須田クリニック
新宿区/高田馬場/高田馬場駅
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須田 昭夫 院長への独自インタビュー
患者さんを元気に出来ることにやりがいを感じて
私は大学を卒業後、当時の国立東京第一病院(国立国際医療センター)で研修を受けました。そちらで内科をすべて廻ったつもりでいたところ、東京女子医大で腎臓の助手を募集していることを知り、その門を叩いたのです。
当時、腎臓科は大学病院といえども独立していないところがほとんどでした。というのも、その当時、腎臓病学は治療の領域にまで十分踏み込めてはいなかったのです。女子医大での仕事は当初、血液透析と腎臓移植に限られていましたが、透析患者さんは全国でも3千人ほどしかいませんでした。友人達は血液透析治療の将来性を心配していませんが、実際にやってみますと、非常に興味深い分野だということがわかりました。この治療をしっかりおこなえば、患者さんはいくらでも元気になるし、いくらでも生きられるような気がしました。そして、それをお手伝い出来ることは、非常にやりがいのあることだと感じたのです。気が付いたら、今に至っています(笑)。
総合点の高さで透析治療を成功に導く
日本における透析患者さんの平均余命は6年半から7年半と言われています。それに対し、当クリニックの平均余命は19年と少し。この差が生じた理由は定かではありません。長生きする力のある患者さんが、たまたま集まった可能性があります。しかし私たちは患者さんが長く元気でいられるような透析治療をする努力は続けてきました。
1つにはまず、水のきれいさが挙げられるでしょう。血液を洗う水を透析液と言いますけども、この水がきれいでないことには、血液はきれいにならないんですね。その水には昔からこだわりがあり、注射用の蒸留水以上の水準を目標にしています。
それからここでは、出来る限り長い時間透析をおこなえるように努めています。透析は4時間が標準とされていますが、準備等もあることから、時間は短くなりがちです。それを患者さんの了解が得られれば、4時間半、5時間と枠をとり、しっかり透析することを心掛けています。
透析患者さんには食事の知識が必要ですが健康な人と同じです。何を食べるかは、自分で決めて頂かなければなりません。食事指導として押し付けるのではなく、食事相談として、わかりやすく説明することが大切だと考えています。
須田昭夫先生は、医療人として本当に素晴らしい方です。クリニックには糖尿病患者さん向けのサービス付き高齢者住宅(HDケア高田馬場)が併設されており、ご高齢の患者さんのケアにも気を配っておられます。