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鈴木 智崇 院長

TOMOTAKA SUZUKI

イライラや不安が治まらない、仕事や家事が手につかなくなったら、悩まずお気軽にご相談ください。

大学卒業後、大学病院などで経験を積んだのち、門前仲町駅そばに開業。

鈴木 智崇 院長

鈴木 智崇 院長

こころクリニック門前仲町

江東区/富岡/門前仲町駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

何気ない会話の積み重ねが信頼関係を育んだ。

鈴木 智崇 院長

私が医学部5年生で研修をしているとき、精神科に入院していながら、なかなか症状がよくならないという患者さんに出会いました。「薬が効かなくて、治療法を模索している」ということでしたが、当時はまだ学生でしたので、私が何か治療を施したり、処置をしたりするということはありません。ベッドの側に座って、患者さんとゆっくりお話をすることが、私の「仕事」でした。日常的なとりとめのない話をする中で、ふと患者さんがおっしゃったんです。「実は、薬を飲んでいないんです…」と。薬が効いていないのではなく、そもそも薬を飲んでいなかったんですね。だから症状が改善されないままだったということが分かりました。何気ない会話を重ねるうちに、患者さんとの間に信頼関係を育むことができたのだと思います。患者さんが心を開いてくれたからこそ、「実は…」という言葉が出てきたのではないでしょうか。学生でありながら、誰かの役に立つことができた喜びが、精神科医を目指そうという思いをより高めてくれたように感じます。

一人ひとりの患者さんとじっくり向き合える場を求めて。

鈴木 智崇 院長

開業前はいくつかの病院やクリニック、大学病院で勤務をしていました。その中で大学病院に勤めていたときに、開業への思いがより強くなりましたね。大学病院では約2年おきに出会いと別れがやってきます。しかし、精神科に通院なさっている患者さんの中には慢性疾患の方もいらっしゃいます。その方たちには2年というサイクルが短いんです。医師として経験を積めば積むほど、何年もじっくりおつきあいして経過をたどっていくという治療が必要だと考えるようになりました。
担当していた患者さんを、異動先で再び診察することになったという経験があります。その時は全くの偶然だったのでとても驚きました。その方は、私が前の勤務先を離れる時にはずいぶんと症状がよくなっていたのですが、異動先で再び診察したときはさらに症状が悪くなっていたんです。徐々に回復してきたときのタイミングで異動することは本当に心残りだったので、余計に「異動せずに診ることができていたら…」という思いにかられましたね。このような経験を経て、一人ひとりの患者さんをじっくり診させていただきたいと強く考えるようになり、開業に至りました。クリニックでしたら異動もありませんし、それぞれの患者さんと、とことんおつきあいすることができますからね。

お子さんからご高齢の方まで幅広く対応。

鈴木 智崇 院長

門前仲町にクリニックを開院した理由は、下町の雰囲気が残っているあたたかい街だということと、大学時代、門前仲町に住んでいる友人のところによく遊びに来ていて、親しみを感じる場所だからということです。ビジネスパーソンから職人さんまでさまざまな方が働いていらっしゃるので、さまざまな職業の方の相談に乗れたらいいなと思っています。患者さんの年齢層も、思春期のお子さんからご高齢の方まで幅広いんですよ。当院の強みは、うつ病や躁うつ病、統合失調症、パニック障害や不眠症、認知症など、精神科の疾患、全般を診ることができるということ。ですので、例えばご家族にうつ病と認知症の方がいたとしても、どちらも診察することができます。
症状が非常に重い方は大学病院での治療が必要ですが、その前の段階、また治療後のケアはクリニックで個別に、丁寧に診ていくことが大切です。患者さんの環境が精神面に影響を及ぼすこともありますので、そういったお話もじっくり伺い、治療の方針を立てるようにしています。日本橋にある『八重洲クリニック』さんと提携しているので、症状によっては頭のMRIを撮る必要がある場合など紹介させていただくこともあります。

通院のきっかけとなる「サイン」とは?

明らかに通常のパフォーマンスが落ちているということですね。仕事にしても、「いつもできていることができなくなった」「単純なミスが増えた」など、以前と違うなということが生じてきます。仕事が時間通りに終わらないから残業が増える。そうすると帰宅時間が遅くなり、睡眠時間が減ってしまう。こういったサイクルが生じたら気をつけなければなりません。
また、若いのに物忘れが激しくなったときも注意が必要です。ご自身では自覚がなくても、ご家族や上司の方が「あれ?ちょっとおかしいぞ」と気づいて、ご本人に受診をすすめることも少なくありません。また、産後職場に復帰なさった女性の中には、職場の環境が産休前と変わってしまったことに戸惑い、うまく適応できないというお悩みを抱えていらっしゃる方もいます。イライラや不安が治まらない状態が続き、仕事や家事、育児が手につかなくなったら抱え込まずにお話に来ていただきたいですね。

これから受診される患者さんへ。

直接お越しいただいてもよいのですが、お電話でのご予約も承っているので、そちらをご利用いただくと待ち時間の負担が少なくて済むかと思います。東西線や都営大江戸線、都営バスの各路線などもご利用いただけますし、門前仲町の駅から徒歩1分と、アクセスも便利です。精神科の疾患、全般の診察をしていますので、「学校に行けない……」とお悩みの学生さんと保護者の方、「うつ病かも知れない……」と不安を感じていらっしゃる方など、どんな症状でもご相談ください。「こんなささいなことでもいいのかな」と心配することはありません。
また、今後は認知症の治療にも力を入れていきたいと思っています。「ちょっと物忘れが多くなってきたな」と自覚するようになると、精神的に不安定になってしまいます。その不安やイライラをご家族や同僚にあたってしまい、周囲の方との不和が生じてしまう。そうするとご本人も含め、周りの方もつらい状況になってしまいます。そういった負の連鎖を断つためにはどうしたらよいかを、根本的なところから解決したいと思っています。

※上記記事は2014.8に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鈴木 智崇 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味・特技:トライアルに出ること、アウトドアスポーツ
  • 好きな本:SF小説
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 好きな言葉:灯台下暗し
  • 好きな音楽:ロック系
  • 好きな観光地:福島

グラフで見る『鈴木 智崇 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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