名倉 義人 院長
YOSHITO NAGURA
「診察の依頼は断らない」。救急医療の現場で鍛えた幅広い対応力で夜間の医療ニーズに応える
名古屋市立大学卒業後、研修先の春日井市民病院で2年間救急医療に従事、女子医大病院で4年間専門医として勤務した後、東戸塚記念病院で整形外科として勤務し3年目を迎える。現在では日中の手術を担当しつつ、2017年8月に四ッ谷ホームクリニックを開院。2019年、現在の地に移転。
名倉 義人 院長
新宿ホームクリニック(旧:四ッ谷ホームクリニック(ファストドクター))
新宿区/内藤町/四谷三丁目駅
- ●内科
- ●整形外科
- ●小児科
医療で人の役にたち、幸せにしたい
医師という職業を目指したのは、中学、高校の頃に勉強をして行く中で、将来について「自分がいる意味ってなんだろう」と考えたことがきっかけです。次第に、このまま勉強をして良い大学、良い会社に入るだけの人生を送るのではなく、人の役にたち幸せにする人生を送りたいと考えるようになりました。周囲に医学に携わる人がいたわけではないのですが、目指すのならば医療で人の役にたつこと、その中でも人がやりたがらない救急医療を目指そうと思いました。
大学卒業後は愛知県春日井市にある研修先の病院で2年間勤務し、救急医療の現場を経験することで実践的に覚えていきました。その後、東京女子医科大学病院で専門医として4年間、横浜の東戸塚病院で3年間整形外科医として勤務しています。現在では整形外科で日中の手術を担当しつつ、こちらのクリニックを夜間に開院致しました。以前は別な場所で開業していたのですが、夜間診療の問い合わせが多くあり、時間外の医療の受診で困っている方が多い現実を知りました。そうした患者さんのニーズを知り、夜遅くまで働く人が多く、アクセスも良いこの場所であれば、多くの方に貢献できるのではないかと考え、この場所に開院することにしました。(丸ノ内線「四谷三丁目駅」、「新宿御苑前駅」から徒歩6分)
救急診療の現場で、夜間診療の必要性を痛感
大学卒業後に研修先としてお世話になった病院は、研修医であっても全ての症状を診なければならない、診察を依頼してくる救急車は断らない…という病院でした。こうした環境に身を置くことで、幅広い疾患をさまざまな診療科の視点から診ることが、できるようになりました。また、診察を依頼された場合はまず診ようという姿勢が自分の中に形作られて行くことになったと思います。
救急医療はなり手が少ない医療現場の一つです。救急という科ができたのも比較的最近のことで、専門医としての認知が医師の中でも浸透していません。「器用貧乏」「振り分け専門医」などと思われることもあるなど、救急医の地位はまだまだ低い状況にあります。夜間の仕事であることと共に、専門性が低いとみられるということも医師たちが遠ざかる要因かもしれません。しかしながら、なり手が少ない割に夜間救急は患者さんからの依頼が多く、中には軽微な症状の患者さんを診察することも少なくありません。軽微な医療を診察する夜間の一次診療に関しては、いくつか対応している医療機関もありますが、まだまだ少ないのが現状です。救急医療の現場では、受診先がなく救急車を要請する患者さんを目にすることもあり、そうした夜間の一次医療の受け皿となるクリニックが必要だと考えるようになったのです。
「救急・夜間」の患者さんへ向けた診療を行う
当クリニックでは、患者さんに提供したい医療として2つのものを念頭に置いています。
一つは「救急診療」です。私は大きな病院に患者さんが集中してしまうという今の救急医療は好ましくないと考えています。これは、私自身が救急医療に携わった時に感じたことです。ですから、救急医療の中でも、特別な検査が必要でない風邪など、一次医療で解決できる症状の患者さんを診て行きたいと思っています。
もう一つは「夜間診療」です。私自身もそうなんですが、日中仕事に追われていると、健康診断で引っかかる項目があってもなかなか病院に行くことができません。結果として、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を発症して、救急病院を受診することになってしまいます。実際、私が救急診療で診察してきた患者さんにはそういった方がいらっしゃいました。当クリニックはそうした、夜間にしか定期受診ができない状況の方向けの医療機関でありたいと思っています。具体的には「内科・整形外科・禁煙外来」の3つの科目を診療科目としています。風邪などの日常的な疾患から、健康診断などの気になる項目など日常的な管理やアドバイスまで行っていきます。慢性疾患の管理の大切さを周知していきたいと思っています。
禁煙外来に関しては、まずは通院での治療をメインに考えています。しかし、ゆくゆくはテレビ電話などを活用した、遠隔診療も取り入れていきたいと思っています。患者さんが治療や通院にかかる時間を短縮することができるからです。診察の後に処方箋を配達して、患者さんの都合のよい時間に薬局に薬をとりに行っていただくという形を考えています。
患者さんが話しやすい雰囲気づくりを心がける
患者さんと接する際に一番心がけていることは、話しやすい雰囲気作りをすることです。救急は問診が大事だと思いますし、全ての患者さんが「はじめまして」という状態ですので、対面した際の話し方や雰囲気に気をつけています。
具体的には、上からの位置から話しかけない様に、対等な位置で話すことを心がけています。声の抑揚など話し方にも気を遣います。あたり前のようですが、ついおざなりにしてしまいがちなこうしたことを、いつも気に留めています。
クリニックを開院する際には、内装や設備は必要最低限にして、立地にこだわりました。気張らない普通のマンションで待合スペースがあり、洗面所があり…とクリニックの条件に合うのがこの場所だったのです。これからは、来院された方が、自分の健康について振り返ることができるように、生活習慣病の啓蒙ポスターなど大切な情報をクリニック内に啓示していきたいと考えています。
これから受診される患者さんへ
健康でいられることは当たり前だと考えがちですが、そうではなくなる瞬間は誰にでも起こりえます。しかし、健康は日頃から少し気をつけるだけで維持することができます。そのためのお手伝いを、夜間診療という形でさせていただければと考えています。
仕事が忙しいため十分な時間がとれず、健康診断で気になる点があっても、定期受診を受けることや健康管理に手が回っていない方もたくさんいらっしゃると思います。当クリニックは私自身の体験も踏まえて、そうした患者さんを対象とした医療を提供しています。風邪などの疾患から生活習慣病の健康管理まで、お仕事帰りに立ち寄れる医療機関として活用していただければと考えています。また、体調がすぐれないなど、困った時にお電話いただければ、受診が必要かどうかも含めてアドバイスができると思います。
※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
名倉 義人 院長 MEMO
- 出身地:愛知県
- 趣味:マラソン、ダイビング
- 好きな雑誌:日経メディカル
- 好きな映画:グリーンマイル
- 好きな言葉:思いやり
- 好きなアーティスト:湘南乃風
- 好きな場所:湘南
グラフで見る『名倉 義人 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
新宿ホームクリニック(旧:四ッ谷ホームクリニック(ファストドクター))
名倉 義人 院長
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