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伊藤 敬一 院長

KEIICHI ITO

1人ひとりのご希望に沿い、
患者さん中心の医療を提供する

東京慈恵会医科大学を卒業。臨床研修を経て同大学循環器内科に入局。臨床研修期間を含め13年間、循環器内科を中心に内科全般の急性期および慢性期医療に携わる。その間、週1回、6年間にわたり在宅医療の診療に携わり、2019年「けいクリニック」を開院(目黒駅より徒歩5分)。

伊藤 敬一 院長

伊藤 敬一 院長

けいクリニック

品川区/上大崎/目黒駅

  • ●循環器内科
  • ●内科
  • ●訪問診療

幼い頃からの「病気で苦しんでいる人を助けたい」という思いがきっかけに

伊藤 敬一 院長

私の父が循環器の医師をしていました。医療に携わる人が身近にいたこともあり、小さい頃から漠然と「病気で苦しんでいる人を助けたい」という気持ちを持っていました。医師を目指したのは父のお陰と言えるでしょうね。東京慈恵会医科大学を卒業後は、大学附属病院での臨床研修を経て循環器内科に入局。以後は臨床研修期間を含めて13年間、循環器内科を中心に内科全般の急性期および慢性期医療に携わりました。その間ご縁があり、週1回、6年間にわたり在宅医療の診療に携わったことで、その必要性を実感。2019年6月、在宅医療を提供する「けいクリニック」を開院することになりました(JR山手線・都営三田線「目黒駅」徒歩5分)。 
専門として学んだ循環器は対応できる幅が広いのが特徴です。例えば、心筋梗塞や不整脈といった病気は高血圧が元でなることもありますし、また、急性期の方も治療することで急激に症状が良くなることもあるんです。急性期から慢性期まで幅広い方を診療することができるので、とてもやりがいがある科ですし、訪問診療にこれまでの経験がとても役立っていると思います。

訪問診療の必要性、素晴らしさを知り開院を決意

伊藤 敬一 院長

私のいた大学病院では週に1日ほど、他の病院や開業医の先生をお手伝いする仕組みがありました。そこで出会ったのが、患者さんのご自宅へ行き診療をおこなう「訪問診療」です。それまで持病をお持ちの方やご高齢の患者さんは病院やホスピスで過ごす印象があったのですが、ご自宅で医療を受け喜ばれる姿を見て、訪問診療の素晴らしさと必要性を感じたんです。それから6年間、訪問診療をおこなったのですが、患者さんが病院に行かない理由はさまざまでした。
1人暮らしで心臓の持病がある方は、病院には行きたくないとご自宅で過ごすのがご希望でした。たまに好きなお酒をたしなみながら過ごす姿はとても幸せそうで、最期まで満足して過ごされました。周りでお世話をしていた方も満足されていたのが印象に残っています。
また、100歳を超えたご高齢の方もいらっしゃいました。腎機能が悪く高血圧症もお持ちで、寝ていることも多かったのですが、病院には行かずご自宅で過ごしたいというご希望をお持ちでした。ご家族から「なんとか自宅で診てもらえないでしょうか」というご相談をいただき、お薬の処方や血液検査など在宅医療できる限りのことをおこないました。その方も最期まで穏やかに過ごされ、ご家族の方からは「最期まで診ていただきありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。
こうした数多くの体験が、クリニックの開院を決意するきっかけとなりました。いずれの場合にも共通しているのは「患者さんの生活を大切にする」ということです。当クリニックでも患者さん、そしてご家族の生活を第一に考えた医療を提供していきたいと思います。

患者さんの利便性を重視した訪問診療クリニック

伊藤 敬一 院長

訪問診療を開始する際には、事前に私どもがご自宅にお伺いするか、患者さんやご家族に来ていただき詳しいご説明をします。ですから、開院の際に重視したのは患者さんの利便性や交通アクセスの良さ。駅から近く1階、またはエレベーターがある、駐車場が隣接という立地を探しました。渋谷や恵比寿、目黒など馴染みがある地域を希望し、ご縁があり目黒駅から徒歩県内の場所に開院することがました。
訪問診療の対応エリアは品川区、目黒区、渋谷区、港区、大田区、世田谷区。通院が困難な患者さんであれば、全て対象になります。中学生以上の大人の方が診療対象で、週に1回から2回、総合内科専門医が訪問し内科全般の診療をおこないます。また、私は循環器内科を専門としているため、心不全などの循環器疾患の診断・治療もおこなっています。ゆくゆくは24時間対応を目指しています。また、都内の各医療機関と連携もしており、ご希望される方には3日間など短期入院も可能です。

周囲への気遣いを忘れず、常に「人を診る」ことを心がける

患者さんと接する際は、当たり前のことですが、お1人おひとりに温かく接したいと考えています。とはいえ、他人への配慮は普段からの心がけが大切です。ですから普段からスタッフや周囲の方へも気遣いを忘れない様にしたいと心がけています。
私の診療の根本にあるのは「病気を診ずして病人を診よ」という言葉。これは卒業した東京慈恵会医科大学の創立者である、高木兼寛先生の理念です。病気だけでなく、患者さんの想いや大切にしていることを診るのが医学の原点だと教わりました。当院では患者さんがもっとも臨んでいることをご家族とも共有しながら治療をおこなっていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

訪問診療は患者さんの生活の場にお伺いする医療です。お迎えいただく患者さんにも準備が必要と考え、診療は基本的に予約制をとっています。初めて訪問診療を利用する場合にはかかりつけの医療機関やケアマネジャーへご相談する方法、ほかにも当院のホームページの連絡先でお問い合わせいただくことも可能です。「体力が衰えて病院に通えない」「ご自宅で過ごしたい」というご希望をお持ちの方はもちろん、高血圧や心臓疾患などの持病をお持ちの方も大歓迎です。重複しているお薬の整理・統合なども含め、総合的に診療をおこないます。患者さんの生活にも配慮し、患者さん中心の医療を提供していきたいと考えていますので、まずはお気軽にご相談ください。

※上記記事は2019年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊藤 敬一 院長 MEMO

総合内科専門医 /循環器専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:絵画鑑賞
  • 好きな本:漫画(ONE PIECE、進撃の巨人など)
  • 好きな映画:ハウルの動く城
  • 座右の銘:病気を診ずして病人を診よ
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック(ショパンなど)、J-POP(米津玄師など)
  • 好きな場所:美術館(三菱一号館美術館など)

グラフで見る『伊藤 敬一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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