中西 かおる 医師 & 種市 摂子 医師
KAORU NAKANISHI & SETSUKO TANEICHI
こころの病を抱えるすべての人のために。できるだけ時間をかけて丁寧な診察を
うつ病への周知とサポートをおこなうことを目的に設立された「日本うつ病センター(JDC)」。『六番町メンタルクリニック』は、そのJDCが診療の拠点として開設したメンタルクリニック(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線/南北線「四ッ谷駅」より徒歩6分、 JR中央総武線各駅停車・東京メトロ有楽町線/南北線・都営新宿線「市ヶ谷駅」より徒歩6分、東京メトロ有楽町線「麹町駅」より徒歩6分)。
中西 かおる 医師 & 種市 摂子 医師
六番町メンタルクリニック
新宿区/左門町/四谷三丁目駅
- ●精神科
- ●心療内科
人と人の縁が重なり、今、この道にあるということ
【種市 摂子 医師】
親戚に歯医者さんがいたものですから、当初は歯科医師になるつもりでいました。実際に歯学部に進んだのですけども、「どうもしっくりこない…」という思いを抱えていたのです。ハンガリー出身の精神科医、レオポルド・ソンディの精神分析に出会ったのは、そんな思いを抱えていた中でした。抽象的な表現ですけども、本当にすごい衝撃を受けましたね。精神科医を目指し始めたのは、それからすぐのことでした。
医学部卒業後は、まず身体疾患を診るところで研修を受けたいと考え、脳神経外科や救急医療の現場に身を置きました。その後、尾崎紀夫先生の元で精神科医としてのトレーニングを積み、現在にいたっています。
実は、尾崎先生とお会いした時、こちらの野村先生(六番町メンタルクリニック 所長)に相談するつもりだったんです。今こうしてこちらのクリニックで診療することになるとは、当時は夢にも思っていませんでしたね(笑)。
【中西 かおる 医師】
たまたまですが、身近に精神疾患を抱えた方がいました。小さい頃からそういった方と関わっていたということがあって、この道を志すにいたったということになります。その様な経緯もあって、私にとって医師とは精神科医だったのですが、実際に医学部に行くと、そこにはさまざまな科が存在することを知り、一時は迷ったこともありました。ただ、研修を受けた横浜市大の精神科の先生方がとてもよく指導してくださったということもあり、初心を思い出し、この道に進むことになったのです。
研修終了後は国立精神・神経センターに籍を置き、当時そちらにおられた樋口輝彦先生(現日本うつ病センター 理事長)と出会い、先生とのご縁でこちらで診療を担当させていただいています。
こころの病に苦しむすべての方に
【中西 かおる 医師】
当クリニックでは、うつ病、不安障害、睡眠障害や摂食障害、統合失調症や成人の発達障害など、こころの病全般を対象としています。私個人としては、これまでうつ病や統合失調症を中心に診てきた経緯があります。クリニックの性質上、うつ病で来院されるケースが多くありますが、これまでの臨床経験に加え、子育ての経験も活かしながら幅広いご相談に対応していきたいと考えています。
【種市 摂子 医師】
私は現在も複数の企業で産業医を担当しており、発達障害の方のサポートを多く経験していきています。こころの病に限ったことではないのですが、医療の現場にいますと、症状が重くなってから受診されるケースを非常に多くお見かけします。その前段階で良いサポートが出来るよう、啓発や情報提供にも力を入れていきたいと思っています。
1人ひとりの方に寄り添う医療を提供
【中西 かおる 医師】
学生時代に、石川信義先生が書かれた『心病める人たち―開かれた精神医療へ』という本が、私がこの道を志すもう1つのきっかけとなりました。その本からは、日本の精神医療の流れというものを見ることができます。
当時おこなわれていた精神医療の中では、患者さんの側に選択肢はありませんでした。それが時代の流れとともに、患者さんと医師が協同して作りあげていくような医療がこの分野でも求められていると感じています。症状だけを見て画一的に判断していくのは賢明なことではありません。おひとりおひとりの背景にも目を向け、その方にらしい人生が送れているかということを常に意識しながら診療にあたりたいと思っています。
辛い中でも、何かを学んでいただくことが大切
【種市 摂子 医師】
企業で休職に至ってしまった方のおよそ半数が再休職にいたってしまうという現状があります。それを防ぐという意味では、不調の中にただ中においても、何かしらのことを学ぶことが大切と考えています。たとえば、仕事を断るスキルということも必要になってくるでしょうし、体力を含めた自らのキャパシティーを把握することも大切です。また、ご本人に合ったストレスへの対処法を見つけることも重要です。
お薬を中心とした治療も大切ですが、それに加えて患者さんのエンパワーメントがまた重要だと考えています。カウンセラーによる認知行動療法はその最たるものと言えるでしょう。これを身につけているか否かで、休職期間が上下することはエビデンスとしてしっかり出ています。また、ご自身のストレス対処力や休息力を上げていくための1つのツールとして、スマートフォンの等のアプリ活用も有用と思います。今の診療にテクノロジーをもっと活かしサポートしたいですね。
これから受診される患者さんへ
【種市 摂子 医師】
患者さんの中には、真面目であるからこそ、無意識のうちにご自身でストレスを作ってしまうケースが多く見受けられます。どうか1人で抱え込まないでください。その障害を取り除いて差し上げたいと思っていますし、一緒に回復へと至る道を拓いていきましょう。
【中西 かおる 医師】
院長である野村先生のお人柄が出ているのだと思いますが、当クリニックはあたたかで、親しみやすい雰囲気に包まれています。「病気かどうかわからないけど…」といった段階で構いません。むしろ、そのような段階でのご相談をお受けするのが、クリニックの役割だと思っています。まず1度足を運んでいただき、その上で、「ここに来て良かった」と皆さんに思っていただけるようにしていきたいですね。
※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
中西 かおる 医師 & 種市 摂子 医師 MEMO
精神科専門医
- 出身地:[中西]神奈川県[種市]徳島県
- 趣味・特技:[中西]音楽鑑賞、スポーツ観戦 [種市]クラシックバレエ鑑賞、声楽
- 好きな本・作家:[中西]夏目漱石、さくらももこ [種市]デジタルヘルス関連書籍
- 好きな映画:[中西]山田洋次監督作品 [種市]ニュー・シネマ・パラダイス
- 好きな言葉もしくは座右の銘:[中西]一期一会 [種市]「喜び」「感動」「知ることは変わることだ」
- 好きな音楽:[中西]オールジャンル [種市]「クラシックに限らずなんでも」
- 好きな観光地:[中西]北海道、沖縄[種市]ヨーロッパ
グラフで見る『中西 かおる 医師 & 種市 摂子 医師』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
六番町メンタルクリニック
中西 かおる 医師 & 種市 摂子 医師
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- ●心療内科
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