下地 恒毅 先生
Koki Shimoji
患者さんの心と身体に寄り添った治療を。一歩先を進み、希望の光となるペインクリニックを目指して
熊本大学卒業後、国内外の様々な大学や研究所において、名誉教授や理事長などを歴任。その後、『あかるい診療所』にてペインクリニシャンとして治療にあたる。

下地 恒毅 先生
あかるい診療所
文京区/湯島/御茶ノ水駅
- ●内科
- ●整形外科
- ●ペインクリニック
痛みや心の声を聞き、安心して落ち着ける場所を作りたい

私が大学に入った当時は、まだ沖縄が日本に属していない時代でした。この時代に、沖縄から東京に留学生としてやってきました。最初は、工学部を第一志望として医学部を第二志望としており、工学部で建築の仕事をしようと思っていたことがあります。しかし、私の家族には医者になった者はおらず、家族や周りのすすめで医者になることを決意した、という経緯があります。そして、熊本で医療の道に進むことになりました。
この御茶ノ水で開業したのは、以前勤めていたセンターで知り合った、この場所のオーナーさんからご依頼を受けたことがきっかけです。ここのオーナーさんとは、2019年頃からの知り合いであり、メインで掲げる科はペインクリニックとなりました。私自身は毎日診療をしているわけではなく、週に1回の診療となります。一般診療としてクリニックを開いています。患者さんの慢性疼痛や心の声を聞いて、安心し落ち着ける場所になっているのではないかと思います。また、当院は予約制により、ゆとりをもって治療が受けられることも安心できる点でしょう。せっかくオーナーさんからお借りした場所であり、今後も大切に使いたいと思っております。
病は気から。痛みを和らげて明るい未来になるように一歩先を進む

ペインクリニックの目的は、究極の医療だと思っています。患者さんは、とことん医者を選んで探して、ご自分に合ったクリニックで治療を受けます。痛みの治療には、外的な損傷や内科的な治療だけではありません。痛みを治療することは、患者さん自身が持っていらっしゃる痛みに対する観念ごとも変えられると思います。これがペインクリニックであると考えています。
「病は気から」とも言われますよね。どうして痛みが起きたのか、その原因や背景を自分で気づこうとする患者さんが多くいらっしゃいます。その気づきをリーディング(誘導)し、ご自分の痛みに向き合うことをサポートするのが医者の役割だと思っております。そして、当院では「身体がおかしくて痛い」と思っている患者さんに対して、一歩先に進み、患者さんが希望を持ってもらえるような治療を行っています。また、患者さんお一人ひとりの話をよく聞き、個々の「痛み」を理解することから始めて、患者さんの負担が少ない治療をご提案します。治療後は、「あかるい生活」が送れますように、心・身2つの「しん」の観点を大切にしております。
個々に合った治療を。神経ブロック注射が強みのペインクリニック

当院の診療では、病気を治すだけを考えるのではなく、その病気が発症している背景を聞くことも大切にしています。痛みを引き起こす背景には、個人差があります。その人に合った治療方法を考えております。
痛みがあるということは、いろいろな状態が考えられるでしょう。病気のサインや病気になっている途中であったり、末期の痛みだったりと様々です。患者さんによって、症状も異なります。その症状によって、専門医を紹介することもペインクリニックの役目だと考えております。また、ターミナル期では心のケアも大事です。このように総合的に患者さんを診て、必要な治療を提供することを大切にしております。ペインクリニックは、医療の原点に戻るような場所だと感じています。
当院の治療では、神経ブロック療法を得意としております。私自身、この神経ブロック療法の経験を長年積んでまいりました。神経ブロック注射は神経に注射するため、技術的な訓練が非常に必要となります。これは当院の強みです。10人の患者さんをいっぺんに治療した経験もございます。ブロック注射と聞きますと、患者さんはとても緊張していらっしゃいます。そこで、当院では安心してリラックスしてもらえるように、患者さんに寄り添って治療を進めております。安心して治療を受けにいらっしゃっていただければと思います。
あらゆる年代の患者さんが抱える慢性疼痛に適した治療を提供する
当院の患者さんは、若い方からご年配の方まであらゆる年代の患者さんに通院していただいております。どの年代においても、やはり女性の患者さんが多いですね。様々な部位の痛みの治療を行っておりますが、特に慢性疼痛の患者さんが目立ちます。慢性疼痛は、頭痛や頸部痛、肩の痛み、背部痛、腰痛、関節の痛みなどがあります。患者さんによって、その症状や痛みの程度もいろいろですね。病気によるものから、仕事で身体が疲れて、あちこち痛いという患者さんもおります。
患者さんの中には、20年以上私が診ている方もいらっしゃいます。ここ数年はご縁が遠くなっておりましたが、この東京で私が診療を始めたと聞きつけて来院していただいています。痛みの治療では、長きにわたり治療が必要な場合もあります。このように長くお付き合いできる医師でありたいと感じております。
当院名である『あかるい診療所』には、「明るい」と「あ、軽い」という2つの意味を持っています。患者さんの痛みも気持ちも晴れやかになるように、こちらの名前が付けられました。名前に準じて、患者さんの痛みに寄り添わせていただき、心身の友として信頼関係を築いていきたいと願っております。
これから来院される患者さんへ
『あかるい診療所』は、「JR御茶ノ水駅」から歩いて5分ほどの場所にあるペインクリニックです。
患者さんの中には、痛みを我慢したり誰に相談したらいいのか分からなかったりして悩んでいる方も多いかと思います。しかし、痛みは我慢しないでください。すぐに医師に相談して欲しいと思います。
痛みが心と身体が「異常」を知らせるアラームなのです。もし、痛みを我慢してしまうと、それが一つの病気に進展することがあります。身体だけではなく、心の機能も低下してしまうことでしょう。そして、ちょっとした病が大きくなったり悪化したりといった、良くない状態に進んでしまうことも考えられます。
「病は気から」とも言われているように、気持ちの問題も大事です。「あかるい生活」を築いていくために、まずは一人で抱え込まずに当院にご相談ください。
あかるい診療所では、患者さんの「あかるい生活」をとり戻すために、患者さんお一人ひとりの背景を理解することから始めていきます。そして、患者さんが安心・リラックスして通っていただけるように、邁進してまいります。
※上記記事は2022年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
下地 恒毅 先生 MEMO
ペインクリニック専門医
- 出身地:沖縄県
- 好きな言葉・座右の銘:生涯現役
グラフで見る『下地 恒毅 先生』のタイプ
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