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八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

AKIHIRO YASHIMA & YUKO YOROZUYA

クリニックに心理相談室を併設。精神科医と臨床心理士が連携し、一人ひとりに適した解決策を提案

[八島 章浩 副院長]東邦大学医学部卒業。精神科を専門に、母校の大学病院で経験を積む。2018年に『やしまメンタルクリニック』の一員となり、副院長として診療にあたる。
[萬屋 優子 カウンセラー]早稲田大学大学院(人間科学研究科)修了。臨床心理士として東邦大学医療センターに勤務。2018年よりクリニック併設の『新宿西口やしま心理相談室』にてカウンセラーを務める。

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

やしまメンタルクリニック

新宿区/西新宿/新宿西口駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

母校の大学病院を中心に、精神科医として研鑽を積む

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

【八島 章浩 副院長】
高校2年生のとき、いよいよ進路を決めなければという時期に帯状疱疹にかかり、ひと月ほど学校を休んだことがあったんです。このときお世話になった皮膚科の先生が本当に素敵な方で。先生との出会いによって、医師になることがハッキリとした目標になりました。もちろん、父が精神科医という家庭環境もありましたけれど、私としては医師になる道を自分で選んだという気持ちでいます。
自分の専門分野を精神科に決めたのは、もともと人と話をするのが好きだったこと、治療の選択肢として「お薬を使わない方法」をご提案できるという2つが大きな理由です。研修ではさまざまな診療科を経験しましたが、その中でも一番興味深く、楽しさを感じられたのが精神科でした。母校の大学病院などで10年近く経験を積み、『やしまメンタルクリニック』の一員となったのは2018年です。私がこちらで診療するのに合わせて臨床心理士が常駐する『新宿西口やしま心理相談室』を新設し、より充実した医療をご提供できる体制を整えました。精神科医と臨床心理士が連携することにより、それぞれの患者さんに適した解決策をご提案できることが当院の強みだと思っています。

心理カウンセラーとして働く人々のメンタルヘルスを支える

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

【萬屋 優子 カウンセラー】
私は、高校2~3年生のころから心理学や哲学の分野に興味を持っていました。人の心の動きや脳の機能は誰一人として同じではない…。「心って、脳って、人間って何?」と、興味は尽きませんでした。そして、学びに終わりがないからこそ心理学という学問に取り組み、職業にしようと決めました。実は、私は少々飽きっぽいところがあるものですから、自分の好きなこと以外は仕事にできないと思ったんです(笑)。大学受験も大学での勉強も、「好きなことを仕事にするために頑張らなきゃ」という気持ちで努力を重ねました。
副院長の章浩先生とは、東邦大学医療センターに勤務していたころからのお付き合いになります。東邦大学医療センターの大橋病院と大森病院とを合わせ、トータルで10年ほど在籍していたでしょうか。常勤の臨床心理士として充実した日々を過ごしていたものの、以前スクールカウンセラーとして子どもたちやご両親をサポートしていたころの楽しさも忘れられず…。ちょうど「働き方を変えてみようかな?」と考えていたとき、章浩先生がこちらで診療なさることが決まり、「ぜひ一緒に」とお声かけいただいたんです。現在は、クリニック併設の『新宿西口やしま心理相談室』のカウンセラーとして、毎日頑張っているみなさまの心と体の健康をサポートしています。

精神科医と臨床心理士が連携し、問題の解決を目指す

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー

【八島 章浩 副院長】
新宿駅西口という場所柄もあり、来院される患者さんはオフィスワーカーが中心になるでしょうか。うつの入り口とも言える不眠の症状を訴える方、会社でおこなわれたストレスチェックの結果などから受診なさる方が多くいらっしゃいます。とはいえ、会社側から「行きなさい」と指示を受けても、精神科のクリニックには足を向けづらいと感じる方がいらっしゃることも確かです。しかし、治療の必要がある・なしを客観的にジャッジすることは、ご本人にとっても会社側にとってもメリットが大きいもの。ストレスチェックの結果にかかわらず、何かお困りのことがあるときには決して我慢なさらずに、早めの受診をおすすめします。
月並みかもしれませんが、診察の際には患者さんときちんと向き合い、その方がお話しになることに丁寧に耳を傾けるようにしています。もしかしたら、お話を伺うだけで解決できる問題があるかもしれませんし、たとえ一気に問題解決とならなくても、目の前の問題を一つひとつ解決できるように力を尽くしたいと考えています。幸い、当院は医療とは別の角度から問題解決に向けたお手伝いをする『新宿西口やしま心理相談室』を併設しています。患者さんが一日も早く心の健康を取り戻せるよう、カウンセラーの萬屋さんとしっかり連携していきたいと思います。

一人ひとりに寄り添い、ゴールに向けて伴走を続ける

【萬屋 優子 カウンセラー】
相談室にお越しになる方もクリニックと同様、男女を問わずお仕事をお持ちの方がほとんどです。カウンセリングでは「病気を治す」というよりも、この先の人生を「どう生きるか?」といった大きなテーマについてお話しすることが多いでしょうか。とはいえ、自分の人生とどうやって向き合うかは人それぞれに異なり、正解といえる答えはありません。私はただ、ご本人が満足でき、納得できる生き方を見つけるためのお手伝いをしているという感じです。そのため、最初にお会いするときには決して時間を惜しまずに、その方の心にあるものを残らずお話しいただくようにしています。「しなくちゃいけない」ではなく「こうしたい」という望みを引き出せるように、ご自分の考えにたどり着けるように、お一人おひとりのゴールに向けて私も一緒に走り続けます。
アスペルガー症候群であったり、ADHDであったり、きちんとした診断はつかないけれど、人間関係や仕事がうまく行かずに不眠やうつにつながる方も少なくありません。「個性だから仕方ない」「努力が足りない」などと言われ、悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。そうした方々に対しても具体的な対処方法を示せる点が、私たちの強みだと思います。精神科を受診したり、カウンセラーに相談したりするのは少々ハードルが高いものかもしれません。でも、困ったり悩んだりしていらっしゃるなら、「まずはお試し」といった気楽な感じで一歩踏み出していただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

【八島 章浩 副院長】
心の不調を感じているものの、いきなり精神科を受診するのはためらってしまうという方も多いはず。もしもクリニックの受診に抵抗感があるようでしたら、相談室でカウンセラーとお話ししてみてはいかがでしょうか。最初の入り口は、どちらでも構いません。どうか、つらい状態を我慢しないでいただきたいと思います。

【萬屋 優子 カウンセラー】
カウンセリングを担当した方を医療へとつなげる場合、普通であれば紹介状を書いたり、これまでの経過を共有したり、さまざまな手続きが必要になります。その点、こちらではクリニックと緊密に連携することができ、お薬の使用や経過の共有もスムーズです。何よりも、お一人おひとりに適した解決策をご提案することができますので、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2021年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー MEMO

  • 出身地:[八島 副院長]東京都 [萬屋 カウンセラー]愛知県
  • 趣味:[八島 副院長]旅行 [萬屋 カウンセラー]旅行、美術館・博物館巡り
  • 好きな本・作家:[八島 副院長]小説(好きな作家は吉田修一) [萬屋 カウンセラー]フィリップ・K・ディック、アイザック・アシモフなど、海外のSF小説

グラフで見る『八島 章浩 副院長 & 萬屋 優子 カウンセラー』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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