東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

麻生 博子 院長

HIROKO ASOU

目指したのは「街の保健室」心も身体も相談できる場所に

東京女子医科大学卒業。
大学病院の産婦人科、形成外科を経て、昭和60年より眼科の開業医に勤務。
その後、青森県の医療機関で13年間眼科と精神科の診療に携わる。
2023年1月に麻生クリニックを開院。
長年の医師経験を活かし、眼科・心療内科・内科の幅広い診療に対応できる「街の保健室」として、心も身体も健康な人を増やすことをめざして尽力している。

麻生 博子 院長

麻生 博子 院長

麻生クリニック

千代田区/六番町/市ケ谷駅

  • ●眼科
  • ●心療内科
  • ●精神科
  • ●内科

「医師以外の才能はない」と医療の道へ

麻生 博子 院長

実はもともと「医者になろう」とは思っていませんでした。
もっと他の、例えば人形を作るとか、そういうことに興味があったので、そんな道も良いなと思っていたんです。母には「優しいだけが取り柄だ」と言われていましたね(笑)母も祖父も医師だったこともありますが、とにかくそんな子でしたから、医師になる以外の選択肢が無かったというのが正直なところです。今となっては、40年以上も医師を続けられているので、医療の道を選んで良かったと思っています。
医学部を卒業したとき、本当は形成外科医になりたかったんですよ。ただ、時代的な風潮もあって形成外科の医局に女子は入れてもらえなかったのですが、医師になったからには「メスを持ちたい」という思いがあって、次に挑戦したのが産婦人科でした。でも、産婦人科もだめでしたね。妊婦さんの検診のときに、手が小さいせいで内診ができなかったんです。産婦人科医が内診できなければ仕事になりませんから、結局諦めざるを得ませんでした。その後、他大学での形成外科、開業医の眼科、青森にいた頃には精神科にも関わることができて、いろいろな診療科を幅広く経験することができました。このクリニックも過去の経験があったからこそ「眼科・心療内科・内科」で開業することができたんです。

「正しく見る」という当たり前を伝えたい

麻生 博子 院長

眼科の診療は、一番長く経験してきました。眼科医療も様々なので高度な手術をする医院もありますが、当院はもっと身近な「近所の眼のお医者さん」です。普段の「見る」ということが快適にできるようなメガネを合わせたり、コンタクトレンズの処方をしたり、花粉症やものもらいなど身近な眼科医療に対応しています。もともと、眼の基本というのは「ものを正しく見る」ためのサポートです。視力を維持するということは当たり前なんですが、当たり前過ぎて逆に伝えていないという医療の現状があるんですね。その基本的なことをお伝えして、安心していただくような医療を提供するのが当院の役割だと思っています。

風邪から生活習慣病まで。未病のうちに健康づくりを

麻生 博子 院長

内科では一般的な風邪から糖尿病まで診療しています。とくに、生活習慣病というのは病気になる以前に未病という状態があるので、その段階で食事などに配慮するようなアプローチができるんです。年齢が上がるにつれてコレステロールの高い方も増えてきますが、どんな状態でもコレステロール値を下げればいいわけではありません。患者さん一人ひとりをよく診て、本当に治療しなければならない症状に対応できるように配慮していますね。他には、糖尿病の方でも楽しく美味しく食事ができるためにはどうやって治療していくのが良いか、など、制限だけではない寄り添った治療ができるように介入しています。

