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藤本 瑛介 院長

EISUKE FUJIMOTO

患者さんが満足のいく診療が受けられることを大切に。質の高い医療を維持しつつ、いつも患者さんに寄り添えるクリニックを目指して

祖父のがん闘病を経験し、適切な医療を提供できる医師になるべく医学の道へ。聖マリアンナ医科大学を卒業後、最新の医療をクリニックレベルで実現したいという想いから開業。現在に至る。

藤本 瑛介 院長

藤本 瑛介 院長

宮前ふじもと腎・泌尿器科クリニック

杉並区/宮前/富士見ヶ丘駅

  • ●泌尿器科
  • ●女性泌尿器科
  • ●小児泌尿器科

祖父の死を経験し、適切な医療を提供できる外科医になりたい

藤本 瑛介 院長

小学生の頃に、それまでピンピンと元気にしていた祖父が胃がんだと診断を受けたことがありました。胃全摘の手術を受けたのですが、そこから半年後に祖父は亡くなりました。祖父の状況は当時の僕には理解できませんでしたが、手術をきっかけに痩せていく祖父の印象が強く残っています。医療知識の全くない自分にとって、祖父の選択が正しかったかどうかはわかりませんでした。
この祖父の経験から医学の道に進みたいと思ったことが、医師を志した大きなきっかけです。医師の中で外科医を選んだことも、祖父に関係しています。身体に侵襲を加えて治療しても、そのせいで寿命が縮んだら意味がないと感じたからです。患者さんにもわかりやすいように説明し、適切な医療を提供したり、術後の状態を考えた外科手術を行いたいと思いました。
泌尿器科を選んだのは、研修時代から学問的に興味があったからです。泌尿器科のイメージは、一般的に排泄部分かと思われるのですが、実際は腎臓などの臓器を含めて全身状態を診る必要があります。尿の通り道は内臓に直結していますからね。それに、泌尿器科は他の外科とは異なり、若手からベテランになるまでのラダーが分かりやすいということも魅力でした。任される手術はスキル別になっており、自分の将来像が見えやすいのです。新人から一人前に手術ができるようになるStepが明確であり、段階を踏んで成長できる診療科だと思っております。

愛着のある地元で患者さんと信頼関係を築き、寄り添った医療を提供したい

藤本 瑛介 院長

大学を卒業後、約9年間大学病院で必要な知識を全般的に学んできました。最新の知識を取り入れ、患者さんに還元できるほどの力がついてきたことで市中病院へ移りました。しかし、日ごろの診療の中で早期治療をした方がいい患者さんが潜在化していることがわかり、クリニックレベルでもう少し早く治療が必要な患者さんを捉えたいという想いを抱くようになりました。そこで、生まれたこの土地に開院することを決めたのです。元々歯科医師である父が経営していたクリニックを改装し、同じ場所で開院しました。この杉並区エリアは、愛着がある私の地元です。患者さんとお話していても、みなさんこの地元の方ばかりで話が合うことが嬉しいですね。例えば、私が所属していたサッカークラブと同じクラブの少年が患者さんであったり、同じ小学校を卒業した患者さんなど、何かしらの繋がりがあると、より患者さんに寄り添えると感じています。身内のような感覚で、身近な存在として診療できるという感じですね。東京はコミュニティが核化されていますが、このエリアではコミュニティが作れているのではないでしょうか。地元だからこそ、お互いの信頼関係も築きやすく、寄り添えると思っております。この地域で腎臓。泌尿器科領域においての医療の質を上げていきたいですね。

