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田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

TOSHIYUKI TAMURA  & TOMONORI OSHIO

「ちょっと気になる」。そう思った時に気軽に相談してもらえるクリニックを目指して

東京医科大学卒業。昭和大学精神医学教室に入局。2015年11月に『烏山たむらメンタルクリニック』を開院(京王線「千歳烏山駅」より徒歩2分)。

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

烏山たむらメンタルクリニック

世田谷区/南烏山/千歳烏山駅

  • ●心療内科
  • ●精神科

祖父の死をきっかけに、こころの世界へ

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

【田村 利之 先生】
小学3年生の時に、祖父が私の目の前で亡くなりました。人の死というものに直面したのは、それが初めてのことでした。「医療」というものを意識したのは、それが最初だったように思います。医学部への受験を思い立ったのは高校生になってからのことになりますが、今思えば、その時の小さな記憶が、きっかけになったように思うのです。
病気の重さをどう評価するかということについては、人により変わってきます。それだけ医師に求められる責任は重要なわけで、その部分に魅力を感じたということなのです。
2015年に『烏山たむらメンタルクリニック』は開院いたしました。この場所には、私以前に診療をされていた先生がおられました。当時、私は昭和大学付属烏山病院に勤務していたのですが、その先生がおやめになるということになり、後を継がないか、というお話をいただいたのです。幸い、当時の教授にも推薦をいただいたこともありましたし、病院で診ていた患者さんも引き続き診れるということで、ありがたくお話をお受けしたということなんですね。

気軽に相談していただける場所でありたい

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

【押尾 朋範 先生】
年齢層としては、比較的若めの、30代、40代の患者さんが多いように感じます。症状としては、うつ症状の方や、手洗いが止まらないなどの強迫症状のある方が多く、昨今では、動悸が止まらないという方や、夜眠れないといった症状を訴えて来られる方も多くなってきました。
クリニックの役割は、症状が軽めの方が気軽に受診していただけるところにあると思っています。病院となりますとどうしても敷居が高く感じますし、特に精神科については、その傾向がより顕著でしょう。症状が重くなる前にいらしていただけるのがクリニックの利点と考えていますし、またそれによって、軽い症状のうちにとどめることが出来ているのではないかと思っています。
不眠がまさにそうですが、以前に比べ、精神科のハードルも随分と下がってきました。深刻な症状となる方を抑制出来るという意味では、これは非常に良い傾向だと感じています。

患者さんが前向きになってお帰りいただけるように心を尽くす

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生

【押尾 朋範 先生】
診察では、患者さんのお話をよくうかがうということを大切にしています。そこでは、病気のことだけではなく、その背景にも着目していきます。たとえば仕事が要因と見られる場合、どういう環境でどんな仕事をされているのかといったことを把握することが大切になりますし、その方がどういった環境で育たれたのかという家族背景を知ることも、重要な意味を持ってくるのです。
また、お薬については、よくよくご説明をするようにしています。精神科のハードルが随分と低くなったというお話をしましたけども、精神科のお薬について、負のイメージをお持ちの方が多いのは確かです。実際、「薬を飲まないで治療をしたい」とおっしゃる方が多いのですが、結果としてそれで回復が遅くなってしまったり、症状が悪化してしまっては本末転倒です。もちろん患者さんに不安がおありなのは重々承知していますので、なぜこのお薬が必要で、副作用がある場合にどういった症状が出るかといったことを詳しくお話ししていきます。最終的にお薬を飲むかどうかは患者さんにかかってくるわけですので、ご理解を得て、信頼していただくことが大切と考えています。
診察が終わる際は、必ずプラスな方向に持っていけるよう心がけています。一般に、来院される方は気分が落ち込んでいることが多いものです。気分を上げるためにお薬を処方することもありますが、やはり、人と人のことですので、1つひとつの言葉を大事に、その方が前向きになって診察を終えることが出来るよう配慮しています。

「睡眠」に着目した診療も

【田村 利之 先生】
当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療もおこなっています。こちらで実施しているのはご自宅でおこなえる簡易的な検査で、その結果をもとに私の方で判断し、呼吸をアシストしてくれるCPAPを導入していくことになります。
SASの治療は、内科さんで耳にされることが多いかもしれませんが、精神科に来院される不眠の患者さんの中に、SASである方が隠れていることがあるのです。その分別という意味において、症状が該当する方には検査をお勧めしています。
そもそも睡眠は、精神的な疾患に大きく関与するファクターです。私たちでも、徹夜明けには、体がだるいと感じるものですよね。不眠の方は、ちょうどそういった状態が続いていくようなものですので、自然、気力も落ち、生活の様々な部分で支障をきたしてしまうものなのです。眠り過ぎも良くありませんが、程良い睡眠は健康に不可欠なものです。その意味において、こちらでも睡眠というものにしっかりと目を向けていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

【田村 利之 先生】
『烏山たむらメンタルクリニック』では、ご家族の方の相談も承っています。ご本人ではありませんので保険対象外となりますけども、ご家族のことで何か心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
少し眠れない不安ですとか食欲低下等、些細に思えるようなことでも結構です。

※上記記事は2019年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:ジムトレーニング
  • 好きな本:「その時気に入ったものを」
  • 好きな映画:『ショーシャンクの空に』
  • 座右の銘・好きな言葉:人に寄り添い、努力に勝る才能無し
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな観光地:ハワイ

グラフで見る『田村 利之 先生 & 押尾 朋範 先生』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION