堀口 和美 院長
KAZUMI HORIGUCHI
がん診療の経験・美容医療のスキルを携えて。みなさまの「美とこころのかかりつけ医」を目指す
熊本大学医学部を卒業後、同大附属病院の第二外科に入局して研鑽を積む。その後、最先端の乳がん治療を学ぶために上京。がん・感染症センター都立駒込病院の乳腺外科で乳がん診療と並行して、「アピアランスケアチーム」の立ち上げに尽力。自身のクリニックを立ち上げようと一念発起して駒込病院を退職、大手美容外科クリニック分院長を経て、「巣鴨駅」そばに開業。
※外科専門医・乳腺専門医・がん治療認定医・遺伝性腫瘍専門医
堀口 和美 院長
アピアランスビューティクリニック
豊島区/巣鴨/巣鴨駅
- ●美容外科
- ●美容皮膚科
- ●乳腺外科
素敵な女医さんとの出会いが、医師になるきっかけ
父が医師という環境で育ったものの、私が医師になりたいと思ったのは「少女時代の出会い」がきっかけだと言えるでしょうか。小さなころから目が悪く、6歳のときに眼鏡をつくることになったのですが、このとき担当してくださったのが私と同じ名前の「かずみ先生」でした。初めて大学病院を受診して緊張していた私にやさしく話しかけてくださるなど、本当に素敵な女医さんで、先生への憧れのような気持ちから「医師になりたい」と考えるようになりました。
高校に進学して、たくさんの友人に出会うことができましたが、私と同じように医師を目指している友人も多かったです。幸いにも、高校時代以来の仲良しの同業者さんもたくさんいるんですよ(笑)。
乳がん治療に携わり、「アピアランスケアチーム」の立ち上げに尽力
手術をしたいとの想いから外科医になり、最先端の乳がん医療を学ぶために上京して以来、気が付けば16年にわたって「がん・感染症センター都立駒込病院」の乳腺外科で乳がん診療に没頭していました。自分が担当した手術や治療によって、患者さんが元気になられる。私は、外科医としてのやりがいを感じつつも、がん治療を通して外見が著しく変化した患者さんの苦悩に直面することになりました。「先生は私の体を治してくれたけれど、私の見た目を台無しにした」と、そんな風に言われてしまったこともありました。
都立駒込病院時代、院内に「アピアランスケアチーム」を立ち上げたのは、がん治療を頑張っている患者さんのために、体だけでなく心のケアもしてさしあげたいとの想いからでした。「アピアランス」には「外見」という意味があり、アピアランスケアは「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」を指します。私は、たとえ命に限りがあっても、一人の女性として最期まで悔いのない時間を過ごしていただきたいと考え、患者さんのお気持ちやご希望をくみ取って最大限の努力をしてきたつもりです。とはいえ、「病気を治す」保険診療にはどうしても限界があり、「治療後の暮らしをトータルで改善する」ための治療はできません。そのため、がん患者さんを心身両面からサポートしていくためにも、自分のクリニックを開こうと考えたのです。
がん診療の経験・美容医療のスキルを踏まえ、みなさまの「きれい」を応援
医師になってからずっと外科ひと筋でしたから、がん治療や手術のスキルは身につけていたものの、以前の私には「美容医療」の経験がありませんでした。そのため、開業前は美容外科手術を得意とする「ガーデンクリニック」でお世話になり、結果が全ての厳しい環境のなかで修練をさせていただきました。都立駒込病院で培ったがん診療の経験、そしてガーデンクリニックで学んだ美容医療のスキルを踏まえて、お一人お一人の「きれい」を応援したいと考えています。
『アピアランスビューティクリニック』には、A・B・C・Dと大きく4つの柱があります。「A」はもちろん、Appearance care(アピアランスケア)のことで、がん治療による脱毛のケアや爪・肌・お胸に対するケアなどをおこないます。「B」のBeauty care(ビューティケア)では、がん患者さんに限らずすべての方の「こうありたい」を応援します。そして「C」のCounseling(カウンセリング)では、今さら聞くのを躊躇してしまうご自分の病気のこと、いろいろな検査結果のレポートの見方など、医療や美容にまつわるご相談を何でも受け付けます。また、サバイバーさん同士のつながりをサポートしたいとの想いから、院内で各種セミナーなども開催したいと考えています。最後の「D」はfor Doctors、医療従事者の方々との連携です。大学病院や、がん診療におけるトップの医療機関などでは、患者さんの数も多く、患者さんにも、医療従事者の方々にも、ご負担が多くかかっていると経験上存じております。そのため、みなさまのご負担を軽減する意味からも、当クリニックと医療連携をしていただいて、役割分担をさせていただいて、経過観察などでお手伝いできればと思っています。
いつまでも美しくあるためには、「継続」こそ力
私が目標としているのは、みなさまの「美とこころのかかりつけ医」になることです。何かお悩みのこと、気になっていることがあれば何でもご相談いただきたいですし、患者さんとお話をしながらご一緒に考え、その方にぴったりの方法を見つけたいと思います。鏡に映る自分の姿を見て、「もっとこうしたい」「こうなりたい」と思うのは、本当に素晴らしいこと。私は、お一人お一人の願いが実現するように、最大限のサポートをさせていただきたいと思っています。
「継続は力なり」と言われますが、美に関しては「継続こそ力なり」です。長く続けていただくことにより、よい結果に結びついたり、よい状態がキープできたりするもの。そのため、当院では施術メニューもクリニック専売のコスメ類もリーズナブルな価格設定にしています。もちろん、レーザーなど施術に使用する医療機器類については自分の目で見極め、高い効果が期待できるものを厳選して導入しています。最新の機器と私自身の技術をいかして、患者さんに心からご満足いただけるケアをご提供したいと考えています。
これから受診される患者さんへ
『アピアランスビューティクリニック』は、「巣鴨駅」南口から徒歩1分のビル2階で診療しています。
院内は、私が大好きなティファニーブルーをアクセントにし、居心地のよい空間づくりを心がけました。あるがん患者さんは、「手術や治療でいつも天井を見上げていたけれど、あたたかみのある柄があってホッとする」とおっしゃってくださいました。また、座り心地のよいリクライニングソファを選んだおかげか、施術中にうとうとしてしまう患者さんも少なくありません。みなさんに気軽に足を運んでいただき、つい長居してしまうようなクリニックにしたかったので、その点は良かったかなと思います(笑)。ここは駅からも近いですし、土曜日も診療しておりますので、何か気になることがありましたらお気軽にご相談いただきたいと思います。
※上記記事は2020年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
堀口 和美 院長 MEMO
外科専門医 /乳腺専門医
- 出身地:熊本県
- 趣味:テニス
- 好きな作家:サマセット・モーム
- 好きな映画:グリーン・カード
- 好きな言葉:雨の日は、雨を愛そう、風の日は、風を好もう、晴れた日は、散歩しよう、貧しくば、心に富もう。
- 好きな音楽家:ショパン
- 好きな場所:自宅
CLINIC INFORMATION
アピアランスビューティクリニック
堀口 和美 院長
豊島区/巣鴨/巣鴨駅
- ●美容外科
- ●美容皮膚科
- ●乳腺外科
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