東京神田整形外科クリニック

田邊 雄 院長への独自インタビュー

患者さんとポジティブなイメージを共有できるクリニック

『東京神田整形外科クリニック』は2020年8月に開院いたいました。当院の特徴は、患者さんとポジティブなイメージを共有しながら治療するクリニックであることです。整形外科疾患では、「加齢性の変化だから仕方がない」という声を聞くことがあります。しかし、どうか諦めないでいただきたいのです。ポジティブに考えることで、良好な結果を得ることが可能になります。患者さんがやりたいことをいかに実現するか、ご本人とともに考え、それに向かってポジティブに努力していくことが大切だと考えています。当院を通して希望を育て、その方にとってより良い明日が迎えられるよう精一杯のことをさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

膝の疼痛改善に効果を発揮する再生医療

膝の痛みや変形性膝関節症には再生医療という選択肢があります。再生医療とは、“脂肪細胞”や“血液細胞"を原材料として治療薬を作成することから、細胞治療とも言われます。
当院で行っている再生医療をいくつかご紹介させていただくと、血液細胞を使った治療として「PRP-FD」というものがあります。これは、患者さんご本人から血液を採取して治療薬を作るPRPという治療方法の一種で、PRPに含まれる成長因子等の働きにより、主に疼痛の緩和が期待できます。PRP-FDはPRPをフリーズドライさせることでその効果をさらに高めた、いわばPRPの進化版です。PRP-FDには従来のPRPと比べ、成長因子が約2倍程度含まれているという報告もあり、PRPでは効果がいまひとつだった方にもおすすめです。
PRP-FD以外にも、脂肪細胞を使った「幹細胞培養上清液」という治療方法もあります。幹細胞培養上清液とは、脂肪幹細胞培養の上清液を使用した治療であり、幹細胞から分泌される100種類以上の成長因子等の働きにより、主に疼痛の緩和を図っていきます。PRPなどの血液系の治療で思ったような効果が得られなかった場合に有効な選択肢となります。
再生医療は、その効果の大きさから、今後は治療の第一選択肢となっていくのではないかと考えています。変形性膝関節症でお悩みの方、ヒアルロン酸の注射が効かないという方、膝の痛みが長年に渡って改善しないという方は是非ご相談ください。

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