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小高 哲郎 院長

TETSURO KODAKA

「赤ちゃんからお年寄りまで、頭のてっぺんから足の先まで」をモットーに、地域を支えていけるクリニックに

東京大学医学部医学科卒業。社会福祉法人三井記念病院外科にて一般外科研修。東京大学医学部附属病院小児外科、公立福生病院外科医長、埼玉医科大学国際医療センター小児外科 診療部長を経て、2018年に『あきるの杜きずなクリニック』を開院(JR五日市線「武蔵五日市駅」より徒歩5分)。

小高 哲郎 院長

小高 哲郎 院長

あきるの杜きずなクリニック

あきる野市/五日市/武蔵五日市駅

  • ●小児科
  • ●内科
  • ●外科
  • ●小児外科

清流と緑に彩られた歴史ある街で医療を通して地域貢献を

小高 哲郎 院長

大学卒業後の進路として、三井記念病院の外科を選択しました。今思えば、当時から地域医療や救急医療に目が向いていたのかもしれません。手術を極めることまで考えていたわけではなく、将来、地域医療を担うなら、外科という治療の選択肢を持てるようになりたいと考えました。三井記念病院での一般外科研修後、母校である東京大学医学部附属病院の小児外科に入局しました。やはりこれも将来、開業医となった時に「子供は診られません」ということでは困ると考えたのです。小児外科の目を持って診察ができる点は、今もしっかりと生きていると感じています。
『あきるの杜きずなクリニック』は2018年に開院いたしました。地域医療をやりたいという思いから公立福生病院に勤務していた際、開業医の先生とお話をする機会がありました。今の私もそうですが、その先生たちは普段は自分のクリニックで診療しながら、病院でも若い医師に指導しており、地域医療に対する熱い思いを語ってくれました。意識を高く持ち続ければ、開業医の立場になってもできることはたくさんある。当初の想いとはやや異なり、なかなか開業に踏み切れないでいた私を、先生たちの存在が後押ししてくれたような気がしています。あきる野は清流と緑に彩られた歴史、伝統、文化の残る素晴らしい地です。この地で開院できたことは大変幸運に恵まれたと思っていますし、医療者として地域を支えていければと思っています。

赤ちゃんからお年寄りまで、頭のてっぺんから足の先まで

小高 哲郎 院長

あきる野はご高齢の方が多くお住まいになっている地域ですが、最近はお子さん連れの若いご家族が新しく引っ越されてきているようで、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い層の方が来院されています。
当院は「赤ちゃんからお年寄りまで、頭のてっぺんから足の先まで」をモットーに診療に臨んでいます。主訴はもちろんのこと、他にも調子が悪いところがないかをくまなくチェックしていく中で、大事にしているのは、重大な疾患を見逃さないということです。そのための設備として、院内での採血検査を可能とし、エコーや内視鏡検査を備えています。小児がんを含め、命に関わる癌を早期に発見し、早期治療への道筋をつけて差し上げることに重点を置いています。また私は小児外科出身であり、地域における小児救急にも力を注いでいます。特に乳幼児の腸捻転や腸重積、学童期の急性虫垂炎、卵巣捻転や精巣捻転などの急性疾患は、早期に診断・治療をしなければ手遅れになる可能性があります。一刻を争うそうした疾患の診断および治療にも力を入れています。

できる限り普段の生活を続けていけるように

小高 哲郎 院長

中年から高齢の方も多いものですから、生活習慣病を抱えた方も少なくありません。私としては、患者さん本人が大事にされていることは、できる限りそのまま続けさせてあげたいと考えています。病状がそれ以上悪化しないよう、必要なお薬を適切な量処方した上で、ご本人にとって無理のない、生活を続けていく上で一定の満足度を実感していただくことが大切です。病状のコントロールも大切ですが、できる限り普段の生活を続けていただけるようにと思っています。

癌の早期発見・早期治療につなげていく

先にもお話ししましたが、私は癌の専門医でもありますので、癌の早期発見には力を入れています。当院では乳がんのエコー検査、上下の消化管内視鏡検査を実施しています。内視鏡検査については、できるだけ痛みや苦しさがないよう、負担の少ない検査を心がけています。そのため、大腸のいわゆる前処置も軽くしています。前日もある程度の量は食べていただき、その分は腸を洗浄することでカバーし、患者さんの心の負担を軽く、と考えています。痛みや苦しさ、前日からの負担が重荷になって検査を避けてしまう、ということが最も患者さんにとって不利益となりますから。
癌に限ったことではありませんが、診断の結果、必要な方はすみやかに適切な医療機関へと紹介させていただいています。患者さんの中には、大きな病院へ行くことに抵抗のある方もいらっしゃいます。もちろん当院でできることには限りがあるのですが、私ができる最大限のことをしてあげたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

Web問診を取り入れ、予約システムを導入し、できる限り効率よく受診いただけるよう配慮しています。その一方、繰り返しになりますが、乳幼児の消化器疾患や胃や大腸等の癌の早期発見については効率を優先するのではなく、病気の発見とういことに力点を置いています。
地域の皆様がこの地域で安心して生活を続けていただけるよう、私たちにできることを精一杯させていただきます。お身体のことで何か不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

小高 哲郎 院長 MEMO

  • 出身地:群馬県
  • 趣味:旅行、歴史散策
  • 好きなテレビ:『その時歴史が動いた』シリーズ、『坂の上の雲』
  • 好きな場所:京都
  • 好きな言葉:「志を高く持って生きる」

小高 哲郎 院長から聞いた
『腸重積症』

早期に診断・治療しなければ命に関わることも

腸重積は乳幼児期に発症する急性疾患で、早期に診断・対応しなければ重篤な状態になりうることもある疾患です。症状としては、間欠的な腹痛(不機嫌)、緑色嘔吐、さらに血便などが見られます。口側の腸管(多くは小腸)が肛門側の腸管内(多くは大腸)に“はまり込んでしまう”状態で、これはエコー検査で診断が可能です。腸重積であることがわかれば、一般にはガストログラフィン注腸により重積部に圧をかけて整復を行います。当院ではその処置を行っていますが、一般には治療はクリニックではなく病院で行われるものになりますので、先にあげた症状が見られれば、早めに受診をされることをお勧めします。ロタウイルスの予防接種が定期接種化されてから、腸重積が減った印象はありますが、乳幼児期には常にその可能性を頭にいれておくべき疾患です。

グラフで見る『小高 哲郎 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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