松原 桃子 院長への独自インタビュー

女性だからこそ出来ること

小さい頃の夢だった、香川大学医学部に学び、卒業後は慶應大学病院の放射線科で10年にわたって経験を重ねました。当時は放射線科があまり知られていませんでした。エコーやCT検査、MRIの画像診断、がん患者さんに対する放射線治療など、広く全身を診るなかで知識を深める中で婦人科領域に興味をもち、勉強をしていきました。

その後、私生活では結婚と妊娠を経験し、子育てをしながら「検診」をメインに。1週間で10ヵ所ほどの医院を掛け持ちするなどして、首都圏を中心に飛び回っていましたね。そうした日々のなかで、私のような女性医師に対するニーズがあることに気づいたんです。乳がん検診にしても、子宮がん検診にしても、その頃の「検診」と言えば、婦人科検診はどうしても敷居が高いイメージがあると思いますが、若い女性たちの足がいっそう遠のいてしまうような状態だったんです。あるクリニックでは、「女性医師による診療日」とうたった曜日に患者さんが集中することがあったり。女性である私に求められていること、私にしかできないことがあるのだと実感しました。

アロマの香りに包まれて女性の為の女性だけの医院

当院は京王井の頭線「新代田駅」から歩いて3分ほど、「下北沢駅」から歩くと7分ほどでしょうか。静かな住宅街のなかに佇む、クリニックらしくない外観が特徴かもしれません。エントランスを一歩お入りいただくと、ダークブラウンを基調にした落ち着いた空間が広がります。南国リゾートをイメージしたクリニックにしたのは私の好みでもあり、女性のみなさんに気軽に来院していただきたいという思いから。心地よいアロマの香りに包まれて、診療前後の時間をリラックスしてお過ごしください。乳がん・子宮がんなど婦人科の検診は、どうしても敷居が高いイメージがあるかもしれません。でも、診療を担当するのは同じ女性の医師であること、またスタッフもすべて女性ということで、少しでも心理的なご負担が軽くなればと思います。検診を中心に保険診療にも対応しておりますので、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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