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三上 哲 院長

AKIRA MIKAMI

目の前で医療を必要とする全ての人のために。
患者さんと共に、想いをかたちに。

宮崎大学医学部医学科卒業。順天堂大学付属病院、聖路加国際病院の救命救急センターに勤務。その後、海外での診療も経験し、2017年より『西麻布インターナショナルクリニック』院長に就任(東京メトロ日比谷線「広尾駅」より徒歩8分、「六本木駅」より徒歩6分)。

三上 哲 院長

三上 哲 院長

西麻布インターナショナルクリニック

港区/西麻布/広尾駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●小児科
  • ●泌尿器科

目の前で困っている人の助けになりたい

三上 哲 院長

私が高校3年生の時に、元気だった母方の祖母が大きな病に倒れました。現実的な対応を迫られる中、実の娘である母の気苦労は大変なものだったと思います。その母を傍で見ながら、愛してる人、自分の大切な人にいざという事が起こった時にその力になりたいと思ったことが、この世界へ進むきっかけになりました。
大学卒業した私は、救急救命センターに籍を置きました。祖母の記憶もあり、目の前の人にとにかく尽くしてくれる存在が、私にとってのお医者さんのイメージだったのです。内科疾患から外傷にいたるまで、あらゆる人を診る急性期医療に従事することは、そのイメージにかなうものでした。
『西麻布インターナショナルクリニック』は2017年5月に開院いたしました。ここは、『順子内科クリニック』の村田順子先生が長年に渡り地域に根付いた医療を提供されてきた場所でした。私はこの近くに住んでいたこともあり、先生に患者の立場でお世話になったこともありました。その先生が引退をされることになり、私がクリニックを引き継ぐ形となったのです。「あんたなら大丈夫」と後押ししてくださった順子先生。その志を胸に、私に出来ることを精一杯させていただきたいと思っています。

あらゆる人が気軽に掛かれる、垣根のないクリニックを目指して

三上 哲 院長

救急医療では老若男女、内科・外科疾患を問わず診ることが求められます。地域医療に従事することになり、その経験が役立てていければと思っています。先代の順子先生の頃と異なるのは、外傷や整形外科的疾患も拝見しているということでしょう。それらも含め、身体のことはすべて診ていく姿勢に変わりはありません。
当クリニックは名称に“インターナショナル”と冠しています。私たちが外国に行った時、現地でクリニックに掛かるのは非常にハードルが高いですよね。私は上海で1年半ほど診療を経験したことがあるのですが、拙い言葉であっても、母国語で「お大事にどうぞ」と一言あるだけでずいぶん気持ちが落ち着いたものです。
地域に住まわれているのは、日本の方だけでも、また外国の方だけというわけではありません。国籍を問わず、あらゆる人が困った時に助けとなれるよう、垣根のないクリニックを目指していきたいと思っています。

自らの技量を踏まえ、その人の立場に寄り添って

三上 哲 院長

これまでの経験で、あらゆる状況に対応出来る自負は持っています。しかしこれは、私が何でも診れるということを意味するのではありません。自らの技量を踏まえ、私が診れるものは責任を持って拝見し、分を越えると判断したら、しかるべき医療機関に具体的な治療内容を説明した上でご紹介し、またこちらに帰っていただくという形をとっています。その判断については、これまでの経験が大いに役立っているところです。

勤務医時代の恩師から、「救急医療は究極の慢性医療」という言葉をいただいたことがあります。患者さんは突然のアクシデントや突発的な疾病が生じて救急外来に来られるわけですが、そこに至るまでにその人その人の積み重ねがあります。長年に渡り根気づよく治療を続けられてきた方もあったでしょう。あるいは、日々のストレスに悩み疲れた帰結であったことも考えられます。その人のストーリーを考慮せず、軽々しく言葉を口にするなと、恩師には口酸っぱく言われたものです。
こうして今まさに自分のクリニックで診療をするようになりますと、その恩師の言葉が身にしみてわかったように感じます。自分の思う医療を勧めるのではなく、その人の気持ちに寄り添った医療を提供していきたいと思っているところです。

日々のアップデートを欠かさず、最新の知識に基づく医療を

私は旅行医学会の認定医の資格を持っています。たとえば、留学される際の診断書や渡航前のワクチンの接種。あるいは、来日された外国人の方がワクチンを処方するといったような、いわゆる流行医学的なアプローチをおこなえるものと考えています。海外に行かれる際、どういう備えをして、実際に何らかの処置をしたほうが良いのかといったことをお気軽にご相談いただければと思います。

今後ということでは、より超音波検査のスキル向上をはかっていきたいと思っています。救急医療では、現場でおおよその診断を速やかにつけることが求められました。その際に最も力を発揮したのが超音波検査なのです。
超音波の検査というと、一般にイメージされるのは“お腹”かもしれません。しかし今では、たとえば整形外科領域でも盛んに用いられるようになっており、骨折など、レントゲンではわかりにくいものも超音波によって診断がつくことがあります。
その応用範囲が広がり、機械の精度も上がってきたことで、診断の一助として今後はますます必要不可欠なものになってくると思われます。その技術のアップデートを怠らぬよう、日々、トレーニングしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『西麻布インターナショナルクリニック』では、院内処方をおこなっています。患者さんの利便性を考えれば、使い慣れているお薬はその場で持ち帰れるほうが良いのは言うまでもありません。もちろんここでも、分別が大切になります。薬剤師さんや他科の先生といったスペシャリストの手が必要な時は、しっかりご案内するのが私たちの責任だと思っています。

もし自分の家族であればどうするか。なんと説明して欲しいか。その観点がぶれなければ、医療はおのずと正しい方向に向かうと私は信じています。ですからここでは、何でも思うことを仰ってください。患者さんと共に歩み、想いをかたちにしていくことが出来ればと思っています。

※上記記事は2017年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三上 哲 院長 MEMO

救急科専門医

  • 出身地:京都府
  • 趣味:サッカー、サーフィン
  • 好きな作家:伊集院静
  • 好きな映画:グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
  • 座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽:R&B
  • 好きな場所・好きな観光地:海・ナパ(米)

グラフで見る『三上 哲 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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