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林 久太佳 院長

HISATAKA HAYASHI

充分かつ、やり過ぎない。自己満足のための医療ではなく、患者さんにご満足いただける医療を

日本医科大学を卒業。同大学第一外科に在籍。1994年より父に代わり『林医院』院長に就任(JR「秋葉原駅」より徒歩6分、東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩2分、東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩6分)。

林 久太佳 院長

林 久太佳 院長

林医院

千代田区/外神田/末広町駅

  • ●消化器内科
  • ●消化器内科
  • ●内科
  • ●内科
  • ●肛門科
  • ●肛門科
  • ●皮膚科
  • ●皮膚科
  • ●外科
  • ●外科

1964年に開業した父の医院を受け継ぎ

林 久太佳 院長

代々医師の家系に生まれました。祖父は山口で開業し、昭和20年代初期に両親は東京へと出てきて、千住の辺りで開業していたと聞いています。それが田舎に残していた祖父が病に倒れたことで、一旦山口へと戻り、帰ってきて築いた病院がここだったのです。
父や母から、「お医者さんになりなさい」と言われたことはありませんでした。むしろ、「好きなものになりなさい」と勧められたのですが、18、9歳の時に本当に好きなものなんてわからないですよね(笑)。それで最後に残ったが、家業となっていたお医者さんという職業だったのです。とはいえ、今では間違ってなかったと思っていますよ。患者さんと話をするのは好きな時間ですし、誰かの役に立つと思えるのは幸せなことですからね。
日本医科大学卒業後は、同じ大学の第一外科に籍を置きました。父は肛門科専門でしたが、そこに消化器科を加えた形で、1994年よりこの場所で診療を続けています。

出来るだけ苦痛の少ない内視鏡検査を実施

林 久太佳 院長

やはり消化器科、肛門科にまつわる患者さんが多いですね。当院では胃と大腸の内視鏡検査をおこなっています。胃カメラだけで年間1,000件ほどの数を見ていますが、心掛けているのは、出来るだけ苦痛のない検査です。大腸に関しては鎮静剤も用いることがありますが、これを可能にするのはやはりスキルによるところが大きいのではないでしょうか。その点において、これまで多くの患者さんを担当させていただいたことが生かされているように思います。
初めての検査で痛い思いや苦しい思いをすると、「二度と受けたくない」と思われるのは無理もないこと。そうなっては本末転倒ですから、丁寧に、そして迅速に検査をおこない、「これならまた受けても良いな」と思ってもらえる検査をおこなっていきたいですね。

患者さんの希望を汲み取り、出来る限り保存的な痔の治療を提供

林 久太佳 院長

父の時代には入院設備もあったのですが、今、痔の手術は入院という時代ではありませんので、以前の病室はリカバリーのための部屋として使用し、日帰りの手術をおこなっています。
肛門疾患に対する私の方針は、お薬等でカバー出来るなら保存的な治療にとどめてあげたいということです。もちろん、痔瘻や出血が著しく多くなるとこれは手術が避けられないことになりますが、保存的に治療が可能で、またご本人からの希望がない限りは、私から手術を勧めることをしていません。痔は良性疾患ですから、薬でまかなえるのであれば、それに越したことはないと思うのです。
患者さんのご希望とお話ししましたが、それは実に様々です。希望というよりも捉え方と言ったほうが適切かもしれませんが、たとえば、小さいけども完全に治したいという方もいれば、大きくても症状がなく、まったく気にならないという方もいらっしゃいます。そのご希望に寄り添いながら、生活に不便のない状態に持っていくのが理想と言えるでしょう。
保存的治療の中には、生活習慣の改善も含まれます。たとえば、「スマホを持ってトイレに入る」といったことですね。1度立ち上がってしまえば別ですけども、用を足したあと、そのままの体制でいるとうっ血した状態が維持されることになり、それを毎日続けていると痔は悪くなってしまいます。ちょっとしたことですけども、ご自身の身体に気を配っていただきたいですね。

充分かつ、やり過ぎない治療を心掛けて

その人にとって過不足のない医療をおこない、やり過ぎないことが大切です。痔はきれいになったけども、症状が収まらないというのでは困りますし、内視鏡検査にしても、5分で終わるものを20分や30分も掛けていては、患者さんに苦しい思いをさせることになります。
要するに、第一義をどこに置くかということでしょう。自己満足におちいってないか。患者さんは本当に満足されているか。医療に関わるすべての人間が常に問うていくべきことだと思っています。

これから受診される患者さんへ

高齢化社会が進むにつれ、今後はますます慢性疾患が増えてくることが考えられます。慢性疾患を減らすのは難しいにしても、増やさないということは出来るはずで、いかんせん増えたとしても、ご本人の心掛け次第でコントロールすることは可能です。
どうか医療機関を上手にお使いください。無理をしてまでお医者さんの言うことにすべてしたがう必要はありませんが、たとえばお薬を減らすにしても、それで大丈夫かどうか、医師の判断を仰ぐことが大切です。ご自分の健康を維持していくために、医療機関を上手に使っていただきたいですね。

※上記記事は2018年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 久太佳 院長 MEMO

大腸肛門病専門医

  • 出身地:山口県
  • 趣味:釣り、ゴルフ
  • 好きな本:オールジャンル
  • 好きな映画:カサブランカ
  • 座右の銘:鬼手仏心
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:J-POP・WANIMA
  • 好きな場所:海

グラフで見る『林 久太佳 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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