吉田 裕 院長
HIROSHI YOSHIDA
お1人お1人にベストな治療を提供し
患者さんが「その人らしく」生きるサポートを
大学卒業後、神経内科を専門に大学病院にて診療。豊富な知識と経験をもって、『吉田医院』の院長に就任。
吉田 裕 院長
吉田医院
目黒区/碑文谷/学芸大学駅
- ●内科
- ●脳神経内科
- ●小児科
父の背中を追って医師になり、神経内科を専門に研鑽を積む
『吉田医院』は私の父が開設し、私は2代目ということになります。小さな頃から父が診療する様子を目にしてきましたし、地域の方々に感謝される存在であることを誇りに想う気持ちもありました。ですから、私がこうして医師になったことについても、「父の背中を追って」ということになるでしょう。
大学卒業後は大学病院に残って、神経内科を専門に研鑽を積みました。ギランバレー症候群や多発性硬化症など、いわゆる「神経難病」と言われる疾患を中心に診療するほか、内科全般についても幅広く経験を重ね、神経内科専門医・内科専門医の資格を取得。そして、現在は父から『吉田医院』を引き継いで、地域の皆様の健康をサポートしています。
外来診療・在宅診療を通して、患者さんが「その人らしく」生きるサポートを
当院では、私の専門分野である神経内科をはじめ、風邪の治療や生活習慣病の管理など、幅広い診療をおこなっています。いわゆる、「プライマリーケア(総合的な医療)」を実践していると言いますか。地域の皆様が何らかの不調を感じたとき、最初の窓口としてさまざまな症状に対応し、必要な場合には専門性をもった医療機関へご紹介しています。
小さなお子さんからご高齢の患者さんまで、外来にて幅広い診療をおこなう一方で、当院では往診や在宅診療にも力を注いでいます。今後ますます高齢化社会が進み、在宅診療のニーズはいっそう高まっていくことでしょう。私、は地域に根差した「かかりつけ医」として、患者さんお1人お1人が「その方らしい人生」を送るためのサポートをしたいと思います。
豊富な知識と経験をもって、正確な診断から適切な治療につなげる
ギランバレー症候群や多発性硬化症などの神経難病は、10万人に数人程度が患う非常に稀な疾患です。私が大学病院にいた頃は、内科や整形外科などさまざまな診療科をまわり、それでも原因が特定できないと、最後に神経内科を受診するという患者さんが少なくありませんでした。長年そうした現場に身を置いてきたからこそ、症状を診て病名につなげる診断技術が磨かれたと思いますし、外来や往診で患者さんを診察する上で、これまでに培った知識や経験は大いに役立っていると感じます。
たとえば、外来で診ていた患者さんが、「調子が悪い」「動けなくなった」ということで往診に伺ってみたところ、思いがけない病気を見つけられた経験も1度や2度ではありません。また、インターネットなどでご自分の症状を調べられて、「片頭痛だと思います」と受診された患者さんに、「肩こりが原因ですよ」と診断をつけるケースもあります。入院や手術となった場合には、他の病院にお願いすることになりますけれど、この医院でできることはしっかりと、責任をもって治療にあたりたいと思います。
患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け、お1人お1人にベストな治療を
診療にあたって心がけるのは、患者さんの訴えを「よく聞く」ということです。たしかに、レントゲンの画像や血液検査のデータを正しく読み取ることも大切ですけれど、それらにプラスして「自分の目で見極める」という姿勢も大事にしたいと思っています。
どなたにも同じ画一的な治療をするのではなく、患者さんお1人お1人にあわせたオーダーメイドの治療をおこなうためには、患者さんの訴えに丁寧に耳を傾けることが必要なんですね。たとえば、認知症患者さんが「不眠」や「イライラ」などの症状にお悩みだと分かれば、認知症よりも今ある症状を改善させる方が、その方のADL(日常生活動作)向上につながることでしょう。丁寧にお話を聞くあまり、他の患者さんをお待たせすることもあって心苦しいですけれど(笑)。患者さんご本人はもとより、時にはご家族からもお話を伺うなどして、その方にとっての「ベストな治療」を見つけてさし上げたいと思います。
これから受診される患者さんへ
『吉田医院』は、東急線「都立大学駅」から歩いて15分ほどの場所にあります。「ドクターショッピング」という言葉がありますけれど、ご自分の症状がよくならないからと言って、次々とクリニックを変えて受診なさる方も多いのではないでしょうか。当院にも、他のクリニックで思うような治療結果が得られなかった、という患者さんがお越しになりますが、私はちょっと残念な気がします。もしかするとそのドクターは、症状の改善がみられないときには、第2、第3の治療方法を用意していたかもしれない。ですから患者さんも、もう少し長いスパンで考えていただければと思うんですね。とは言え、こうした事態が起こる原因は、両者のコミュニケーション不足にあるはず。ですから、私は患者さんのお話にゆっくりと耳を傾けるとともに、症状や治療内容を十分ご理解いただけるように、丁寧に言葉を尽くしていきたいと思います。
※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
吉田 裕 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味&特技:スキー、テニス
- 好きな本:東野圭吾作品はよく読みます。
- 好きな映画:レナードの朝、レインマン
- 好きな音楽やアーティスト:なんでも聴きますが松任谷由美はコンサートも行きます。
- 好きな場所:スキー場
- 好きな言葉 座右の銘:何でもやってみることが大切
グラフで見る『吉田 裕 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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吉田 裕 院長
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