鳥海 正博 院長
MASAHIRO TORIUMI
皆さまが安心して羽を休められ、お肌のことはなんでも気軽に相談できる場所に
慶應義塾大学医学部 卒業。初期臨床研修の後、慶應義塾大学医学部形成外科学教室に入局。同大学病院や国際医療福祉大学成田病院をはじめとした関連病院で形成外科の研鑽を積む。2025年7月に『西麻布ヒフ形成外科』院長に就任(「六本木駅」より徒歩3分)。
鳥海 正博 院長
西麻布ヒフ形成外科
港区/西麻布/六本木駅
- ●形成外科
- ●皮膚科
- ●美容皮膚科
形成外科医とし培ってきたスキルと経験をより多くの方に
私が医師を志した背景には、父の存在が大きく影響しています。父は歯科医師でしたが、もともとは医学部を目指していたと聞いていました。そのため、教育方針としても医学の道を強く勧められ、医師を目指すことが当たり前のように思うようになっていたのです。高校時代、進路を選ぶ段階になり、人の役に立ち、やりがいのある仕事に就きたいという思いからも、医学の道が自分に合っていると考えました。
大学卒業後の進路は整形外科か形成外科かで迷いました。整形外科の中でも「手の外科」と呼ばれる、繊細で職人的な手術に惹かれていたのですが、最終的に選んだのは形成外科でした。形成外科には顕微鏡下で血管を縫い合わせるマイクロサージャリーといった高度で精緻な技術があり、その独創性や奥深さに強く惹かれたのです。
大学病院や関連病院で長年経験を積み、40歳を過ぎ、改めて自分の今後について考えました。多くの手術を重ねて自信がついてきた時期でもあり、自ら考えた方針のもとに、より多くの方に培ってきた技術を生かす道に進みたいと考えるようになったのです。そんな折り、当院の前院長である藤井先生との出会いがあり、クリニックの承継のお話をいただきました。西麻布という地や雰囲気、診療の内容に大いに共感し、2025年7月に『西麻布ヒフ形成外科』を継承する運びとなりました。
地域の皮膚科・形成外科として
当院は、皮膚科・形成外科の保険診療を基本に据えています。西麻布近隣にお住まいの方や、周辺でお勤めの方が多く来院されます。年齢層は幅広く、お子様からご高齢の方までさまざまです。多くの方にとって身近な皮膚の症状、例えば湿疹、蕁麻疹、かぶれ、できものなど、日常生活の中で生じるお困りごとを中心に診療しています。
皮膚の病気は軽く見られがちですが、かゆみや見た目の問題は生活の質に大きく影響します。まずは保険診療で安心して受診いただける環境を整え、その上で必要に応じて自費診療もご案内する形を取っています。皮膚科を受診された方が、次第に美容的なお悩みについて相談されることもあります。たとえば「シミが気になる」「シワを改善したい」といったご相談は、日常の診療の延長線上で自然に出てくるものです。美容専門クリニックに行くのはハードルが高いと感じる方でも、当院のように保険診療と併せて相談できる場所であれば、より気軽に一歩を踏み出していただけるのではないかと思っています。
形成外科の専門性を活かした治療
私はこれまで形成外科医として、数多くの手術に携わってきました。皮膚のできものを切除する場合でも、形成外科ならではの視点があります。患者さんが一番気にされるのは「傷跡がどれだけ目立たないか」という点です。そのためには最後の縫合だけでなく、最初の切開の方向やデザイン、皮膚の扱い方といった細部に至るまで、すべてを考慮する必要があります。それが結果的に傷跡の仕上がりにつながっていくのです。
もちろん魔法のように跡が消えるわけではありません。しかし、形成外科医としての経験と技術を活かすことで、できる限り自然で目立ちにくい仕上がりを目指すことはできます。今後は特に、皮膚腫瘍の切除や眼瞼下垂の手術といった形成外科領域の診療もさらに広げていきたいと考えています。20年以上培ってきた技術を地域の皆さまに還元し、安心して受けられる形成外科医療を提供していきたいと思います。
患者さんと真摯に向き合うことをモットーとして
私の診療のモットーは「真摯に向き合う」ことです。患者さんと誠実に向き合い、丁寧に説明し、一つひとつの治療を大切に行うことが自分のスタイルです。医師にしか分からない部分があるからこそ、患者さんがご納得のいくよう説明し、自分の責任でしっかりと診療にあたることを心がけています。
美容医療についても保険診療で培ってきた知識と経験をもとに、安全性や効果に裏付けのある施術を提供しています。例えばアートメイクは、目元の手術と組み合わせることで仕上がりをより自然に見せられるなど、形成外科的な観点を加えることも可能です。
美容医療というと敷居が高く感じられる方も多いと思います。しかし、日常の皮膚のトラブルをきっかけに来院された方が、「こうしたことも相談できるのか」と知っていただけるだけでも意味があると考えています。小さな変化でも、ご本人にとっては生活が明るくなる大きなきっかけになる。そのような医療を大切にしていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
皮膚のできものやかゆみいった身近なお悩みを気軽にご相談ください。そのうえで、美容医療についても決して特別なものではなく、日常の延長として自然にお話しいただける環境を整えております。
大都会の中の止まり木のような、患者さんがふと羽を休めるように立ち寄り、少しでもリラックスして受診いただけるクリニックを目指してまいります。病気の改善や美容施術を通して心身ともに軽やかになり、笑顔でお帰りいただける、そんな安心できる拠点を目指し、皮膚科・形成外科・美容医療を幅広く展開してまいります。
※上記記事は2025年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
鳥海 正博 院長 MEMO
形成外科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:慶應義塾大学医学部
- 趣味:サッカー観戦
- 好きなもの:海外サッカー
- 好きな観光地:沖縄
- 診療のモットー:「真摯に向き合う」
鳥海 正博 院長から聞いた
『眼瞼下垂症』
年齢とともに目が開けにくくなったという方は形成外科にご相談を
まぶたは、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)やミュラー筋といった筋肉が、まぶたの縁にある瞼板(けんばん)という組織を引っ張り上げることで開きます。上眼瞼挙筋は腱膜(けんまく)という組織になり瞼板についていますが、加齢によりこの腱膜がたるんでくると、上眼瞼挙筋の力がうまく伝わらず、まぶたが上がりにくくなります。さらに、加齢とともにまぶたの皮膚がたるんで、かぶさってくることもあります。眼瞼下垂では、まぶたが上がりにくいので物が見にくかったり、眠そうな印象を与えたり、また、代償的におでこの筋肉を使って目を開けようとするので、眉毛が上がったり、おでこのシワが目立ったりします。頭痛や肩こりの原因になることもあります。
治療法は現在のところ手術しかありません。局所麻酔(部分麻酔)の手術で、病気の原因となっている腱膜のたるみを縫い縮め、上眼瞼挙筋の力がスムーズに伝わるようにします。まぶたの皮膚のたるみもあれば、同時に切除します。手術により腫れや内出血が出てしまうのがデメリットですが、あくまでも一時的なもので、次第に改善していきます。
年齢とともに目が開けにくくなったという方は、一度、形成外科でご相談いただくと良いかと思います。
グラフで見る『鳥海 正博 院長』のタイプ
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
西麻布ヒフ形成外科
鳥海 正博 院長
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