鈴木 寛丈 院長
HIROTAKE SUZUKI
皮膚科専門医として、病気の正確な見極めと、適切な薬の処方・治療法の選択に心がける。
大学卒業後、母校である昭和大医学部医局に勤務。日本赤十字社医療センター、川崎中央病院での勤務ののち、トロント大に留学。その後、小田原の病院での勤務を経て、神田駅すぐそばに開業。
鈴木 寛丈 院長
神田鈴木皮膚科
千代田区/鍛冶町/神田駅
- ●皮膚科
皮膚科のアプローチから膠原病の早期発見を目指す。
父が医療関係の大学で執っていましたし、親戚にも医師が多い家系でした。ですので、幼少期から医学部・歯学部の学生さんが家に遊びに来ていて話を聞く機会が多く、自然と影響を受けながら育ちました。やはり「人を治す」ことを職業に選びたいと思うようになりました。
大学入学後は、膠原病(*)を中心とした自己免疫疾患に興味を持つようになり、免疫学が好きになりました。皮膚科を専門としたきっかけは、膠原病の初期症状として発疹が現れるケースが多いことから、皮膚科のアプローチで早期発見の役に立てるのではないかと考えたためです。また発疹を緩和して少しでも日常生活を快適に送れるような治療がしたいとも考えました。
*膠原病:自己免疫疾患のひとつで、免疫が異常に動作することで自身の臓器や組織を破壊してしまう病気。症状の出方がそれぞれ異なる。
大学卒業後は、母校である昭和大医学部医局に勤務し、1年ほど日本赤十字社医療センターで研修医として働きました。その後昭和大に籍を置きながら川崎中央病院で皮フ科医長を2年務め、休学してカナダ・トロント大で4年皮膚科研究員として留学しました。大学を離れてからは小田原の病院に5年勤務し、2009年2月に当院を開業しました。医局入局以降は皮膚科全般の臨床例を研究し、現在に至っています。
患者さんのニーズに合った的確な治療法を提供。
治療の選択肢をいくつかご提示し、そこから最良の選択肢を一緒に考えていくようにしています。もちろん患者さんによっては、病気の原因よりは治療法や日常の症状の緩和方法をてっとり早く知りたい方もいらっしゃいますので、その患者さんが一番知りたい情報をケース・バイ・ケースで見極め、的確にお話しするようにしています。
紫外線を用いた治療法のメカニズムとは?
「紫外線」と申しましても、皮膚にとって有害なものを使うわけではありません。実は紫外線の中には、治療に効果のある波長を持つものがあるのです。体の中で起こっている余計な免疫反応----たとえば白血球が異常な動作を起こすのですが、これを抑える効果のあるものが存在します。その特定の波長のものだけを取り出して、照射する治療法です。安全で効果がありますが、あくまでオプションとしてご紹介しています。ご興味があれば、ご相談いただきたく存じます。
夏に発生しやすい皮膚疾患にお勧めのスキンケアとは?
現在は汗を「悪者」にし過ぎない考え方があります。汗に含まれる塩分などは確かに刺激になりやすいのですが、汗には水分のほかにも体に有用な抗菌成分が含まれています。乾燥肌の患者さんは汗のかき方がうまくいっていないため、ときには汗の濃度が濃くなってトラブルを起こすこともあるようです。そこで、汗を正しくかく方法を学ぶことが推奨されるようになってきました。具体的にはクーラーをかけ過ぎない、適度な運動をコンスタントに続ける….といったことです。それまでコンスタントに練習をしていたスポーツ選手が、運動をやめた途端皮膚病になりやすくなるといった例もあります。
また汗を乾いた布でごしごし拭いて乾燥させてもいけません。刺激になる汗の成分から肌をどう守っていくかが肝要になるわけですが、ここで大切なのが夏場でも保湿ケアをきちんとすることです。冬場に使用している全身用のクリームをシャワーの後使うことで、乾燥や汗の刺激から肌を守ることができます。
これから受診される患者さんへ。
当院は予約制をとっていません。理由は皮フトラブルをお持ちの患者さんが、すぐにご来院できる環境を作りたかったのです。当然来院される患者さんは多くなりますが、よほど混まない限り30分以内には診察できるようにしています。1日100名単位でのご来院がある場合、やむなく待ち時間が1時間程度になることもありますが、できるだけお待たせしないよう心がけています。
みなさまには、軽度の皮膚トラブルのうちに来院し早めに治していただきたきたいと考えています。重症化すると治療が大変になるケースも多々ありますので、軽度のうちに悩まずに受診していただきたいのです。時折ご自身で勉強された治療法でうまくいく場合もありますが、一方で悪化させるケースも多いのです。一見症状が同じに見えても、実際に診察で調べてみて原因が異なっていることもあります。また患者さんの生活習慣、肌の状態などによって、薬の種類や治療の進め方を変えなくてはならないこともあります。薬を長年塗り続けていてもなかなか治らない場合、患者さんが想像していた病気とは異なっている場合もありますし、薬の塗り方や、塗るタイミングが合っていない可能性もあります。
適切なアドバイスが出来る様心掛けておりますので、気軽に受診していただければと思います。
※上記記事は2014年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
鈴木 寛丈 院長 MEMO
麻酔科専門医
- 生年月日:1965年3月3日
- 出身地:千葉県
- 血液型:O型
- 趣味・特技:旅行、クラシックのコンサートに出かけること
- 愛読書・本:推理小説やSFなど。
- 好きな言葉・座右の銘:急がば回れ
- 好きな音楽:クラシック音楽
- 好きな場所・観光地:信州
グラフで見る『鈴木 寛丈 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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神田鈴木皮膚科
鈴木 寛丈 院長
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