恵比寿脳神経外科・内科クリニック

鈴木 一郎 院長への独自インタビュー

脳神経外科を専門にキャリアを積む

父がエンジニアだったものですから、私も同じ道に進もうと考えた時期がありました。理系だったことで、工学部か、理学部か、と迷ったのですが、最終的に「手に職を」という気持ちが勝り、医学部進学を決めました。
私が学生だった当時、脳神経外科というのはまだまだ新しい診療科でした。それでも、神経細胞のメカニズムなどに理数系的な魅力を感じ、この分野を専門に研鑽を積むことになりました。

脳神経外科と内科を標榜し、地域の中で質の高い医療を提供する

母校の大学病院で経験を重ねた後、日赤医療センターでは脳神経外科部長や副院長など責任ある役割を担い、私の頭に「開業」という考えはありませんでした。しかし、定年を間近に控えて「この先どうするか」と考えたとき、自分が思い描く「庭」をつくりたいという気持ちが芽生えたんですね。自分が理想とする医療がおこなえる「庭」をつくり、それが地域貢献につながるなら、これほど嬉しいことはありません。
医師になってからこれまで、地域医療の中核を担う病院で診療してきたわけですが、これから先は地域に根ざした医療をおこなっていきたい、と。そんな風に考えて、『恵比寿脳神経外科・内科クリニック』の開業を決めました。5つの臓器を診る「内科」と、頭痛をはじめとした脳細胞の働きをみる「脳神経外科」。少々わかりづらいかもしれませんけれど、クリニックのロゴマークは、この2つの診療科をモチーフにしてつくったものなんですよ（笑）。

続きを読む→