二木 勇 院長への独自インタビュー

中学校時代の恩師の影響をうけ、「医師」の道に

私が医師の道を志すようになったのは、父と兄がともに医師だったということもありますが、それとともに中学校時代の恩師の影響もまた大きかったように思います。その恩師は、学校の先生になる前は営業の仕事をしていたようなのですが、時に自分の心に嘘をついてまで自社の商品を無理矢理売っていく仕事に、当時疑問を感じていたとのこと。それでは、自分が頑張れば頑張った分だけ世のため人のためになる仕事とは何か。そう自問自答した末に辿り着いた答えが「教師」の道だったとおっしゃっていました。その話を聞いて子どもながらにいろいろ考えた結果、私の場合は、それが「医師」の道だったわけです。
父と兄はともに皮膚科医をしているのですが、私は、研修医時代に一通りの診療科を経験した中で自分に一番合っているように思われた内科を選びました。研修医を経て、腎臓内科の病院で5年間ほど勤務医として働いた後に、ご縁あって『ようせいクリニック』へ。最初は非常勤という形でスタートしたのですが、やがて常勤となり、そして今年（2014年）の4月からは院長を務めさせていただいています。院長としてはまだ新米ですが、持ち前の明るさと若さを存分に活かして、皆様のお役に立てるように頑張っていきたいと思っています。

19床の入院病棟を備え、「在宅医療」にも力を注いでいる

当院の母体となる医療法人社団容生会は足立区内に14の医療・介護施設を運営しており、「増田クリニック」「ほきまクリニック」「さわやかクリニック」と並んで「ようせいクリニック」もまた、容生会グループの中核を成す医療機関のひとつとなっています。
当院の診療科としましては、私が受け持つ内科の他に、小児科・耳鼻咽喉科を設置。また、19床の入院病棟を備えている点は、グループ内の他院にはない、当院の大きな特徴と言えるかと思います。一方、これは当院に限らず全ての医院・施設に言えることですが、容生会では「地域密着」を理念のひとつとして掲げていますので、患者様はやはり地元・足立区の方が中心。加えて当院では夜7時まで診療をしていることもあって、足立区にお住いの方はもとより足立区にお勤めの方にも、仕事帰りなどにご来院いただいています。
さらに「医療」の側面で言えば、当グループでは「在宅医療」にも力を注いでいます。年中無休24時間の医療体制を整えるとともに、グループ内の各医療機関・各専門医が連携することで、ご利用の皆様にはご自宅に居ながら高度かつ専門的な診療を受けていただくことができるようになっております。

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