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篠原 充 院長

MITSURU SHINOHARA

できる限り多くの医療情報を提供し、
患者さんの立場に寄り添った診療を。

神戸大学医学部卒業。都立駒込病院に泌尿器科医として長年に渡り勤務。2013年に『巣鴨泌尿器科内科クリニック』を開院(JR山手線「巣鴨駅」より徒歩3分)。現在にいたる。

篠原 充 院長

篠原 充 院長

巣鴨泌尿器科内科クリニック

豊島区/巣鴨/巣鴨駅

  • ●内科
  • ●泌尿器科
  • ●性感染症内科

癌を主体に、泌尿器科の医師として長年に渡り診療に従事

篠原 充 院長

私は四国香川の出身で、実家は農家でした。私が大学に入学した当時は今と状況が異なり、生活のために手に職をつけなければならない時代だったのです。ですから、本当は数学者に憧れていたのですが、あの当時は生活を考えて医師を選んだということになりますね。
私は子供の頃から、頭を使って細かい作業をすることを好んでいました。外科であり、そこから泌尿器を選んだのは、それが理由です。当初、麻酔科にも興味を持っていたのですが、当時の麻酔科は補助的な役割が多く、自分で主体的にできる診療科を選んだのです。
『巣鴨泌尿器科内科クリニック』は、2013年9月に開院いたしました。都立病院を始め、泌尿器科の医師として長年に渡り診療をおこなってきた経験を生かし、患者さんに正確な情報を提供できる街のお医者さんでありたいと思っています。

本当にその人にとって必要な医療を提供していく

篠原 充 院長

検査や治療の進歩により、年々、患者さんの選択肢が増えてきました。それ自体は歓迎すべきことなのでしょうけれど、一方でその内容をご説明する時間が充分にとれないことは、医療に関わるすべてのものに共通する悩みとなっています。その弊害として、不要不急な治療を迫られているケースが少なくないように感じられます。
私の専門である泌尿器を例にしましょう。PSA検査によって前立腺がんのリスクを容易に推測できるようになったものの、患者さんの年齢によっては、治療そのものが必要ない場合があるのです。癌が1期、2期、3期、4期とステージが分かれるのはご存知かと思います。そして前立腺がんの生存率は、3期までが100%となっています。これは何を意味するのでしょう。治療が不要とまでは申しません。しかし、その治療をすぐにおこなうのか、2年後におこなうのか、その判断は慎重に慎重を期するべきなのです。
当クリニックでは、すべての情報を開示した上で、私の意見も加え、患者さんに治療を選んでいただくようにしています。そしてそれこそが、私が開業してやりたいと思っていたことなのです。

快適な暮らしを実現していただくために

篠原 充 院長

尿失禁や頻尿など、泌尿器科一般の疾患はお年を召すほど多くなっていく傾向にありますが、お若い方、20代でもまれではありません。こうした疾患には、お薬の他に行動療法が効果的です。いわゆる骨盤底筋訓練がその代表例であり、運動を正確に、そして定期的におこなうことで、尿失禁や頻尿に改善が見られるようになります。
最近、泌尿器の学会で問題となっているのは、実に4割近くの方が2年と経たずに頻尿等の治療を中断されるということです。これは推測になりますが、その大半の人が「年も年だし、しょうがない…」とある種のあきらめを感じて治療を中断されるのでしょう。これは私たちにとっても非常に残念なことです。お話ししましたように、これらの症状はお薬だけではなく、行動療法など複数の選択肢によって改善に向かいます。ご自分に合った方法でQOLを高め、快適な暮らしを実現する努力を続けていっていただければと思います。

正しい医療情報を提供する場所としても活用していただきたい

我々にしたところで同じ傾向があると自覚するところですが、人は自分が知りたいものだけを得ようとします。つまり、自分にとって耳ざわりの良い情報だけを求めがちなのですね。しかし、それでは、健康を維持することは適いません。
もちろん、昨今はただでさえ情報が氾濫している時代ですから、そこから確かなものを得ようとするのは難しいでしょう。たとえば、雑誌等でよく特集されることの多い「癌生存率」。これにしたところで、統計のトリックのようなものがあり、中身を精査してみないことには確かなことはいえません。
その治療は必要か否か。その情報は正しいのかそうではないのか。その真偽を確かめるために私たちをご利用いただければと思っていますし、正しい医療情報を入手する手段を提供していきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

泌尿器科に限ったことではありません。何か病気が見つかり、治療法等に疑問を感じられたなら、お気軽にご相談ください。セカンドオピニオンというほど大層なものではありませんが、具体的に何をする治療で、どういう効果が見込まれるかどうかについて、医師として客観的な意見を述べさせていただきます。
患者さんと一緒になって医療をおこなう身近な存在でありたい。開業以来、私が目標としていることです。病気や健康に関することでしたらどんなことでもお気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

篠原 充 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:香川県
  • 趣味・特技:園芸
  • 好きな本・作家:歴史書
  • 好きな映画:ケインとアベル(ジェフリー・アーチャー原作)
  • 好きな音楽・アーティスト:エミルー・ハリス
  • 好きな場所・観光地:田園

グラフで見る『篠原 充 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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