最新の治療やがん管理など、高い医療レベルを提供できるクリニックを目指して

藤本 瑛介 院長

大学病院では、最新の治療を学びました。その治療レベルを、クリニックレベルに落とし込むようにしております。例えば、過活動膀胱において飲み薬だけではなく、ボツリヌス毒素を膀胱の筋肉に注射するといった治療があります。これは保険適用できる治療です。市中病院でも導入し始めたレベルの治療法ですが、これをクリニックでも実現できることが当院の特徴だと言えるでしょう。できるだけ最新の医療レベルを提供することを大切にしていますね。他に、がん治療の管理も行っています。本来、クリニックでがんを診ることは難しいのですが、症状が安定している方の場合はがん管理もできるクリニックにしたいと思っております。市中病院に通うことが難しい方も多く、待ち時間も数時間かかる病院もたくさんありますからね。患者さんにとって、通いやすさや待ち時間の短さは重要だと思っております。連携している病院もありますので、入院が必要だと判断した場合は病院側に相談し、入院できるよう対応します。当院でも、がんの治療ができる場合もあるということを知っていただきたいですね。

入院が必要な新薬などは使用できませんが、一般的な治療やがん患者さんのフォローはできます。他のクリニックや病院と分担し、当院でできることはしっかりと役割を担っていきたいと思っております。

満足度が高い診療が受けられるよう、患者さんとのコミュニケーションを大切に

通院される患者さんに対して、何を一番に解決して欲しいと思っているのか、丁寧に傾聴して聞き出せるようなコミュニケーションを意識しております。例えば、検査一つにしても、医者側が気になることと患者さんが求めることが違う場合があります。医者側は、医療的におさえる必要があることや見逃しをしないことに注意するといった、医療の質に関係することを重視して診察する傾向が多いです。しかし、患者さんはそこまで気にしていなかったり、医者が尋ねること以外のことを解決して欲しかったりする場合もあるでしょう。患者さんが診察を終えて、満足度が低くなるということはしたくありませんからね。そのために、私はこちらの気になる点もお伝えしつつ、最終的に患者さん自身が気になっていることがないかお尋ねすることを大切にしております。医者側と患者さん側、どちらも気になることを解決していけるように、患者さんとのコミュニケーションには心がけていますね。
患者さんの中には、排尿トラブルを抱えている方が潜在的に多いと言われています。そのトラブルを病気だと思うか、加齢のせいだとうやむやにしてしまうのかは、患者さんによって異なります。中には、実際は身体に悪い状態になっている場合もあるでしょう。排尿トラブルを最初から加齢のせいと決めつけず、しっかり検査を行った上で原因をつきとめることが大切ですね。そこで一度検査を受けてもらうと、それが加齢によるものだということは実際に多くあり経過を見てもらいます。しかし、治せる病気が埋もれている場合もあり、それを救い上げることが私の役割だと思っております。

これから受診される患者さんへ

『宮前ふじもと腎泌尿器科クリニック』は、「富士見ヶ丘駅」から歩いて9分ほどの場所にあるクリニックです。
泌尿器科は腎臓などの内臓も含めた排尿に関わる全ての臓器を診ます。当院の役割として、この地域の健康レベルを泌尿器科の観点から底上げしていきたいと考えております。内科に関する症状は内科で診てもらい、泌尿器領域は当院にお越しいただくというように、専門領域に分かれることも大切です。このように、近くに行けば専門性の高いクリニックを見つけられることは、患者さんにとっても嬉しいですよね。これからも地域に密着したクリニックとして、他病院と連携し医療の質を上げていくことを目指しております。
当院は、大学病院で得られた最新の医療知識、内科の先生や市中病院との連携とバックアップ体制が整っているクリニックです。少しでも、腎臓・泌尿器に関する症状で悩まれている場合は、一度診察を受けにお越しいただけたらと思います。

※上記記事は2022年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

藤本 瑛介 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:東京都杉並区
  • 趣味&特技:ピアノ・ラグビー
  • 好きな本・愛読書:経済・経営書
  • 好きな映画:ショーシャンクの空に
  • 好きな音楽やアーティスト:マイケルジャクソン
  • 好きな場所・観光地:石垣島
  • 出身大学:聖マリアンナ医科大学
  • 出身高校:国学院大学久我山高等学校

CLINIC INFORMATION