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柳下 芳樹 院長

YOSHIKI YANAGISHITA

専門医としての経験を生かしながら、
かかりつけ医として、あらゆる病気を診ていく。

大学病院を経て、虎の門病院・循環器センター内科に勤務。『柳下医院』での診療と並行し、現在も同センターの非常勤嘱託医として外来を担当(東京メトロ有楽町線「麹町駅」、東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」から徒歩5分)。

柳下 芳樹 院長

柳下 芳樹 院長

柳下医院

千代田区/平河町/麹町駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●小児科

父は亡くなる直前まで、ここで診療を続けていた

柳下 芳樹 院長

『柳下医院』は1951年に父が開設した医院です。当時は内科・小児科に加え、レントゲン科を標榜していたようです。今で言う放射線科というわけではありませんが、あのころはレントゲンがあるだけでも特色になっていたのでしょうね。
周囲に聞きますと、私は幼稚園くらいの頃には、「お医者さんになる」と言っていたようです。長じてから、父とそのような話をする機会はなかったのですが、いつのまにやら医師を目指すようになった自分がいました。それこそ、父の背中を見て、ということになるのでしょうね。
大学卒業後は、長らく循環器内科の医師としてキャリアを過ごしてきました。循環器は、今も昔も、治療の結果がはっきりと出るという面があります。この薬を飲めば、この治療をすれば劇的に症状が改善する。治療の成果が結果とあって表れてくることに、大きな魅力を感じてこの科を選択したのです。
大学に7年、その後は虎の門病院・循環器センターに勤務しました。47歳になるまでセンターに残り、その後、父と共にここで診療をするようになりました。父は亡くなる本当に直前まで、ここで患者さんを診ていました。我が父ながら、頭が下がる思いがします。

父の代から引き続き診ている患者さんも

柳下 芳樹 院長

多くはないですけども、父の代から続けて診ている方もいらっしゃいます。また、その方のお子さんであり、お孫さんであったり、あとはこの近辺にお勤めの会社員の方というところでしょうか。
お悩みとしては、血圧関連、高血圧や高脂血症の方が多いですね。高血圧の治療では、脳卒中の予防が最大の目的になります。治療を通じてコントロールされた状態におくことで、大きな病気を防ぐということになってきます。
最近では、骨粗しょう症の患者さんも少なくありませんね。骨粗しょう症は必ずしも内科が専門というわけではありませんが、骨折等の事態におちいらぬよう、検査やお薬によって、きめ細かな対応をしていくことを心掛けています。

とにかく患者さんの話に耳を傾けることが大切

柳下 芳樹 院長

虎の門病院は日本でも有数の患者数でしたので、待ち時間が2時間、3時間ということも決して珍しくありませんでした。その状況ではお話を聞くにしても、時間が限られることは確かです。開業医となって大きく異なる部分はそこでしょうね。患者さんの訴えにできるだけ耳を傾けようとは常日頃考えています。
時間を掛けてお話を聞くことが医療のために必要なこともありますが、患者さんの精神的な部分へのアプローチの意味もあります。実際のところ、ご高齢の方などは、「普段、あまり話をする機会がなくて…」という方も少なくなく、私と話をすることでずいぶんと安心された方もお見受けします。
医療である以上、医学的な側面が最も大切なことは間違いありませんが、それ以外の声にも耳を傾けていきたいと思っているところです。

専門以外の病気を見極め、適切に対処していくのも開業医の役割

こちらで治療が可能なのかどうかを見極め、分を越えていると判断すればすみやかに大きな病院へと紹介することも開業医の大きな役割になります。その辺りは、先生によっておそらく違うこともあるでしょう。非常に忙しく、専門を診るだけで手一杯という方もおられると思いますが、私としては、半分半分というスタンスでありたいと考えています。循環器を長く診てきていますので、関連する病気についてはしっかりと診ていくというのが半分、あとは家庭医として、あらゆる病気を診て、適切な筋道を付けていくことも大切と考えています。患者さんが訴えている症状だけが問題とは限りません。それを見逃さないためにも最初の診断が重要になりますし、時間を掛けてお話を聞いていくことがその助けになろうかと思います。
病院の医師と開業医では、同じ仕事でありながら、求められるものはずいぶんと変わってきます。どちらが良い悪いということではなく、そのどちらも必要だと思うのです。私も若いころはほぼ家に帰れないような忙しさのなかに身を置いていましたが、そこで培った経験を、今ここで生かすことができたらと考えています。

これから受診される患者さんへ

ご自身で判断することなく、お医者さんに相談することが大事です。今の若い方は、インターネットで症状を調べ、それで見当をつける方もおられることでしょう。それ自体、関心を持つという意味では良いことかと思いますが、そこで完結してしまっては後々になって問題が生じる可能性があります。症状がそれらしくないのに、大変な病気だったということは、ままあるものですからね。
何かしら苦しかったり、いつもと違うと感じられた時は、我慢せずにご相談ください。街のかかりつけ医として、皆様が気軽に相談できる場所でありたいと思っています。

※上記記事は2016.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

柳下 芳樹 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:映画観賞、読書
  • 好きな本:推理小説、横山秀夫
  • 好きな映画:アクション、SF
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:自分の青春時代の曲(1970年代の曲)
  • 好きな場所・好きな観光地:夕陽の綺麗な海、山

グラフで見る『柳下 芳樹 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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