東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

川原 正行 先生

MASAYUKI KAWAHARA

低用量ピルの処方を中心に毎日頑張る女性をサポート。何でも気軽に相談できる駅チカのレディースクリニック

岡山大学医学部卒業後、産婦人科を専門に研鑽を積む。母校の大学病院や広島県内の病院で経験を重ね、産婦人科専門医を取得。その後、内科や小児科など幅広く診療するほか、医薬品承認審査業務などにも従事。都内のレディースクリニック勤務を経て、川崎駅そばに『ルナレディースクリニック』を開業。2022年7月、新たに新橋駅前に開業。

川原 正行 先生

川原 正行 先生

ルナレディースクリニック新橋銀座口院

港区/新橋/新橋駅

  • ●婦人科

産婦人科を中心に幅広い領域を経験してスキルを磨く

川原 正行 先生

私の高校時代はちょうどバブルがはじけた頃でした。自分としては物理学者になりたい気持ちがあったものの、将来的なことを考えると確実に収入を得られる職業がいいだろうと親に強制されて、最初はそんな気持ちから医師を目指したというのが正直なところです。大学時代は勉強よりも部活に打ち込み、「医師は体力勝負だ」とばかりに週に10回の練習をこなしていました(笑)。
大学卒業後は産婦人科を専門にキャリアを重ねることになるのですが、自分の中の理想の医師像は「目の前で倒れている人を救ってあげられる」存在でした。一方で産婦人科の診療対象は女性に限られており、診療の中心になるのは下腹部まわりの病気の治療です。そのため産婦人科専門医の資格を得た後は「何でも診られる医師」を目指して、内科・小児科・脳神経外科など幅広い領域を経験してスキルを高めました。その後は中国に渡って現地の日本人の診療にあたったり、外資系の製薬会社に勤務したり、興味の赴くままにさまざまな立場で医療に関わってきました。

医療の力で女性をサポート。駅チカで通いやすいレディースクリニック

川原 正行 先生

クリニックを開業するまでは中国で仕事をしていた時期があったり、製薬会社の社員としてアメリカで暮らしたりしたこともありました。そうした中で痛感したのは、日本女性がいきいきと活躍するためにはあまりにも多くの障壁があるということです。欧米社会では女性の管理職が珍しくないのに対して、日本では女性の社会進出もままならないのが現状です。男性は仕事だけをしていればいいですが、女性は家庭と仕事を両立しながら命がけで出産し、子育てや介護まで担わなければなりません。私が女性のためのクリニックを作ろうと考えたのは、毎日頑張っている女性のみなさんを医療の力で応援したいと思ったからです。
女性特有の症状や美容面のお悩みにお応えできる体制を整え、『ルナレディースクリニック』を開設したのは2021年8月でした。最初のクリニックは川崎駅前に、続いてここ新橋にクリニックを開いたのは2022年7月です。どちらのクリニックにも共通していることは、ターミナル駅からすぐの恵まれた立地であること、日曜・祝日にも診療を行っていることです。これはお仕事などで忙しくされている女性にも気軽に足を運んでいただきたいという想いからで、LINEによる来院予約やWeb問診などを活用することで待ち時間の短縮にも努めています。コンビニ感覚で受診していただける環境を整えておりますので、つらい症状は我慢せず気軽に受診していただきたいですね。

つらい症状は我慢せず、低用量ピルを上手に活用してほしい

川原 正行 先生

日本人は「耐え忍ぶ」ことを美徳とするところがあるようで、生理痛を我慢したり、無痛分娩で出産なさる方が少なかったりするのが現状です。生理痛や生理不順を「仕方ない」と諦めたり、ひと月の半分を暗い気持ちで過ごされていたり、仕事だけでなく日常生活に影響が出ている方も少なくないのではないでしょうか。私は製薬会社で働いていた経験やアメリカでの生活を踏まえて、日本女性はもっと医療の力を活用するべきだと思っています。今すぐに妊娠を望まないのであれば低用量ピルでつらい症状を和らげることができますし、おりものをはじめとしたデリケートゾーンのお悩みにも必ず解決方法があるはずです。
当院にも20歳~30歳代を中心に幅広い年代の患者さんがお越しになりますが、そのうち半数ほどは低用量ピルの処方をご希望の方です。低用量ピルは避妊やニキビ治療を目的とする場合は自費診療となりますが、生理痛の症状を和らげるために使用する場合は保険が適用されます。いずれの場合も、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

