春日 崇臣 院長
TAKAOMI KASUGA
祖父の想いを引き継いで。内科・糖尿病・生活習慣病をトータルでサポート
聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医科大学糖尿病センターに在籍。医療法人社団朋優会 三木山陽病院に勤務。2019年5月に『春日メディカルクリニック』を開院(東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩5分、東京メトロ東西線「神楽坂駅」より徒歩8分)。
春日 崇臣 院長
春日メディカルクリニック
新宿区/山吹町/江戸川橋駅
- ●内科
- ●糖尿病内科
- ●代謝内科
- ●消化器内科
- ●内視鏡内科
亡き祖父の想いを引き継いで
祖父がこの場所で「春日医院」という診療所を営んでおりました。祖父は私が生まれる前に亡くなったのですけれど、幼少期から「おじいちゃんにお世話になったよ」「なくなってしまって残念ね」と、地域の方から声を掛けていただいていたのです。いつの頃からか、私の中では、医師になること=この地で開業すること、と思うようになっていました。他のことは一切考えたことがなくて、もう一度ここで診療所をやるんだと、思い込むようになっていたのです。
大学卒業後は東京女子医科大学の糖尿病センターに籍を置きました。この選択も、開業するにあたって、最も役立つと考えてのことでした。死に直結するような難しい病気を開業医が1人で診ていくというわけにはまいりません。その点、糖尿病、あるいは高血圧や脂質異常症などの生活習慣病・慢性疾患であれば、質の高い医療を提供することができ、自分で責任を持って患者様と向き合って長いお付き合いをしていける考えたのです。
あらゆる病気の窓口としての機能を果たしていく
この度の開業に至る前、私は兵庫県にある「三木山陽病院」で内科医長として、診療をおこなってきました。女子医大で研鑽に励んだ結果、糖尿病に関しては専門医を取得するまでになったのですが、開業するには総合的な内科医臨床医にならなければならないと思い、縁あって臨床の経験豊富な院長のいる同病院でお世話になることにしました。
地方の病院の例にもれず、同病院も患者さんの数に比して、医師の数が圧倒的に少ないという環境にありました。そこでは、心臓も診なければならないし、呼吸器もお腹のことも診ることを要求されました。何しろ、医師の絶対数が不足しているわけですので、そこで「私は糖尿病専門医だから」などとは、言ってられない状況だったのです。内視鏡検査もその病院で学んだことの1つです。連日のように手取り足取り指導を受けたおかげで、相当数の件数を経験することが出来ました。
当クリニックにおきましては、糖尿病や生活習慣病のみならず、何か身体に不調があれば、そのすべてを診ていきたいと考えています。当院で解決可能な病気は責任を持って診させていただきますし、より高度な診療が必要と判断した場合には、すみやかに適切な医療機関へとご紹介させていただきます。次の道筋をつけて差し上げ、患者さんに安心を提供することもホームドクターの重要な役割と認識しています。
患者さんの治療をサポートする存在として
糖尿病の治療だけに限りませんが、医学的に100点の治療であったとしても、患者さんが納得していなければ意味のある治療とは考えておりません。糖尿病の治療を例にしますと、インスリンを用いれば血糖値が良くなることは患者さんもよくおわかりになっていることです。しかし、患者さんご自身が「まだ内服の薬だけでやっていきたい」と思われているのなら、拙速に結果だけを求めるのは避けるべきではないでしょうか。我々が最も懸念するのが、患者さんが治療をやめてしまわれることです。医療としては80点だとしても、患者さんが納得して続けられる治療を提供していきたいと考えています。
特に糖尿病の治療は、医療者が治療方針をすべて決めていくのは好ましいことではないと思っています。教科書的な方法はあるにせよ、それを踏まえた上で、患者さんと一緒に治療を組み立て、その病状に応じて適切なサポートをしていきたいと考えています。
医療とフィットネスのコラボが、患者さんの健康を支える
糖尿病を含め、生活習慣病の治療には、食事や運動に気を配ることが大切になります。食事に関しましては、診療中にもある程度のことは相談出来ますし、より詳細なご説明は管理栄養士により栄養指導をおこなっていきます。
問題は運動のほうで、私も様々な病院を見てきたのですが、運動のことになると途端にぼやけたお話になってしまうことが少なくありませんでした。医師が、運動の専門家ではないということ、があるにせよ、「食後30分走ってくださいね」と言われて、実際にそれができる方は限られているのではないでしょうか。
当クリニックには、キックボクシングabdフィットネススタジオ「Dr.kickness」を併設しています。こちらは運動療法を医学的サポートするという観点で私がプログラムの監修に携わっているもので、キックボクシングについてはトレーナー経験のある私自身も、他のトレーナー達と一緒に指導をおこなっています。
もちろん、キックボクシングをやりたくないという方もおられると思いますし、ご自身で運動をする習慣がすでにおありであれば、それで全く構いません。しかし「運動と言われても何をしていいかわからない」という方には、きっかけとして体験していただければと思います。
これから受診される患者さんへ
幼少期から思い描いていたことが、ようやく現実のものとなりました。街のクリニックは、敷居の低さが大切だと考えています。内科に限ったお悩みでなくとも構いません。どこか調子が悪い、気になるということがありましたら、どうぞお気軽にいらしていただければと思います。
※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
春日 崇臣 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:キックボクシング、料理(食べるのも、作るのも)
- 好きな本:推理小説
- 好きな映画:アクション
- 好きな言葉・座右の銘:※ご記入ください
- 好きな場所:ビーチのある景勝地
グラフで見る『春日 崇臣 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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