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久保田 潤一郎 院長

JYUNICHIRO KUBOTA

ビューティー部門のホームドクターとして、負担を掛けず、心身の美しさを追求

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部にて研修、助手を務め医学博士号取得。杏林大学医学部助教授(形成外科学)として患者様を治療するかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。2002年に同大学を退職、同年9月に『久保田潤一郎クリニック [ 美容・形成外科、皮膚科、婦人科 ] 』 を開院(JR「池袋駅」西口より徒歩3分)。

久保田 潤一郎 院長

久保田 潤一郎 院長

久保田潤一郎クリニック

豊島区/西池袋/池袋駅

  • ●形成外科
  • ●美容外科
  • ●皮膚科
  • ●婦人科
  • ●泌尿器科

父の生き方に憧れ、追いつき追い越せと励んできた

久保田 潤一郎 院長

父は産婦人科の医院を営んでいました。私はその父の生き方に共感を覚え、最終的に同じ道を歩むことを決めたのです。父は、なにしろ勉強をする人でした。そして、患者さんのために生きるのだと、休みをまったくとろうとしませんでした。それは、母も同様です。現時点においても父を越えることは出来てないと思っていますが、その後を追いかけるという意味でも、同じ道を選んだことは間違ってなかったと思っています。
私も若い時分は、まったく休みをとりませんでした。とらないというより、とれないといったほうが正確ですかね。その時期は修行の期間ですから、これは仕方のないことで、また苦にもなっていませんでした。ですから、しっかり休みをとるようになったのは、本当にここ最近のことなのです。
私が大学を辞したのは50歳を迎えた頃。当時はさまざまなご要望があり、大きなクリニックを構え、無理を重ねている自覚がありながらも、懸命に治療にあたっていました。その時から15年が過ぎ、ようやくあることに気がつきました。医療とはつまるところ、医師と患者さんの個人対個人なのです。それは施設が大きかろうが小さかろうが、変わることのない本質です。その本質を踏まえ、体調を整え、自分が責任を持ってやれることに今は注力していこうと思っています。

30年以上関わってきたレーザー治療

久保田 潤一郎 院長

時代の流れで“手術”という手段への要望が少なくなってきていることもありますが、現在は、私が30年に渡り関わってきたレーザー医学がクリニックの根幹になっています。
その昔、レーザーは“壊す”道具だとみなが思っていました。アザをレーザーで壊して取り除くというのがその代表例ですね。それに対し、弱い光を当てることで、皮膚をはじめ、身体のさまざまなものがよみがえっていくということがやがてわかってきました。その後者の力を応用した、お顔を中心とした、しみ、しわ、たるみの治療を中心におこなっています。
レーザー脱毛や痩身については、現在ここでは扱っておりませんが、これまで培ってきた知識を基にしたご相談を受け付けています。筋トレやダイエットの正しいやり方について知りたいという方は、遠慮なくご相談ください。

その患者さんに本当に必要なことは何かを常に考えていく

久保田 潤一郎 院長

私がアンチエイジング医療協会を設立したのは、アンチエイジングという言葉が世に広まる前のことでした。設立にあたり、理念として掲げたのが、「美しさとは、健全な心身の上に成り立つ」という概念です。つまり、正常な機能を求めることが第一で、美容はその前提があってこそ成り立つというものですね。この考えは、今に至っても少しも揺らぐことはありません。
直後は良いとしても、のちのち問題が起こることが予想されるのであれば、それを選択することは勧められません。たとえば、以前、まぶたを切開し、“たれ目”を作るということが流行したことがありました。その時は良くとも、時間が経てば目尻が下がり、支障をきたすことは明白でした。それがわかっていておこなうのは、これは罪としか形容しようがありません。
形成外科の基礎というものあります。術式というものは、正しいことを積みあげてきて残っていくものです。それを踏まえず、思いつきで新しいことをしたところで、良い結果が生まれるはずもないのです。見方を変えれば、私は臆病なのかもしれませんが、患者さんを相手にする以上、その姿勢は必要なものと思っています。

高齢化社会を迎えた今こそ必要な医療

高齢化社会を迎えた今こそ、美容医療が必要です。しわがあることで外に出たくないという方もおられるわけで、ご高齢の方がはつらつと生きていくために、私たちが手伝えることは多くあると考えています。
よく聞く話として、老人ホームでお化粧をしてあげると、見る見るうちにニコニコされて明るくなるということがありますよね。人が生きるとは、そういうことなのです。心を元気にする美容医療がこれから必要とされていくと思いますし、それが健全なものとなるよう、私が働きかけていく余地がまだあると考えています。

これから受診される患者さんへ

ずっと途切れることなく、長いお付き合いになっている患者さんがずいぶんいらっしゃいます。若い頃には形成的なものでいらしていて、それが今は美容的なご相談に変わっていってるという形ですね。考えてみれば、そのかかわり合いは内科の先生とまったく変わらないのではないかと近頃思うようになりました。こちらでも腰痛や膝痛などのお悩みを聞くことがありますし、対処出来るものはここで対処し、専門的な治療を受けたほうが良いと判断した場合には、すみやかに専門の医療機関へとご紹介しています。美容も含めたかかりつけ医として、皆さんとかかわり合っていきたいと思うのです。
今になって、父が死ぬまで診療を続けていたクリニックにずいぶんと近くなった気がしています。自分が最後に出来る仕事として、身の丈に合った医療を皆さんに提供していきたいですね。

※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

久保田 潤一郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スキー、ロードバイク
  • 好きな本:「完全乱読派です」
  • 好きな映画:古いイタリア映画、A・ヒッチコック監督作品
  • 座右の銘・好きな言葉:「自分が生き延びなければ、人を助けることは出来ない」
  • 好きな音楽:ブラックミュージック
  • 好きな場所:「市場のある街」「路地」

グラフで見る『久保田 潤一郎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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