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風本 真希 院長

MAKI KAZEMOTO

女性がいつまでも自分らしく、輝いて生きていくお手伝いを

近畿大学医学部卒業。都立広尾病院、ロイヤルベルクリニック不妊センターに勤務。パークサイド広尾レディスクリニック院長を務め、2018年6月に『まきレディスクリニック』を開院(高田馬場駅徒歩2~3分)。

風本 真希 院長

風本 真希 院長

まきレディスクリニック

新宿区/高田馬場/高田馬場駅

  • ●産婦人科
  • ●婦人科

知らないことを知りたい。好奇心が医師の道を拓いてくれた

風本 真希 院長

28歳の時でした。お産の経過で脳に障害を持って生まれた身内の子供に接したのは。当時、私は大学を卒業して予備校の講師をしていました。もうすっかり一人前の社会人なのに、まったく知らないことがある。それはショックでしたし、同時に「知りたい」という思いが湧いてきて、「産婦人科医になりたい」と思ったのです。その後、働きながら勉強を続け、医学部に入ったのは30歳を過ぎてからでした。今思えば、よくやったなと思いますけど、若いうちは「思い込み」と「勢い」が激しかったんですね(笑)。初めの大学の時は、お世辞にも真面目な学生ではなかったですけども、医学部に入ってからはもう勉強に夢中になりました。一度社会人になって、「学ぶ」ということの価値を見つめ直したこともあったのでしょう。学べば学ぶほど、一生の仕事とするのにお医者さんは素晴らしい仕事と思うようになっていました。
晴れて医師となってからは、周産期、不妊、腫瘍、一般婦人科など、産婦人科医として幅広く経験を積みました。その過程で特に興味を抱いたのが、女性ホルモンでした。不妊からお産、そして更年期まで、あらゆることに女性ホルモンが大きく作用しています。それを理解することが、女性の体を理解する一番の近道とまで思うようになっていました。ホルモンの勉強を続けていき、やがて自分も含め「すべての女性が笑顔で活躍できる社会をつくりたい」と願うようになり、自らのクリニックを立ち上げることを決めたのです。

すべての女性が笑顔で活躍できる社会を

風本 真希 院長

高田馬場周辺には学校もたくさんありますし、その一方、住宅街でもありますので、高校生の方から60代の方まで、幅広い層の患者さんにご利用いただいています。高田馬場駅が西武新宿線の乗り換え駅ということもあって、沿線にお住まいの方にご来院いただくということも多いですね。
妊娠を望む方には、妊娠できるよう一緒に取り組んでいく。妊娠した方は妊娠生活を無事に過ごせるようサポートして差し上げる。生理痛でお困りの方にはピル等でコントロールをして差し上げ、更年期になればホルモン補充療法やプラセンタ療法で元気を取り戻していただく。当初願っていた通り、すべての女性を元気にしたいという希望が少しずつ実現していき、私自身も充実した日々を送っています。

患者さんが満足してお帰りいただけるように

風本 真希 院長

患者さんが何を求めているか、ということを意識しながら診察をしています。同じ病気であっても、「相談したい」というだけの方もいらっしゃれば、検査をして自分の状態を知りたい方、検査に加え治療を望まれる方、それはもう人それぞれです。1人ひとりの方が何を、どこまで求めているかをお話を伺いながら推察し、その患者さんに合った医療を提供できるよう心がけています。
そしてもう1つ、数字をお見せすることも大切にしています。例えば更年期のご相談ですと、多くの場合初診時に採血をして閉経度合いを確認し、数値をお示ししながら相談を進めていきます。漠然と話し、漠然と治療の提案をしていては納得できないのも無理からぬこと。数値を見ることで、自分の今の状況を明確に把握でき、治療が必要か経過観察するか等の今後の方針も一緒に立てられ、満足のいく医療につながると思っています。

これから妊娠を考える人のご相談にも

これまで不妊で悩まれている方のお手伝いを中心にしてきましたけども、「これから妊娠をしたい」という方が以前に比べ増えているという実感を持っています。今の若い方の多くは、「ずっと働く」ということが前提になっていますよね。妊娠を考えた時、まだ自分には余裕があるのか、それとも何かを始めるべきなのか。その目処を知るため、セルフチェックを多くの方が望まれるようになっています。選択肢が増えたこともその理由の1つでしょう。例えば、東京都では卵子凍結の費用に関わる助成制度を開始しています。若いうちに卵子を保存し、産みたい時が到来するのを待つ、そんな選択肢も現実的なものとなりました。だからこそ、セルフチェックの必要性が高まっているのでしょう。東京都主催の「TOKYOプレコンゼミ」参加によりセルフチェックの助成が受けられる制度も始まっています(2024年6月時点 上限3万円)。当院ではセルフチェックのプランをいくつか用意していますので、今後の妊娠に備えいつでもご相談ください。

これから受診される患者さんへ

『まきレディスクリニック』の特色は、生理のお悩みなどの一般婦人科から、妊婦健診、不妊、更年期、そしてセルフチェックまで、あらゆるお悩みを承っているということです。働く女性が通いやすいよう夜は19時(最終受付18時半)まで開いています。また、WEB予約やWEBでの事前問診により待ち時間短縮にも努めています。あらゆる世代の女性のかかりつけ医として、皆さんの元気をサポートしてまいります。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

風本 真希 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:海外旅行、海外ドラマ鑑賞、ダイビング
  • 好きな作家:ジェーン・オースティン
  • 好きな映画:アクション/『ミッション:インポッシブル』
  • 好きな音楽:ジャズ、ボサノヴァ
  • 好きな場所・好きな観光地:タヒチ
  • 座右の銘:「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

風本 真希 院長から聞いた
『過多月経』

ひと昔前に比べ、より効率的なコントロールが可能に

経血量が非常に多い病気で、頭痛や動悸、めまい、すぐ疲れる、などの貧血症状が見られます。また、氷が食べたくなる、という方もいらっしゃいますね。原因としては、ホルモンの異常によるものと、器質性と言いますが、子宮筋腫や子宮腺筋症など、子宮自体に病気があって起こるケースがあります。少し前であれば、鉄剤などのお薬による治療、あるいはオムツやベッドにビニールシートを敷くといった対策が取られていました。鉄剤で難しいようなら、手術によって子宮を取り除く、という選択肢しかなかった時代もあったのです。それが現在は、非常に効果的な内服薬が登場したことにより、貧血をコントロールできるようになりました。特に閉経世代の方については、この薬のおかげでコントロールが容易になり、QOL改善の大きな力となっています。

グラフで見る『風本 真希 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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