毎日頑張っている女性が気軽に相談できる場所をつくりたい

お仕事をお持ちの方が医療機関を受診することはハードルが高く、病院に行くために半休を取ったり、お薬を処方してもらうために何時間も待たされたりといったケースも少なくないようです。私はそうした不便さを解消したいと考えており、新橋に新しくクリニックを開いたのも近隣にお勤めの方々に気軽に足を運んでいただきたいという想いからでした。まずは身近な場所にあるクリニックとして認識していただいて、少しずつ信頼関係を築きながら、どんなことでも気軽に相談できる存在になれたら嬉しく思います。
一般に、婦人科のクリニックはがん検診など「大きな病気を相談にいく所」といったイメージがありますが、私はおりものの悩みも生理中の不快感も遠慮なくご相談いただきたいと思っています。日本の社会の中で女性がいきいきと活躍できるように、日々頑張っている女性のみなさんが不安なく生活できるように、医療の力でサポートさせていただくことが私たちの役割だと考えています。

これから受診される患者さんへ

『ルナレディースクリニック 新橋銀座口院』は「新橋駅」から歩いて3分ほどのビル10階で診療しています。
私がまだ若い研修医時代に、自分と同世代で同じ様に小さな子供を持つ女性患者さんを担当したことがありました。私が出会ったときは子宮頸がんが進行して手の施しようのない状態になっており、その方は赤ちゃんを出産した半年後に亡くなりました。残念ながら私にはがんの痛みを和らげることしかできませんでしたが、彼女は赤ちゃんの成長やご家族のために何としても生きていたかったはずです。私は医師として、誰かの「生きたい」と願った明日を生きる責任を感じながら、女性の活躍できる社会へより良くすることが使命だと思っています。日常生活における悩みを解決に導くとともに、大きな病気を早期に発見して適切な医療につなげたい。何よりも家事・仕事・育児に頑張っている女性を全力で応援したいと考えておりますので、たとえ小さなお悩みでもお気軽にご相談いただきたいと思います。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

川原 正行 先生 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:香川県
  • 趣味&特技:関心を持ったことに挑戦すること
  • 好きな本:実話書
  • 好きな映画:ホテル・ルワンダ
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所:自然の多い場所
  • 好きな言葉:誰かの「死ぬほど生きたい」と思った明日を僕たちは生きている
  • 出身大学:岡山大学

川原 正行 先生から聞いた
『クラミジア感染症』

コンドームの使用を徹底し、パートナーと一緒に治療に取り組むことが大切

クラミジアは性感染症の中でも発生頻度の高い病気です。性交渉によって感染するため女性・男性どちらも発症する恐れがありますが、特に女性の場合は卵管に炎症が起こり不妊症につながるリスクが高まります。

クラミジアに感染した場合、初期の段階で症状が出ることはまれで、それが爆発的ともいえる感染拡大の要因となっています。男性であれば性器周辺のかゆみや排尿時の違和感、女性ではおりものの変化などが受診のきっかけになるでしょう。治療では抗生剤を使用することが一般的ですが、耐性菌を持っている方では薬による治療効果が期待できない場合もあります。またクラミジアは一度症状が治まっても繰り返し感染してしまう特徴があるため、治療をする場合はパートナーと一緒に取り組む必要があります。

クラミジア感染症を予防するには、コンドームの装着がもっとも有効です。ピルは避妊には効果があっても感染症を予防することはできません。コンドームを正しく装着することが自分やパートナーを守ることにつながります。

グラフで見る『川原 正行 先生』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION