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山下 徹志 院長

TETSUSHI YAMASHITA

未来につづく、今を診る。
私たちは、人と社会の幸せをめざす、街の医療チームです

東京大学大学院医学系研究科内科学専攻医学博士課程修了。佐久市立国保浅間総合病院、東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)、東京大学医学部附属病院での研修を経て、東京大学医学部附属病院、東京大学保健・健康推進本部にて助教を務め、2018年にアメリカ国立衛生研究所客員研究員として渡米。2021年6月より『サルスクリニック日本橋』院長に就任(各線「日本橋駅」に直結)。

山下 徹志 院長

山下 徹志 院長

サルスクリニック日本橋

中央区/日本橋/日本橋駅

  • ●内科
  • ●腎臓内科
  • ●糖尿病内科
  • ●循環器内科

思い立った時に気軽に受診を

山下 徹志 院長

テクノロジーにも興味がありましたが、人の健康をよくすることが1番世の役に立つのではないかと思い、医師を志しました。東京大学大学院修了後は研修を経て、東京大学医学部附属病院に籍を置き、腎臓内分泌科の腎臓グループに所属しました。この分野を選んだのは、研修医時代、尿が出なくなると、つまり腎臓の機能を失ってしまうと、多くの患者さんが助からないということを何度か目にし、その経験を忘れることができなかったためです。その後はアメリカに渡り、国立衛生研究所客員研究員として研究に従事し、帰国後、縁あって『サルスクリニック日本橋』の院長に就任いたしました。お仕事で忙しい方が通いやすいよう、都心のオフィス街にクリニックを構えています。雨の日も濡れずに受診していただけますので、思い立った時にいらしていただければ幸いです。

コストとメリットのバランスを考え、1人ひとりの患者さんにとって最適な医療を

山下 徹志 院長

医療者の側と患者さんの側で情報量の違いがあることは確かなことですので、わかりやすく説明するよう心がけています。特に慢性疾患を抱えた方については、丁寧に説明していくことが大切だと考えています。
例えば生活習慣病の治療は、食事などの生活上の行動を、「制限する」というイメージをされる方も多いかと思います。確かに厳格に制限をするほうが良い結果を得られますが、ご本人がどれだけ“コスト”をかけられるか、という観点も大事です。変えられるところだけ変える、というアプローチであっても、厳しい指導の結果「だから医者には行きたくない」となるよりは、よほどいいことです。結果が伴えば、意識が変わり、もう少しコストをかけてみようかな、という気持ちになることもあります。しっかりお話をお聞きして、コストとメリットのバランスがとれた提案をしてまいります。

管理栄養士が常駐するクリニック

山下 徹志 院長

クリニックには管理栄養士が常駐し、その方のライフスタイルや嗜好に合わせたプランを提案し、栄養指導をおこなっています。急性疾患で来院される方ももちろんいらっしゃいますが、そもそもこのクリニックをオープンした背景には、オフィス街で働く人の慢性疾患が放置されがちなことを危惧したからでした。生活習慣病はその名の通り、生活習慣を可能な限り改善することで、病気自体や合併症のリスクを軽減することができます。クリニックでは、より多くの方に栄養指導をご案内できるよう、多くの管理栄養士を配置しています。直接の栄養相談はもちろんのこと、例えばチャットツールを導入しているので、日常の食事の写真を撮っていただき、それに対してアドバイスをするといったこともおこなっています。管理栄養士によるこまめなアドバイスがご本人のモチベーションの維持・向上につながっていくと期待しています。
『サルスクリニック日本橋』では、減量外科医が担当する「減量外来」もおこなっています。例えば減量のお薬にしても、専門の知識がある医師がアドバイスすることで、より安全な使用が可能になります。また、合併症を抱えている等、肥満そのもののデメリットが大き過ぎると命に関わる場合もありますので、手術も選択肢の1つとしてご案内しています。手術をして終わりというわけではなく、継続的な栄養指導も行っています。
以上のように豊富なアプローチをご用意し、慢性疾患の改善を第一に診療をおこなっています。

腹膜透析の普及にも力を

今後は、腹膜透析の普及にも力を入れていきます。いわゆる透析クリニックでおこなわれているのは血液透析というもので、血管に針を刺し、機械を通して血液をきれいにしていく方法です。それに対して腹膜透析は、機械の透析膜の代わりにお腹の腹膜を通して透析をおこなうものです。血液透析だと週に3回は通うことになりますが、腹膜透析であれば、ご自宅で、夜間でも透析をおこなうことができます。医療者の側の案内が不十分なこともあり、腹膜透析は十分に認知されていないのが現状ですが、そのメリットをご案内し、多くの方に制限が少なくより自由な生活を送っていただきたいと考えています。
私自身は腎臓が専門ですが、クリニックには一般内科、糖尿病、循環器など幅広い分野の専門のドクターが在籍しています。これら専門医師によるご相談も可能ですし、同じクリニック内に複数の医師がいることで、患者さんにも様々な治療法を提案できるというような多くのメリットを享受していただけるものと思っています。

これから受診される患者さんへ

慢性疾患のみならず、お身体のことで何かご不安なことがあればお気軽にご相談いただければと思います。。『サルスクリニック日本橋』は平日に限らず土日祝日も診療をおこなっております。また、発熱等でお困りの方もそうでない方も安心して受診いただける環境を整えています。「こんなことで相談してもいいのかな?」などと思わず、お気軽にご来院ください。

※上記記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山下 徹志 院長 MEMO

  • 出身地:鳥取県
  • 趣味:ゲーム
  • 好きな著者:マイケル・サンデル
  • 好きな映画:『容疑者Xの献身』
  • 座右の銘・好きな言葉:「Above All, Do No Harm(まず何よりも,害を与えてはならない)」(ヒポクラテス)
  • 好きな音楽・アーティスト:EDM/サム・スミス
  • 好きな場所:山

山下 徹志 院長から聞いた
『低ナトリウム血症』

原因を突き止め、時々に応じた対処が大切

低ナトリウム血症とは、血液中のナトリウム濃度が低い状態のことを指します。この状態は、細胞の動きすべてに関わってきますから、症状も多彩なものになります。例えば、意識がぼんやりしている、吐き気、食欲不振、転倒しやすくなる、といったものです。原因としては、心不全や腎不全、あるいは肝硬変などの容態が悪化した場合が代表的ですが、そのほか、マラソン等、運動で大量に汗をかいてしまい、塩分を充分に補給できずになるケースもあります。
治療としては、利尿剤等を用い、余分な水分を外に出してあげることが優先となります。運動後、脱水が伴っている時は塩分を補ってあげるだけでいいのですが、脱水が伴っていない低ナトリウム血症の状態では、塩分を摂るだけで事足りるとは限りません。原因を突き止め、適切なナトリウム量やバランスを見ながら治療をしていくことが大切です。

グラフで見る『山下 徹志 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION