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須田 昭夫 院長

AKIO SUDA

透析は機械がするのではない、人間がするもの。患者さんと手を取り合って治療を進めていく

福島県立医科大学卒業。国立東京第一病院で研修後、東京女子医科大学腎臓科に籍を置く。1977年に『須田クリニック』を開設(JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅」より徒歩7分、東京メトロ東西線「高田馬場駅」より徒歩4分、東京メトロ副都心線「西早稲田駅」より徒歩6分)。

須田 昭夫 院長

須田 昭夫 院長

須田クリニック

新宿区/高田馬場/高田馬場駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●血液内科

患者さんを元気に出来ることにやりがいを感じて

須田 昭夫 院長

私は大学を卒業後、当時の国立東京第一病院(国立国際医療センター)で研修を受けました。そちらで内科をすべて廻ったつもりでいたところ、東京女子医大で腎臓の助手を募集していることを知り、その門を叩いたのです。
当時、腎臓科は大学病院といえども独立していないところがほとんどでした。というのも、その当時、腎臓病学は治療の領域にまで十分踏み込めてはいなかったのです。女子医大での仕事は当初、血液透析と腎臓移植に限られていましたが、透析患者さんは全国でも3千人ほどしかいませんでした。友人達は血液透析治療の将来性を心配していませんが、実際にやってみますと、非常に興味深い分野だということがわかりました。この治療をしっかりおこなえば、患者さんはいくらでも元気になるし、いくらでも生きられるような気がしました。そして、それをお手伝い出来ることは、非常にやりがいのあることだと感じたのです。気が付いたら、今に至っています(笑)。

総合点の高さで透析治療を成功に導く

須田 昭夫 院長

日本における透析患者さんの平均余命は6年半から7年半と言われています。それに対し、当クリニックの平均余命は19年と少し。この差が生じた理由は定かではありません。長生きする力のある患者さんが、たまたま集まった可能性があります。しかし私たちは患者さんが長く元気でいられるような透析治療をする努力は続けてきました。
1つにはまず、水のきれいさが挙げられるでしょう。血液を洗う水を透析液と言いますけども、この水がきれいでないことには、血液はきれいにならないんですね。その水には昔からこだわりがあり、注射用の蒸留水以上の水準を目標にしています。
それからここでは、出来る限り長い時間透析をおこなえるように努めています。透析は4時間が標準とされていますが、準備等もあることから、時間は短くなりがちです。それを患者さんの了解が得られれば、4時間半、5時間と枠をとり、しっかり透析することを心掛けています。
透析患者さんには食事の知識が必要ですが健康な人と同じです。何を食べるかは、自分で決めて頂かなければなりません。食事指導として押し付けるのではなく、食事相談として、わかりやすく説明することが大切だと考えています。

患者さんにプレッシャーを与えず、自覚を育てるのが私たちの役目

須田 昭夫 院長

平均余命が良いもう1つの理由は、患者さんを“いじめない”ということにあるかもしれません。というより、これが最も大切なことかもしれませんね。透析治療では、データが悪いと、「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」と指摘しがちですが、それは患者さんにストレスを与えてしまうことになります。
データが悪い時、患者さんは、「昨日は久しぶりに友人が遊びに来てね、ついつい飲み過ぎちゃったんだよ」などと仰ることがあります。それを受けるこちらは、「そう、楽しかったんだね。良かったね」と聞いてておけばいいのです。「でも、飲み過ぎは良くないから気を付けてね」とわざわざ念を押す必要はないんですね。なぜなら、患者さんは知ってるわけですから、そこに追い討ちをかける必要はないでしょう。不思議なことに、透析の期間が長くなればなるほど、患者さんは飲み過ぎや食べ過ぎをしなくなります。でも、その方には我慢している自覚はありません。飲みたい時に飲んで、食べたい時に食べている。自然にこうなるんだと、そう仰るんですね。これはもう悟りの域に入ってると言っていいでしょう。自分で決める。その意識を皆さんに持っていただけるようにお手伝いするのが私たちの役割なのです。

ここに来ればほっとする。そんな場所でありたい

透析治療は一旦始まれば、一生続けていかなくてはなりません。それを、つらい、苦しい、辛抱、努力という治療にしてはなりません。自分の腎臓は働かないけども、この治療さえ続けていれば安心だと、そういう気持ちになっていただくことが大切です。
患者さんがよく仰るんですよ。「ここの玄関に入ると、やれやれと思う」と。散々飲んで食べたけども、ここに来ればまた元気になれるとね。“いやいやながら”治療を続けるのと、“やれやれ”と思って治療をするのとでは、天と地ほどの差があります。ここに来れば大丈夫。そう思っていただけるよう、これからも努めていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

透析治療は機械がするものではなく、人間がするものです。機械は身体の中の毒素を抜いてはくれますが、心の澱(おり)を取り除いてはくれません。その澱を取り除き、心を元気にするのは、人間の仕事です。
当クリニックでは、患者さんとスタッフは上下のある関係ではなく、一緒に協力し合って治療を続けていく仲間だと思っています。このスタンスをこれからも続け、皆さんが楽しい生活を送っていただけるようサポートをしていきたいですね。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

須田 昭夫 院長 MEMO

  • 出身地:群馬県
  • 趣味:散歩、読書
  • 好きな作家:山本周五郎
  • 好きな映画:『風の谷のナウシカ』
  • 好きな言葉:「空」
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所:福島県

グラフで見る『須田 昭夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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