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細川 和広 院長

KAZUHIRO HOSOKAWA

糖尿病の専門家として。勤務医25年間の臨床経験を生かし皆様のお役に立てる医院を目指して

慶應義塾大学医学部卒業。同大学病院において、糖尿病および内分泌疾患を中心に内科専修医として勤務。その後、東京都済生会中央病院で糖尿病の患者教育および糖尿病合併症の診療に従事。2006年1月に『細川内科クリニック』を開設(「浜松町駅」金杉橋出口より徒歩5分、「大門駅」より徒歩4分、「芝公園駅」より徒歩5分 )。

細川 和広 院長

細川 和広 院長

細川内科クリニック

港区/芝大門/浜松町駅

  • ●内科

商売をしていた祖父から勧められ、この道に

細川 和広 院長

実家は商売をしていました。その祖父から「学問はうばわれることはない。勉強を積み、それが仕事として出来るならば」とお墨付きをもらい、この道を目指すようになったのです。商売を継ごうと考えていた時期もあったのですけれど、そちらは早くから「お前には向いていない」とも言われていましたからね(笑)。
大学卒業後、糖尿病・内分泌疾患(甲状腺疾患、下垂体および副腎、性機能障害など)を中心に診る部署に籍を置きました。当時のことですけれど、がんや白血病といった病気は、治すことが難しく、亡くなる方が大半だったのです。それに比べ、糖尿病は亡くなる方が少なく、“治る”ことは難しいものの、食事療養は運動療法次第で改善に向かう患者さんが多かったものですから、その点に興味を惹かれて今に至るということになります。
2006年に『細川内科クリニック』は開院いたしました。それ以前に勤務していた済生会中央病院は糖尿病で名の知れた病院だったこともあり、多くの患者さんを担当していました。その方々が通いやすいように近くで、ということが念頭にありました。当時の患者さんもまだいらしてくれていますし、同時に、近隣の企業等にお勤めの方が健康診断等で指摘を受け、来院されるケースが増えています。

長年糖尿病の治療に携わってきた経験を生かして

細川 和広 院長

風邪や腹痛、花粉症などの一般内科全般も拝見しておりますが、私が糖尿病専門医であることもあり、糖尿病を抱えた患者さんが大半という状況です。
勤務医時代、非常に深刻な合併症を数えきれないほど見てきました。その怖さを知っているからこそ、患者さんの治療にいかせることがあるといえるでしょう。お薬の調節やインスリンの調節は、その当時の経験を生かしたものがあると考えています。状態が非常に悪い方については、済生会中央病院をはじめ、より専門性の高い大学病院などの医療機関をすみやかに紹介させていただいています。これまでに培ってきた知識と経験を生かし、適切な治療をおこなうと共に、改善の道筋をつけて差し上げるのが私の役目と認識しています。

専門的で具体的な食事の指導にも注力

細川 和広 院長

基本的に糖尿病は自覚症状に乏しい疾患です。だからこそ、食事の管理の重要性について認識していただく必要があります。当院では糖尿病の治療に長く携わってきた栄養士の力も借り、より詳細で具体的な食事の指導にも力を入れています。
治療に関しては、あまり怖がらせ過ぎてもよくないのですが、ある種の危機感を持っていただくことも時に必要になります。私の手元には、勤務医時代に実際に診てきた方々の資料がたくさんあります。合併症の恐ろしさを現したものが多数を占めますが、このような状態に陥る可能性があるということを認識していただくこともまた大切なことと考えています。

糖尿病のみならず、他の疾患の兆候を見逃さないように

勤務医時代と比べて大きな変化は、患者さんとお話をする時間、ということになります。当時はその時間がなかったわけですけれど、相談をしっかり受け止めてあげることができるようになったと思いますね。そのお話の中から私も色々なことに気づかされますし、1人の人間として成長でき、また、患者さんとのつながりが日々の診療の糧になっているように思います。

今後は、糖尿病の治療に力を入れるのはもちろん、癌や糖尿病以外の病気を見逃すことがないようにしていきたいとも考えています。やはり市井の開業医として、かかりつけ医として、糖尿病に注力するあまり、体調の変化に気づかないようではいけないと思うのです。そのため、あらゆる機会を通じ、一般内科的な知識を蓄積していきたいと考えています。手に負えない疾患となれば、それは各専門医の方々に紹介するわけですが、プライマリケアに携わるものとして、その兆候を見逃さないようにしていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

長年糖尿病治療に携わってきた経験を生かし、糖尿病と診断を受けた方の不安を少しでもお取りし、この病気とどう付き合っていくべきか、適切なアドバイスを親身になっておこなってまいります。お気軽に、いつでもご相談ください。

※上記記事は2020年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

細川 和広 院長 MEMO

総合内科専門医 /糖尿病専門医

  • 出身地:北海道
  • 趣味:テニス
  • 好きな本:「仕事の関係もあり、健康やダイエットに関する本を。他に語学の本も少々」
  • 好きな言葉:「今日は良いことがなくても、明日はきっと良い日になる」
  • 好きな音楽・アーティスト:歌謡曲/さだまさし、井上陽水、アリス

グラフで見る『細川 和広 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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