大石 悟 院長
SATORU OISHI
地域の皆様の健康と、これからの将来を担う子供たちをしっかりサポート。
大学卒業後、杏林大学の第一外科に入局。その後、東邦大学医療センター大橋病院や東芝病院での勤務を経て、蒲田駅や梅屋敷駅に近い場所に開業。
大石 悟 院長
城南チャイルドゼネラルクリニック
大田区/蒲田/蒲田駅
- ●小児科
- ●内科
生まれ育った地域のために小児科のクリニックを開業。
高校生くらいまでは、どちらかといえば文系科目が得意でしたので、困っている人を救けるために、弁護士になることを夢見ていました。ところが、高校3年になったところで、父から「医師を継いでもらいたい…」という希望を伝えられたのです。私はその意を受け、本当に土壇場になって医学部へと進むことになりました。
大学を卒業した私は、杏林大学の第一外科に入局しました。そして研修医となり2年目には小児外科を専攻しました。小児外科では、通常の診療はもとより、救急救命の仕事にも関わることになります。その救命センターには、激しい腹痛等、原因がわからず救急車で運ばれてきて、意識不明となってしまう子供などいました。その子たちを救うためには、外科の知識だけでは不十分だということを痛感し、小児科を学ぶために東邦大学小児科に籍を移すこととなったのです。
結局、研修医を4年継続したことになりますが、その時におぼえた知識と技術が今の仕事の基礎となっているわけで、振り返ってみて、よい経験を積めたと感謝しています。
『城南チャイルドゼネラルクリニック』は、2014年に開院いたしました。それ以前に私は東芝病院の小児科部長を務めており、この辺りの蒲田1丁目と2丁目に小児科のクリニックがないという現状を聞き知っていました。それにくわえて、私の祖父母が蒲田3丁目で産婦人科医院を開業していた縁もあって、生まれ育った地域のためにこの地にクリニックを開くことを決意したのです(JR京浜東北線/東急池上線/東急多摩川線・蒲田駅より徒歩10分、京急本線・梅屋敷駅より徒歩7分)。
余談になりますが、祖父は開業医であると同時に、海上保安庁での仕事もしていました。その祖父のつながりもあり、今は私が海上保安庁で救急救命の講師を受け持ち、巡視船での航海に帯同することもしています。実はクリニックのロゴマークのアイデアは、海上保安庁のそれからいただいたのです(笑)。
救命センターでの技術と経験を多くの人に役立てたい。
風邪を引くと、子供だけではなくて、お父さん、お母さんも具合が悪くなることもありますよね。しかしそれが病院だと、子供を診てもらうためにずっと並んで、今度は内科でお待ちくださいということになってしまいます。お母さんからすると、そんな時間はないし、診察が終わったら一刻も早く帰って子供を寝かしつけたい。結果、自分のことは後回しということになってしまうのです。
私は救命センターで子供からお年寄りまで、内科から外科からすべてを診ていました。その経験を活かす意味でも、どんな患者さんも診ますよ、という意味で名付けたのがゼネラルなのです。
当クリニックでは、レントゲン検査や心電図検査、血液検査、血算、CRP、アレルギーのプリックテスト、さらに点滴加療などを実施できます。子供はもちろん、どなたでもなんでも相談していただきたいし、培ってきた技術と経験を多くの人に役立てたいと思っています。
99%の軽い病気以外の、1%の大病を見極める。
子供は自分の症状を正確に伝えることはできませんから、とにかく頭からつま先まで、隅の隅までよく診た上で、的確な診断を下し、なるべく早く確実に治してあげたいと思っています。無論、その中にはクリニックで完結できないケースも出てくるでしょう。その場合は紹介状を発行し、すみやかに高度医療機関を受診させます。医療の専門家として、自分の手に負えるか負えないかを冷静に判断し、その振り分けをしていくことも大事な役割だと思うのです。
子供が病気になると、親御さんは何をしていいかわからず、こちらに駆け込んで来られます。それを無下に扱うということがあってはなりません。99%が軽い病気であっても、中の1%が大きな病気である危険性はあるわけですから。100人に1人を見逃さず、助けてあげるのが、私たちの仕事なのです。少しでも心配に思われたなら、迷うことなく足を運んでください。その求めに応じるのが、小児科医なのです。
日本の未来を支える子供たち守る仕事に誇りをもって。
子供は、救けてあげることができれば、この先、60年でも70年でも生きる人達です。未来の希望をつないでいくために、私たちが存在していると言えるでしょう。
しかし今の時代、小児科は医師を志す若い人達から敬遠される傾向にあります。確かに、大人のように「ここが痛い」とは言ってくれないものだから、診断をすること自体難しいし、色々思うようにならないことも多々あります。しかし、それをやる人がいなければ、困るのは子供たちです。誰も診るものがいないなら、自分がやるという気概を持って欲しい。私も、苦しいし、毎日が大変ですけど、まったく後悔していません。自分の人生の選択は正しかったと、今でも思っています。日本の未来を支える子供たち守る仕事に携わっていることを誇りに思っています。
これから受診される患者さんへ。
『城南チャイルドゼネラルクリニック』では、あえて専門性は打ち出さず、どんな病気でも診ますよ、というスタイルをとっています。病気がわかっている人は専門を選ぶことはできると思うのです。しかし、そういう人は少なく、何が原因かわからず、なんでも診てくれるクリニックを探される人もいらっしゃいます。
親は、自分の子供の具合が悪いから連れてくるのであって、病気の程度や、その種類について判断するのは、医師たる我々の役割です。どんな症状でも診てくれる、安心して行けるよと皆さんに思っていただけるようなクリニックでありたいと思います。
※上記記事は2015年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
大石 悟 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:音楽鑑賞
- 好きな映画:フィールド・オブ・ドリームス
- 座右の銘もしくは好きな言葉:苦しい疲れたもうやめたでは人の命は救えない
- 好きな音楽:オールジャンル
- 好きな場所もしくは好きな観光地:海がきれいに見えるところ
グラフで見る『大石 悟 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
城南チャイルドゼネラルクリニック
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