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染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

TOMONOSUKE SOMEYA/MASAHIRO OHTSUKI

なじみの医師が、風邪から心臓病までの
あらゆる病気と子供の成長と発達を見守る

【染谷医師】順天堂大学医学部卒業後、同小児科に入局。2005年、同大学大学院卒業後、助教に就任。その後、丸山記念総合病院小児科部長を経て、2017年「豊洲小児科醫院」を開院。医学博士、臨床研修指導員

【大槻将弘副院長】順天堂大学医学部卒業後、同小児科入局。2006年同大学院卒業、同小児科助教に就任。2016年同准教授。2017年「豊洲小児科醫院」を染谷院長とともに開院。医学博士、臨床研修指導員

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

豊洲小児科醫院

江東区/豊洲/豊洲駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科
  • ●小児皮膚科

2人体制なら“いつでも診てもらえる”地域のホームドクターになれる

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

【染谷医師】院長と副院長ともに順天堂大学の医学部から同大学病院に進み、私は小児腎臓病を、副院長は小児心臓病を専門として20年近く勤務していました。年もひとつしか違わず、大学1年からほとんどずっと一緒にいてお互いのことをよくわかっていたので、ふたりで開業することを決めました。ふたり体制であれば、土日診療も可能ですし、医師が疲弊せずに病院を長く開けておくことができると考えたからです。地域のホームドクターになるなら、できるだけ“よく知ったドクターにいつでも診てもらえる”という環境を作りたいと考えました。
豊洲に決めたのは、この街にも、クリニックの入っているマンションにもファミリー世帯が多く小児科のニーズが多いこと、そして勤務していた順天堂大学病院からも近く、研修医が見学に来れることなどが理由です。(染谷)

【大槻将弘副院長】院内はいわゆるキッズルーム、キッズスペースなどという言葉から想像されるものより、いくらかトーンを下げて、子供がなごむと同時に落ち着いたインテリアにしました。基本的に病院ですから調子が悪い子供たちが来るわけで、明るく楽しいというより、ちょっと静かにしていたいという子も多いだろうと思うので。白熱灯で明るすぎず、木目を多用して、たくさんの絵本をディスプレイと実用の両方の意味でそろえ、大きな水槽をシンボル的に置いて。すべてふたりで考えました。望みどおり居心地のいい空間が作れたのではないかと思っています。

子供たちが健康になり普通の生活を送る大人の姿を見る喜び

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

【染谷医師】大学病院では診療、学生や後輩の教育、研究の3つを並行して行います。開業を意識はしていなかったのですが、だんだんと現場で患者さんを診ること、そしてそれを大学の研修医たちに体験してもらうことに集中したいと考えるようになりました。これは小児科を選んだことにもつながるのですが、一時は教師になりたいと思ったこともあって、自分より若い人たちが発達して成長していくことを見ることが好きなんですね。小児科は全身を診れて、更に成長や発達も見続けることができる点が魅力です。患者さんが大きくなったお子さんを連れて来て、“先生のおかげでこんなに立派に育ちました”と言われると、この仕事をやっていてよかったと心から思いますし、そんな仕事を選んだ後輩たちに少しでも医療の現場を伝えたいという気持ちの両方があります。

【大槻将弘副院長】大学病院のどの仕事も好きでしたが、外来はとくに好きですね。いろんな人がいて、その人たちに会うことが楽しい。病気が治っていくのを目の前で見ることも喜びです。18年前実習で診ていた子が今、大学生や社会人になっていたりする。もしかしてあのとき亡くなっていたかもしれないと思うと、今普通に働いて普通に生きている姿を見るとなんとも言えない気持ちになります。

大学病院での専門医療をいかした環境づくり

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長

【染谷医師】風邪などの普段の内科の病気から、心臓病、腎臓病などの重大な疾患まで扱うことができるのが、当院の強みだと考えていて、上記の項目のほかにも循環器科、アレルギー科、皮膚科等も標榜しています。せっかく20年近く大学病院で専門的な臨床と研究をしてきたので、やはりそれは活かしたい、と。

【大槻将弘副院長】そのために心電図やレントゲンなどの基本機器のほかに、超音波検査器や感染症迅速検査装置など、機器も充実させました。これは順天堂大学病院から移っていらっしゃる患者さんも多く、その方たちになるべく以前と変わりない環境を提供したいという考えもあったからです。

病気を診るのではなく発達を見守る“医療の家”を名乗る

【染谷医師】それでも基本はあくまで“地域のホームドクター”です。病院名を英語でも表記しているのですが、Medical Homeと訳しました。これはアメリカやカナダのクリニックの考え方に基づいていて、病気を診るというよりは発達を見ていく場所、という意味をこめています。子供のときから大人になるまで見守り続ける、なんでも相談できる医療の家。いわゆる“かかりつけ医”なのですが、日本ではまだ“かかりつけ医院”という概念までしか浸透していない気がします。医院というより医者個人と長くつきあっていく、そんな意識がもっと広がるといいですね。

【大槻将弘副院長】いつ来ても同じドクターに診てもらえる、長くずっと診続けてもらえる、地域にいつでもいる。みなさんの健康の水先案内人というか、ヘルスプランナーというか。ちょっと気になる程度の病気以前のこともどんどん相談してしまう、そんな存在でありたいです。

これから受診される患者さんへ

【染谷医師】豊洲というこれから発展していく街で、日々生まれている赤ちゃん、子供たちとともに自分たちも育っていきたいと考えています。
患者さんのお母さんからよく「連日来てすみません」と言われることがあります。熱が上がり下がりして、薬を飲んでいるのにどうして?って不安になるんでしょうね。でもこちらとしては「むしろ毎日来てください」と言いたいす。少しでも心配なことがあれば、毎日でも来て、というのが医師の本音です。日本では医師や医院の敷居が高いなと感じます。個人クリニックですら、まだまだ“お医者さま”という意識があって、聞きたいことが聞けなかったり、気軽に来れなかったりするようです。これが変わっていくことを願っていますし、変えていきたいと思っています。

【大槻将弘副院長】「いつもと違う」ということが少しでもあれば、来てほしいですね。こちらの扱う科ではなくてもなにかしらアドバイスできるかもしれませんし、なにもなければ「よかったね」と安心できますから

※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:【染谷医師&大槻将弘副院長】東京都
  • 趣味:【染谷医師】ドライブ( 好きなドライブコースは横浜、江ノ島)【大槻将弘副院長】スポーツ全般、旅行
  • 好きな音楽:【染谷医師】クラシック以外はなんでも
  • 思い出に残る場所:【大槻将弘副院長】アフリカ
  • 最近のお気に入り映画 :【染谷医師】「君の名は」

グラフで見る『染谷 朋之介 院長/大槻 将弘 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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