悩みや不安はその日に相談。夜8時までかかれる「心療内科」

心療内科の治療は「自分に目を向けて治療していく」ことを支援しています。現代は心も身体も疲れている方が多いですよね。何かしらつらい症状や相談したいことがある方に、できればその日のうちに解決してほしいと考えて夜8時まで診療しているんです。特に今は、社会情勢もあって閉塞感を感じやすい状況ですから、生きづらさを抱えている方がもっと気軽に利用できるように、ゆくゆくはオンライン診療もはじめる予定です。また、診療の中に「黙示伝授セレモニー」を取り入れています。黙示伝授(もくしでんじゅ)セレモニーというのは、カードゲームのように行うんですが、いわゆるゲームとはちがって勝ち負けがないんです。他人と競争しないんですよ。自分自身の内側と向き合って「自分自身のエゴと戦う」という体験をするうちに、相手と協調し合わないとゲームの目標が達成できないということを感じるんです。実践した方は自然に他人を認めることができるようになったり、自分の生き方や気の持ち方を自分で変えていくことも叶うようになります。その結果、参加後は自律神経が整って「落ち着いてイライラしなくなった」「引きこもりの子が社会復帰できた」という変化もあるんですよ。以前精神科に関わったときから感じていたんですが、ひとことで「うつ」と言っても一人ひとり症状が違いますし、要因も様々なんです。当院では一般的な薬物治療による対処療法ではなくて、黙示伝授セレモニー、また分子栄養学という観点からも治療を行っています。分子栄養学というのは主に普段の食事から見直して、治療につなげる方法です。これまでに抗うつ剤などを処方されても改善しなかった方は、一度ご相談いただきたいですね。

◆分子栄養学について
分子栄養学とは要約すると栄養を分子レベルまで分解し、体の中でどのように働くのかを研究する学問です。今、アメリカでも注目されている学問です。分子栄養学では個人の体格差で必要になる栄養が変わります。一人一人に必要な栄養が何か、食事でどのように摂取したらいいかアドバイスしていきます。

これから受診される患者様

「麻生クリニック」はJR総武線の市ヶ谷駅から徒歩約4分、JR中央線の四ツ谷駅からも徒歩約10分で、電車からアクセスしやすい場所にあります。また夜8時まで診療しており、会社帰りの受診も可能です。診察のモットーは「帰るときに笑顔になってもらう」こと。受診していただく方には希望を与えて、生きる気力をもってお帰りいただくことを大切にしています。皆さんにお伝えしたいのは「喜びながら人生を過ごし、楽しく生ききりましょう」ということです。今健康な方は健康の維持を、病気を経験された方には自分の経験を伝えて病気の人に希望をもたせるような人になっていただけたらと思います。当院でもできる限りのお手伝いをしますので、なにか気になることがあればちょっとしたことでも構いませんので、遊びに来る感覚で相談に来てくださいね。現代は体調の変化や検診の結果など、自分の身体や心に疑問を抱えたまま過ごしている人が多いですから、当院を「街の保健室」だと思って気軽にお話に来ていただけたら嬉しいです。

※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

麻生 博子 院長 MEMO

  • 出身地:高知県
  • 趣味:自己啓発
  • 好きな本:キューブラー・ロス』『カール・グスタフ・ユング』『明恵上人』の作品
  • 好きな音楽:グレン・グールド(カナダのピアニスト)
  • 好きな映画:『メリー・ポピンズ』
  • 好きな場所:自然の大きな木がある所。
  • 好きな言葉:『 全てを喜びの表現に活かし生かす真中の位にミズカラをポジショニングし続ける』

麻生クリニック 麻生 博子 院長に聞いた
ドライアイ[乾性角結膜炎] ドライアイ

麻生 博子 院長

現代人に多い「ドライアイ」眼の表面のうるおいを保って予防を

ドライアイは、まばたきが減ることでおこります。本来はまばたきの度に眼の表面がうるおいますが、まばたきの回数が減ると涙液が蒸発して眼の表面が乾いてしまうのです。
合わない眼鏡で凝視していたりパソコンの狭い画面を見続けたりすると、まばたきは少なくなりますので、ドライアイの予防は目にあったメガネを使うことと、眼を休めることです。治療も同様に、眼を酷使せず眼の潤いを補うことが大切です。仕事柄、画面を見る時間が長い方や、長いこと眼鏡の調整をしていない方は、気づかないうちにドライアイになっているかも知れません。心当たりのある方は、一度眼科にご相談いただくことをおすすめします。

グラフで見る『麻生 博子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION