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北條 彩 院長

AYA HOJO

あなたの笑顔のために 今できること
一人一人の心に寄り添う、安心であたたかい診療を

千葉大学医学部卒業。虎の門病院初期研修医(内科コース)を経て、都立多摩総合医療センター・精神科に勤務。成増厚生病院(精神科・医長)勤務を経て、2020年5月に『こころの診療所三軒茶屋』を開設(東急田園都市線「三軒茶屋駅」南口A出口・目の前)。

北條 彩 院長

北條 彩 院長

こころの診療所三軒茶屋

世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅

  • ●心療内科
  • ●精神科
  • ●訪問診療

1人ひとりの方との出会いを大切に

北條 彩 院長

子供の頃、救急車が好きだったんです。このクルマにはどんな人が乗ってるんだろう、人の命を助けてるんだ。それが理解できた時、わかりやすく人の役に立てる仕事っていいなと思ったんですね。そこから興味が始まって、小さい頃に病気で入院し、医師の働く姿を身近に見たことで、こうして患者さんの力になれる人に私もなりたいと思うようになりました。人の有り様としての病気というものに関心を持ったことも進路を決める一因となったように思います。
大学卒業後は虎の門病院で内科の初期研修をおこない、その後、研修医として各科をまわっていく中で、精神科は私の憧れの医師像に近い感じを受けたんですね。研修修了後、総合病院の精神科や精神科病院、クリニック等で精神科医としての経験を積んでまいりました。患者さんのお話をじっくりお聴きして、困っていることを一緒に考える。それぞれの人生を歩んできた中で様々な苦労を経て、皆さんが私の前にいるわけです。その一度一度の出会いを、非常に尊いものに感じます。
2020年5月に『こころの診療所三軒茶屋』を開設いたしました。私は、生まれも育ちも三軒茶屋です。実は、この下にあるミスタードーナツさんは、私が2歳の頃にできたものなんですね。馴染みのある地域で働くことができるのをとても光栄に思っています。

患者さんと一緒に考えながら解決の道を探っていく

北條 彩 院長

まず何より、何に困ってらっしゃるか、ご本人のお話を良くお聴きする。その上で、その原因が何かということを生活スタイルやバックグラウンドをお聞きし、一緒に探っていくということになります。
その方の生き方や考え方や、具体的な生活の状況を把握していくことが大切です。例えば、眠れないからお薬を処方するにしても、それだけでは対症療法にしかならず、お薬への依存のリスクも生じることになります。根本の原因を求め、それをどうしていくか。それがわかるような関係性を築くことが大切と思っていますし、患者さんと一緒に考えていく、という姿勢を大事にしていきたいと考えています。

女性のメンタルヘルスにも力を

北條 彩 院長

うつ、パニック、不眠、認知症、発達障害など幅広く心の不調について診療をおこなっています。中でも、女性のメンタルヘルス的なことについては、保健センターで母子精神保健相談をおこなっていた経験がありますので、お役に立てるところがあると思っています。
育児の悩みや男女間の悩み、更年期などのお悩みに関しては、男性の先生にはちょっと話しづらいという面もあるかと思うのです。同性の気軽さでご相談いただければと思っています。
中でも、近年、産後うつの問題がクローズアップされてきています。実は、うつ病の中で産後うつは自殺率が高いことがわかっています。これは、誰もが通る道という認識から、周囲の人に理解されにくい面が大きいように思われます。孤育てと言われることもありますが、お母さんが一人で育児に奮闘し疲労がたまり、相談相手もなく、うつになってしまうことがあります。お一人で悩まずに是非相談いただきたいと思っています。
女性のメンタルヘルスについてお話ししましたけれども、意外にも男性の患者さんも少なくありません。例えばですが、女性との関係に悩んでいることから、女性目線のアドバイスをききたい、という方もいらっしゃいました。分野は問いません。何かお悩みを抱えていらっしゃったら、どうぞお気軽になんでもお話しいただけたらと思います。

地域との連携を深め、より使いやすい診療所に

自転車圏内と考えていますが、訪問診療にも伺いたいと思っています。例えば認知症の方の場合、こちらにいらっしゃることが難しい場合もありますよね。受診できなくて困っている方には、私の方から出向くということをしていきたいのです。
クリニックだけでは、解決しない問題もたくさんあります。様々な支援サービスがありますが、それを使っていない、そもそもご存知でないことも少なくないと思うんですね。訪問看護や通所施設、行政の支援サービス等、心の不調の回復に力になるものが色々あります。地域の支援者の方や教育関係の方々と連携を深め、より皆さんのメリットとなることを提供していきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

「こんなことで相談しても大丈夫ですか?」と受診をためらわれる方も少なくありませんが、気にされることはありません。おひとりで抱えるより、誰かに話した方が選択肢も広がり、出口が見えてくることもあると思いますので、まずは相談いただけたらと思います。
私が「山」が好きなこともあって、院内は山小屋をイメージしたつくりとなっています。ここで本を読んで、お茶を飲み、ちょっと一息ついて、日々の生活に必要な元気をとり戻す。そんなイメージで当診療所をご利用いただけたら嬉しく思います。

※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

北條 彩 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ピアノ・バイオリン演奏、読書
  • 好きな本:山岳ノンフィクション
  • 座右の銘・好きなフレーズ:「意志あるところに道は開ける」「高ければ高い壁の方が 登った時 気持ちいいもんな♪(Mr.Children『終わりなき旅』より)」
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック/エフゲニー・キーシン
  • 好きな場所・観光地:山/アラスカ

グラフで見る『北條 彩 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION