテストステロンの増加につながり、その結果やる気が湧き、さらに運動を続けるという良い循環が生まれます。栄養面でもたんぱく質や亜鉛、ビタミンの摂取を意識し、十分な睡眠を取ることも大切です。

男性更年期の症状に心当たりがある方は、ぜひ泌尿器科での受診をご検討ください。早期の診断と適切な治療によって、生活の質を向上させることが可能です。

グラフで見る『橘 秀和 院長 』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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