長屋 憲 院長
KEN NAGAYA
漢方・西洋医学ともにすべて保険診療で実施。患者さんのよきアドバイザーを目指す。
大学卒業後、整形外科を専門に勤務。その後、大学病院を休職し韓国へ留学し漢方を学ぶ。帰国後、ソニーでの勤務を経て、五反田駅近くに開業。
長屋 憲 院長
五反田西口クリニック
品川区/西五反田/五反田駅
- ●内科
- ●整形外科
- ●消化器内科
- ●皮膚科
- ●アレルギー科
本格的に東洋医学を学ぶため韓国へ留学。
我々の世代は、手塚治虫さんの鉄腕アトムを見て育ったようなものです。例にもれず、私もアトムに憧れ、エンジニアになって世の役に立ちたいと願い、工学部へと進み就職をしました。しかし、いざ会社に勤めてみると、当然のことながら自分の好きなことだけ出来るわけではありません。すぐにでもロボットを作れる意気込みだったんですがね(苦笑)。
私には子供の頃に夢見た職業がもう1つありました。そこで悩んだ末に会社を辞め、医学部に入り直したのです。私の家系は医者が数十名を数えるくらいでしたから、自分にはその方が合っていたようですね。
医師免許を取得し、整形外科を専門に選びました。その理由としては、整形のリハビリの1つとして、鍼治療があったからです。私は学生の頃より東洋医学に興味を持っていました。「もっと本格的に東洋医学を学びたい」 その一心で大学病院を休職し、漢方をより科学的にとらえた臨床研究がなされている韓国へと留学。急な崖を登るような厳しさでしたが、この期間に漢方専門医としての礎となる経験が出来たと考えています。
韓国から帰国後、私はソニーに勤務しました。嘱託社員と正社員とを合わせ、15年ほどだったでしょうか。ソニーの創業者たる井深大さんは、幼児教育と東洋医学に興味を持たれた方でありました。ところで、東洋医学には脈診と言い、脈に触れることで病気の診断や治療計画を立てる診断法があります。この脈診を定量科学によって数値化するプロジェクトに私は携わったのです。
特許も取得してプロジェクトが一段落したのち、私はソニーにおいとまを願い、1人の開業医として臨床に立ち返る決断をしました。それが、1994年のことになります。
西洋医学で結果の出ない方が数多く来院。
『五反田西口クリニック』は漢方専門クリニックです。主な疾患としては、頭痛やめまい、アトピー性皮膚炎や花粉症、喘息などのアレルギー症状。あるいは腰痛や肩こりといった整形外科疾患。それらに加え、婦人科疾患や一般内科に類するものを診ています。
傾向として、症状の軽い方はほとんどいらっしゃいません。来院される方は、西洋医学で思うような治療結果が出ず、思い悩んでいらっしゃるケースがほどんどというところです。
漢方治療が難治性疾患の多くを快方へ導く。
頭痛やめまいといった症状は、漢方でいうところの「気帯」「水毒」が原因であることが多いゆえに、漢方薬や鍼などを用いての根本的な体質改善をおこなっていきます。アトピー性皮膚炎に関しては、患者さんの症状や体質などを加味して漢方を処方し、それに加えて入浴剤によって体質を改善することにより、ステロイド剤を徐々に減らしていく治療をおこなっています。花粉症については体を温めることを基本とし、当院独自のハーブティーをコーヒー替わりに飲んでいただくとともに、漢方治療(一部に抗アレルギー剤を併用)によって症状の改善をはかっていきます。また、腰痛や肩こりなどの整形外科疾患については鍼治療を中心とした治療をおこなっています。ギックリ腰などの急性腰痛については、3日間で80%の方が完治されています。
難治性疾患の全てが東洋医学のみで治るわけではありません。しかし、東洋医学思想を基盤として加療していくことにより、今よりはるかに快適な状態に持っていくことは難しいことではないのです。
女性特有の疾患にも有効な漢方からのアプローチ。
更年期障害や冷え性、月経不順などの婦人科疾患については、漢方と食養生により症状の改善を図っていきます。
人の体は、何を食べるかによって反応が変わってきます。例えば冷え性で悩んでおられるならば、体を冷やすような冷たい飲み物や食べ物は避けられたほうが良い。そこからさらに進み、土の上に出来るレタスやキュウリが体を冷やすのに対し、土の中に出来る大根や人参などの根菜類には体を温める作用があることも考慮なさってください。
とはいえ、人間は1人ひとり体型や顔が異なるように、何かを食べれば誰しもが良くなるということはありません。その方に合った漢方薬や食事指導をオートクチュールでお作りしていくのが漢方治療なのです。
これから受診される患者さんへ。
当クリニックでは漢方・西洋医学ともに保険診療でおこなっております。「煎じ薬は高価…」とお思いの方もどうぞ安心してお越しください。また、漢方一般に対して、「苦い」「匂いがキツい」「飲みにくい」といったイメージをお持ちの方も多いと思われますが、決してそんなことはありません。甘草やシナモンなどを加え、飲みやすい当方の漢方をお試しいただければと思います。
人生のおおよそ3分の2を過ぎ、今後はいかにして長く医者として仕事を続けられるかということも想定するべきことのうちに入ってまいりました。この先、診療時間を短くしたり、休診日が増えるといったこともあるやもしれませんが、診療は命ある限り続けてまいりますのでご安心ください。
病気から快復さしめるのは、「治りたい」という気持ちを持ったあなた自身です。そして、医者はその快復をお手伝いするアドバイザーでありアシスタントに過ぎません。皆様の努力が実を結びますよう、良きサポート役として努力を重ねていく所存です。
※上記記事は2014年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
長屋 憲 院長 MEMO
- 出身地:岐阜県
- 趣味・特技:ゴルフ、ジムワーク
- 好きな本:西岸良平の作品
- 好きな映画:アナと雪の女王
- 座右の銘:百折不撓
- 好きなアーティスト:谷村新司、北山修
- 好きな観光地:京都
グラフで見る『長屋 憲 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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五反田西口クリニック
長屋 憲 院長
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