出沢明PEDクリニック(向ヶ丘PEDスポーツクリニック)
世田谷区/玉川/二子玉川駅
- 整形外科
- 内科
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出沢 明 理事長への独自インタビュー
PED手術(経皮的椎間板ヘルニア内視鏡下摘出手術)の第一人者として
開業前は帝京大学溝口病院で診療していたのですが、たくさんの患者さんにお越しいただくうち、最終的に「6年待ち」という状態にまでなってしまったんですね。私が得意とするPED手術をご希望の患者さんがいらしても、6年お待ちいただく間に手術のタイミングを逃してしまう恐れがあること。また、脊柱管狭窄症に対する手技を確立したいという気持ちもあって、『出沢明PEDクリニック』の開業を決めました。
2014年、二子玉川駅の駅前で診療を開始しました。はじめはビル2階のワンフロアを使って、PEDによる日帰り手術をおこなっていたのですが、その後MRIをはじめとした設備面を充実させるために、2階・3階とフロアをまたいで診療するようになったんですね。2018年、今度は入院設備の必要を感じるようになり、川崎で『向ヶ丘PEDスポーツクリニック』を開院しました。
低侵襲で無血、人体にやさしいPED手術とは
PEDは、ごく小さな傷口に直径6ミリほどの操作管を挿入し、直径3ミリほどの小鉗子を使ってヘルニアを摘出する手術です。日帰りでおこなえる低侵襲な手術であり、腰椎椎間板ヘルニアなどに対して安定した治療成績を残しています。
私たちの体は水分が60%を占め、生後間もない赤ちゃんなどは体の8割近くが水分だとされています。手術で扱う「神経」は、体内で水の中に浮かんでいるような状態にありますから、操作管の先からでる生理食塩水を還流させながらおこなう術式は、きわめて生理的であると言えます。傷口が小さくて済む最小侵襲脊椎手術であることに加えて、無血の手術で人の体にやさしいことも大きな特長です。