東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

平 嘉也子 院長

KAYAKO HIRA

地域に溶け込むクリニックを目指す。
皮膚の困りごとのかかりつけドクター。

カリフォルニア大学アーバイン校で医学の勉強を始め、佐賀大学医学部に入学。卒業後は順天堂大学に入学し、アレルギーや免疫学を専門に学ぶ。順天堂大学のアトピー専門外来や都内各地のクリニックで臨床経験を積み、2015年ひら皮膚科クリニックを開院。

医学博士号・日本皮膚科学会認定・皮膚科専門医
日本皮膚科学会・臨床皮膚科学会・東洋医学学会・
日本美容皮膚科学会に所属

平 嘉也子 院長

平 嘉也子 院長

ひら皮膚科クリニック

世田谷区/北沢/下北沢駅

  • ●皮膚科
  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●アレルギー科
  • ●美容皮膚科
  • ●美容皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●小児皮膚科

祖父と祖母の思い出と医学への興味。

平 嘉也子 院長

私の祖父母は眼科と内科の医師をしていました。地域の人の健康を支える「かかりつけ医」です。鹿児島で診療所を開いている祖父や祖母の所に遊びに来る度に診察や診療で患者さんとやり取りをする様子をみていました。祖父や祖母が病気で困っている人達を助ける様子をみて「お医者さんってとても特別で素敵なお仕事だな…」と思いました。高校時代になると解剖学や生理学の授業があり、人間の体の仕組みについて学ぶ機会があり、その面白さにも魅かれました。子供の頃の思い出と医療への興味、それが私の医療の道を志したきっかけです。
アメリカで生まれ育った私はカリフォルニア大学アーバイン校に入学、医学の勉強を始め、憧れだった日本の地で医師になるため、佐賀大学医学部に入学しました。卒業後は順天堂大学に入学し、アレルギーや免疫学を専門に学び、アトピー専門外来で臨床経験を積みました。祖父母の様にかかりつけ医を目指して2015年ひら皮膚科クリニックを開院致しました。(小田急線 下北沢駅南口より徒歩5分)

患者さんが行きたくなるクリニック。

平 嘉也子 院長

地域の方に親しまれるクリニックにすることが私の目標です。そのためにクリニック開院の際に考えた医院のコンセプトは「行きたくなる楽しいクリニック」です。
内装で気をつけたことはお医者さんらしくしないこと。いかにも病院とした感じだと患者さんも緊張しちゃいますからね。癒し系のブルーやグリーンなどを使うほか、ライトも柔らかいものを使っています。トイレや診察室、待合室に落ち着く癒し系の絵を飾るなど視覚的にゆったりできる工夫をしました。また、院内で流す音楽は美容の施術やトイレ、待合室で違う音楽を流しています。診察室のイスもリラックスできるものにしているんですよ。院内が患者さんの元気になれるパワースポットになれれば一番嬉しいですね。
また、お医者さん特有の重い雰囲気にならない様に、私もスタッフも患者さんが話しやすいようにできるだけ気さくな感じで接するようにしています。
お陰さまで、クリニックには、生後1カ月の赤ちゃんから90歳のご高齢の方まで幅広い方に来て頂いています。おじいさんおばあさんからお孫さんまで3世代で来て頂くこともあります。周辺にお住まいの方のほか、神奈川の逗子や小田原、山梨など遠方から来て頂くこともありますね。本当にありがたいです。
クリニックのある下北沢は本当にいい街です。住んでいる人も優しいし、都会なのに人情味がある街です。これから地域に根差したクリニックとして、赤ちゃんの頃に受診したお子さんが小学生、高校生、大学生と成長していくのをみるのが今の夢です。(笑)

かかりつけ医として幅広い症状に対応。

平 嘉也子 院長

私自身がアレルギーであったということもあり、医師になる前から皮膚のこと、特にアレルギーの仕組みには興味をもっていました。勉強をして病気の仕組みが分かることは楽しかったですし、大学院や卒業後もアレルギーの研究を続けてくることができました。今まで皮膚について学ぶことで今こうして皆さんのお役に立てています。開業後は、地域のかかりつけ医として幅広い症状に対応していますが、クリニックの外観や内装が柔らかく作ってあるためか「女性限定ですか」と美容皮膚科と間違えられることもあります。メインはお子さんからお年寄りまでを診療する一般皮膚科を行っています。
お陰さまで現在、クリニックにいらっしゃる患者さんは赤ちゃんの湿疹からご年配の方の乾燥肌までさまざまな症状の方にご来院頂いています。

体の外と中から病気の治癒を目指す。

アトピーを始めとした皮膚疾患は場合によっては、治療に長い時間がかかります。ですから、症状を抑える薬だけでなく、患者さんの体の中から治していくことも必要だというのが私の考えです。そのために大切なのが「FEST」です。それぞれFはFood(食事)、EはExercise(運動)、SはSleep(睡眠、TはThoughts(思考)を表しています。
食事は体の元になるもの。食べ物を改善しただけでニキビやアトピーが治ってしまった方もあるのです。適度な運動や睡眠は自律神経を整え、体の中の状態を安定させます。前向きな考えをもつことは治療の効果を高めるのに役立ちます。
この4つは実は密接につながっていて、ちゃんと食べないと動けませんし、食べたり寝たりしないと運動もできません。運動をしないと気がめいることにもつながります。この4つのバランスが健康を支えています。薬を飲んで中から治すと同時に、根本から治すためには食べることや睡眠、運動や精神面を整えていくことが大切です。患者さんには治療の際にこうした説明もしています。
実際の治療の際には薬物療法で症状を抑えるほか、食生活や運動、睡眠へのアドバイスも行います。場合によってはメンタル的なお話もさせて頂くこともあります。そして、西洋医学の補助的アプローチとして漢方薬を使った治療も取り入れています。
このFESTと西洋医学と漢方の3つを患者さんの状態に合わせてオーダーメイドで組み合わせていくのが、私が実践している治療法です。

これから受診される患者さんへ。

クリニック開設からまだ、2年しか経っていませんが「先生、お疲れ様」「あの薬、良かったですヨ」など道端で患者さんに声をかけて頂くことも増えてきました。
医療の道はビジネスやお金のためにするものではない、というのが私の考えです。真心をもって患者さんとのお付き合いをして、信頼関係を築くことが大切だと思います。
また、よく「病は気から」といいますが、患者さんが医師を信頼することで治療の効果にも影響がでてくるのです。
そのために患者さんの診察や説明などには時間をかけます。お待たせすることもありますが、その分笑顔で納得して帰って頂けたらと考えています。
患者さんはなやみ事や困りごとを抱えてクリニックにおいでになります。そういった方に安心して笑顔で帰って頂くことが当院のモットーです。これはスタッフ全員で共有している考え方です。(患者さんの笑顔から逆にスタッフが元気を頂くこともあります。)
これからも、より地域に根差し、溶け込んだ気楽に来ることができるクリニック。そして、病気が治るクリニックを目指していきたいと思います。皮膚の困りごとのかかりつけ医としてお気軽にご相談ください。私も含めてスタッフ一同お待ちしております。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平 嘉也子 院長 MEMO

  • 出身地:アメリカ ロサンゼルス
  • 趣味・特技:ヨガ
  • 好きな本・愛読書:皮フ科
  • 好きな映画:サウンド・オブ・ミュージック
  • 好きな言葉・座右の銘:You only live once,smile more.
  • 好きな音楽・アーティスト:ヨーヨーマ、アンドレア・ボチェッリ、ダイアナ・クラール、ドリカム
  • 好きな場所・観光地:LA,下北沢

グラフで見る『平 嘉也子 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION