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綿貫 誠 院長

MAKOTO WATANUKI

関節鏡・理学療法・運動療法の三本柱で
高水準でオーダーメイドな医療を提供する

産業医科大学卒業後、関東労災病院整形外科・スポーツ整形外科に入局。都立墨東病院 整形外科・救急救命センターなどで腕を研鑽し、同大学院にて研究に携わる。University Wisconsin-Madison, Biochemistryへの留学後、産業医・野球部チームドクターなどを経て東京労災病院 医長に就任。大脇病院 整形外科・スポーツ整形外科部長を経験し、2012年『AR-Ex 尾山台整形外科 東京関節鏡センター』院長へ。

綿貫 誠 院長

綿貫 誠 院長

AR-Ex尾山台整形外科

世田谷区/等々力/尾山台駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

恩師に導かれ医学の世界へ

綿貫 誠 院長

子どものころから、手先が器用でものづくりや、機械いじりが大好きだったので、大学では工学部に進もうと勉強に励んでいました。そのまま工学部に入ったら、卒業後は車など何かしら立体的なものをつくるエンジニアをやっていたでしょうね。ところが、進路で悩んでいたさいに、お世話になった恩師に医師という職業の立派さを教えていただき、更にはお力添えもしてもらい、医学部を目指すことにしたのです。そんないきさつで医学部へ進学したのですが、いざ医学部で勉強をしてみると、どんどん体の仕組みなどに興味を覚え医学の世界へ魅了されていきましたので、結果、医師になって患者さまのために診療させていただけることは、とても責任重大ですが充実もしています。
卒業後は産業医や救命救急医、スポーツドクター、そして骨形成に関する研究などにも携わり、これまたご縁があってAR-Ex尾山台整形外科 東京関節鏡センターの院長のお話をいただいたので、引き受けさせていただき、いまに至っています。本当に恩師からの言葉からはじまり、患者さまとの縁、そして当クリニックの理事長との良い縁に恵まれてとてもありがたいことです。

貴重なスポーツドクターの経験を生かして日々医療を提供

綿貫 誠 院長

大学卒業後は、関東労災病院のスポーツ整形外科で腕を研鑽していました。そこから、さまざまなチームドクターの経験も積みました。スポーツドクターは自分の判断が、個人はもとよりチームという大きな組織など、いろんなものを左右し決定する役目。「出場していいよ」といったことで怪我が大きくなる事態は、医師として絶対にあってはならないこと。そして、医師としての立場を優先しすぎるあまりに「出場したらダメ」と及び腰になってしまうと、選手に悔いを残す結果になる可能性があるので、正しく適切な引き際を見極めないといけないんですね。いわば医師である自分の言葉が諸刃の剣になりうる責任重大な役目でしたが、それもやり甲斐がありました。
よく先輩や先生に言われたのが十字架を背負いながら言葉を発するつもりで、と。つまり医師としての十字架であり、相手の人生、チームの人生を左右するという意味合いですね。普段の診療に於いてもそうですが、より大きな責任を背負い、ひとこと一言が全てを決めるので色んな面からこの言葉がどう響くのかな、としっかりと意味を反復し、消化しながら話をするようにしています。こういった経験はいまの診療姿勢にも生かされています。

関節鏡視下手術・理学療法・運動療法の三本柱で

綿貫 誠 院長

クリニックの名前の一部である『関節鏡センター』の通り、手術をする場合は関節鏡を使って、最小侵襲での方法をとっています。同じグループで7つのクリニックがあり、おかげ様で8つ目も近日中にオープン予定。グループで年間約200症例以上の手術をこなし、当クリニックは唯一、手術室もあり有床でもあることがひとつの特色でもあります。またAR-Exグループは、各部位の専門的な熟練の医師が在籍している強みを最大限に生かし、手術のさいも相互連携をとり、ネット回線を使いオンタイムで指導し、的確に手術を進めています。
関節鏡視下手術は簡単にいうと関節用の内視鏡を使って傷の小さい、つまり最小侵襲での手術をすること。体への負担が少なく、回復までの期間が短くなるのも患者さまへのメリットです。入院設備も、その後のリハビリテーションや治療に対して前向きな気持ちで取り組めるように病院らしさを取り払い、食事も2種類から患者さまに選択していただく工夫もしています。とはいっても入院期間は平均して4日前後と短期間なのですが、少しでも快適に過ごしていただきたいと思っています。改めてクリニック名前のAR-Ex(アレックス)は、Aがアースロスコピー(関節鏡)、Rがリハビリテーション、Exがエクササイズ。高水準な関節鏡手術はもちろんのこと、その後は投薬や注射のみに頼らずに理学療法士やトレーナーのもとで、高度で専門性の高いリハビリとエクササイズをすることにも重きを置いているんです。手術が終わったあとも、ある一定の運動ができるレベルまで、そして怪我予防という面でも患者さまを主体とし、医師と医学療法士が三位一体でフォローアップして治癒を目指しています。

専門性・技術の高い理学療法・運動療法を携えて

最終的に医師の知識を体現する役目を担ってくれるのは、理学療法士。医師がメスを入れ、その責任を全うするために、専門性が高く技術力のある理学療法士・トレーナーも多数在籍しています。それぞれの得意分野や得意競技に特化したリハビリが出来るように、例えばサッカー、野球、そしてダンスなど。理学療法士たちも医師と同じく、日々刻々と進歩している技術を身に付けるために、自主的に勉強をしてくれています。ときには医師の自分が、理学療法士に見解を聞くことも。コンスタントに勉強会も開き、手術前には一緒にミーティングをし、術後も綿密に話し合いチーム医療を徹底しています。

これから受診される患者さまへ

おかげ様で、お子さまからご高齢のかたまで、たくさんの患者さまに来院していただいています。スポーツ障害・外傷のみならず飽くまで専門性も保ちつつ、一般整形外科しても存在しています。「スポーツで怪我をしたわけではないから敷居が高いな」と感じられることもあると思うのですが、競技のみがスポーツではないんです。人それぞれの尺度があり、そのかたの筋力や骨格、年齢によって日々の家事、通勤、ウインドウショッピングなどが競技者のスポーツに相当する『運動(スポーツ)』になるんですよね。なので、本当にさまざまな症状な患者さまがいらっしゃいます。
クリニックも大所帯なので、とにかく総力戦で患者さまをサポートさせて頂いています。そして開院当時から医師の補佐的役割を担うメディカルクラークの制度を導入し、医師は患者さまと真正面から向かい合い、お話に耳を傾けることに集中しています。医師が真剣に向き合えば、患者さまもおのずと心を開いてくれて、何気ない話に大きな治療のヒントが隠れていることも。患者さまの自然体を見せていただくことによって、より効果的なアドバイスも出来ます。今日来て何か1つ実感があった、今日来て何か1つ嬉しかった、それが体感できるような診療を心がけています。当クリニックは東急大井町線尾山台駅より徒歩2分の場所にあります。エレベーターも完備して広々とした院内になっておりますので、お気軽にお越しください。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

綿貫 誠 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:仕事が趣味になっていますが、 スキューバーダイビングやスキー、旅行も好きです
  • 好きな本:スポーツ関連書籍
  • 好きな映画:スター・ウォーズ(ジョージ・ルーカス作品全般)、007、ミッション:インポッシブル
  • 好きな言葉:一期一会(一人ひとりとの出会いを大事にしています)
  • 好きな場所:石垣島

グラフで見る『綿貫 誠 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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