水口 義昭 院長 & 三嶋 拓也 副院長
YOSHIAKI MIZUGUCHI & TAKUYA MISHIMA
患者さんやそのご家族それぞれの考え方に沿った「過不足のない在宅医療」を提供
【水口 義昭 院長】
日本医科大学卒業。日本医科大学消化器外科に入局。2016年より宇都宮市さつきホームクリニックにて在宅診療のいろはを学ぶとともに、栃木市星風会病院にて診療部長として重症心身障害児、障害者の診療を担当。2019年に朋友である三嶋拓也とともに『やよい在宅クリニック』を開院(「東大前駅」より徒歩5分、「本駒込駅」より徒歩8分、「千駄木駅」より徒歩7分、「根津駅」より徒歩7分、「白山駅」より徒歩10分)。
【三嶋 拓也 副院長】
日本医科大学卒業。同大学大学院へ進学。医学博士取得後も引き続き研究職に従事し、2009年より米国ピッツバーグ大学産婦人科研究室に拠点を移し、特別研究員・研究助教として勤務。2016年より栃木市星風会病院にて臨床医として勤務。2019年に朋友である水口義昭とともに『やよい在宅クリニック』を開院。
水口 義昭 院長 & 三嶋 拓也 副院長
やよい在宅クリニック
文京区/弥生/東大前駅
- ●訪問診療
異なる環境から医療の道に
【水口 義昭 院長】
医師を志したきっかけは、手塚治虫のブラックジャックでした。手塚作品全てに通じることですけれど、そこには人の生死というものが共通のテーマとして描かれています。その時期に死というものに真摯に立ち向かっていく医者の姿に心を動かされたことが事実としてあり、振り返ってみますと、医療というものに縁のなかった私をそこへ向かわせた要因になっていると思うのです。
【三嶋 拓也 副院長】
祖父をはじめとして、親類縁者に数多くの医者がいたことの影響だったのでしょう。往診を手がけている人もいたのですが、患者さんと寄り添う医者の生活というものに私は心を揺り動かされました。その仕事に就くチャンスがあるなら、これはやってみるべきと考え、チャレンジをすることにしたのです。
同じ道を歩み始めた2人が力を合わせて
【三嶋 拓也 副院長】
私はアメリカのピッツバーグ大学で長らく生殖研究に従事していましたが、3年前に帰国し、その後は水口とともに栃木県にある星風会病院で臨床医を務めてきました。そこでは、重症の心身障害児や障害者の診療を担当するとともに、在宅診療を一から学んできました。
我々が在宅診療を手がけることを視野に入れたのは、互いの親が後期高齢者に差し掛かったことと無縁ではないでしょう。誰もが避けては通れない道であることを実感し、医師としてそのフィールドで貢献していきたいと考えたのです。
【水口 義昭 院長】
大学では、名前順に席が決められます。我々2人は、大学に入った瞬間から縁が始まっていきました。途中、職場が違ったり、三嶋の方の留学があったりで離れた時期もありましたけれど、互いを知り尽くしている2人だからこそ出来ることとして、この度の開業にいたったのです。
長く勤務していた大学病院では、消化器疾患の手術を主に担当していました。そこで多くの患者さんを拝見していく中で、退院されたあと、どうされるのか。そこから進んで、最後のケアはどうすべきなのかということに思案が向くようになったのです。そのタイミングで、同じような考えを持っていた彼がいた、ということなんですね。
「過不足のない医療」を目指して
【水口 義昭 院長】
「過不足のない医療」を提供していきたいと考えています。ニーズというものは、患者さんによって様々です。ご本人が積極的な医療を望んでいないにもかかわらず、医師の判断でそれをおこなうことは、過ぎた医療に該当するでしょう。一方、ご希望があれば、出来るだけのことをしてあげたいと考えています。一般に在宅医療は、「お看取りの場」と捉えられがちかもしれません。もちろん、お看取りも私たちに課せられた重要な仕事ではありますけれど、在宅だからこそ可能な医療というものがあるはずなのです。例えば、癌の末期の患者さんがいらしたとしましょう。お腹がパンパンに膨れてしまうと気持ち悪くなってしまいますから、管を入れて溜まっているものを吸い出す治療があります。こういった措置は大きな病院ではあまり実施されていないのですが、それで少しでも症状が緩和するのであれば、選択肢の1つとして検討されるべきだと思うのです。
在宅医療は、しばしばグレーゾーンが多いと形容されます。これは、できることがあるのに、法的、もしくは医療上の整備が足りておらず、実施できないことが多いという意味です。イノベーションに困難が伴うのは重々承知していますが、できる範囲で、少しずつでも在宅医療の限界を広げていきたいと考えています。
チームとしての密な連携が、良質の医療の提供を生むと信じて
【三嶋 拓也 副院長】
今現在おこなわれている標準的な在宅医療の上に、医療的な手段を多彩にそろえておくことが「過不足のない医療」を実現する条件となるでしょう。その上で、患者さんやご家族との十分なコミュニュケーションの中で方針を決めていくことになります。その際の話し合いは、クリニック側と患者さん側の一対一でされるものではなく、ケアマネージャーさんをはじめとしたお近くで見守ってらっしゃる方々を含めてされるものになっていきます。領域をまたがって複数の当事者が密な連携を取ることによってはじめて、「過不足のない医療」というものが実現していくと考えているのです。
これから受診される患者さんへ
【水口 義昭 院長】
我々が長く勤務した病院の目の前に拠点を設けられたことは、非常にありがたいことでした。見知った先生方が近くにおられることで、より上質の医療を皆さんにお届けできると考えています。
在宅診療専門のクリニックを開くにあたり、我々2人はそれぞれ、弥生一丁目に居を構えました。医療者である前に、まずは同じ町会に住む人として認めていただけたらと考えていますし、その先に、患者さんと目線を同じくした、真の地域医療への道が開けると思っています。
※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
水口 義昭 院長 & 三嶋 拓也 副院長 MEMO
外科専門医
- 出身地:[院長]北海道 [副院長]東京都
- 趣味:[院長]水泳 [副院長]自炊
- 好きな作家:[院長]松本清張、Robin Sharma、手塚治虫 [副院長]北杜夫
- 好きな映画:[院長]ブルース・リー主演作品 [副院長]『ショーシャンクの空に』
- 好きな言葉・座右の銘:[院長]「Stay hungry, stay foolish」(スティーブ・ジョブス) [副院長]メン類はみんなすき(星野富弘)
- 好きなアーティスト:[院長]クィーン、サザンオールスターズ、福山雅治、ビートルズ [副院長]フジコ・ヘミング
- 好きな場所:[院長]栃木市 [副院長]北関東
グラフで見る『水口 義昭 院長 & 三嶋 拓也 副院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
やよい在宅クリニック
水口 義昭 院長 & 三嶋 拓也 副院長
文京区/弥生/東大前駅
- ●訪問診療
- 医師の声1件
医院情報 | 院長紹介 | 求人 | MAP | 徒歩ルート |
医師の声 | 患者の声 | PR | WEB予約 |
オンライン 診療 |
電話 | 03-6426-5933 |
---|---|
所在地 | |
最寄駅 | |
駐車場 | |
WEB | |
休診日 |