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後藤 昌計 院長

MASAKAZU GOTOU

循環器内科専門医として20年間の経験を基に
内科から循環器、生活習慣病まで幅広く地域医療に貢献

信州大学医学部卒業後、東京医科歯科大学医学部第二内科に所属、循環器内科教室で学ぶ。東京医科歯科大学医学部付属病院、土浦協同病院循環器センター内科、葉山ハートセンター循環器科での勤務を経て一里塚クリニックを開院。(南北線「西ヶ原」駅 徒歩2分)。

後藤 昌計 院長

後藤 昌計 院長

一里塚クリニック

北区/西ヶ原/西ケ原駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●心臓内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●老年内科

小学校の頃から抱いていた医師になる夢を実現

後藤 昌計 院長

私は身近に医療関係者がいたわけではないのですが、小学生ぐらいの頃から漠然と将来医師になりたいという気持ちを持っていました。 卒業文集にも「お医者さんになれたらいいな」というような文を書いた覚えがあります。
信州大学医学部卒業後は、東京医科歯科大学医学部第二内科に所属。腎臓内科・呼吸器内科・消化器内科・内分泌内科・循環器内科といった内科学全般に渡る研修を受けました。その後、同大学循環器内科教室、関連病院の土浦協同病院循環器センター内科、葉山ハートセンター循環器科での勤務を経て一里塚クリニックを開院致しました。(南北線「西ヶ原」駅 徒歩2分)。 循環器を専門に選んだのは、研修医時代に廣江 講師の主導されていた循環器内科グループに所属させていただいたのがきっかけです。そこから循環器内科の臨床現場での経験をスタートし、以来、20年程循環器を専門として診察を行うほか、カテーテルを用いた手術(冠動脈ステント留置術)などを主に行ってきました。これまでの臨床経験を地域診療に活かしたいと思います。

一般内科から循環器疾患まで豊富な経験で的確に診療

後藤 昌計 院長

当院は私の専門である循環器内科と内科全般の診療をしています。生活習慣病のほか、禁煙や不整脈(心房細動)の外来も行っています。中学生から大人の方まで診察可能ですが、いらっしゃる患者さんは近隣の方がほとんどで、主に60歳以上のご高齢の方が多いですね。内科では一般的な風邪や胃腸炎といった日常的な症状が、循環器関連では高脂血症や高血圧など生活習慣病といわれる疾患の方が多く、ほかにも不整脈の方もいらっしゃいます。病気の予防にも役立つようにインフルエンザの予防接種、肺炎球菌の予防接種や健康診断も実施していますよ。院内の設備はレントゲンや心電図、超音波といった内科の一般診療に必要不可欠な機器を一通り揃えているほか、心臓の動きを24時間計測するホルター心電図も完備しています。もし、手術が必要な場合には患者さんのご希望に合わせて都内各所の医療機関へのご紹介を致しますのでご安心ください。

力を入れる生活習慣病のサポート

後藤 昌計 院長

今後力を入れていきたいのは、高血圧や脂質異常、糖尿病などの生活習慣病ですね。こういった一般的な病気でも症状が重なることや病状が進むことで「心筋梗塞」や「狭心症」などに代表される「虚血性心疾患」という病気に進行する可能性もあります。これらの病気は遺伝の要因もありますが「生活習慣病」と言われるように環境に原因があることも多いと思います。
ただ、初期症状が軽い場合もありますので、ちょっとした体の異常や健康診断で異常がみられた場合には受診していただきたいですね。特に健康診断などで可能性を初めて指摘された時には迷わず受診されることをおすすめします。一度受診されて、あまり問題がなければその後は何年かに一度の精密検査を受けるようにしてください、検診での経過観察で大丈夫な場合もありますが、どんな病気でも早期発見早期治療が大切です。当院は北区の検診にも対応しています。普段健康診断を受ける機会がない方はこうした制度も利用して健康チェックをしてください。

診療の際に心がけていること、大切にしていること

以前よその病院にかかっていた患者さんが狭心症を疑われる症状でいらっしゃったので、詳しくカテーテル検査をしてみたところ実際に狭心症だったのですが、病気は初期症状が何でもない形で現れることも少なくはありません。
勤務医時代、当直をしていた時、風邪のような症状でみえた方がいらっしゃいました。20代と比較的若い方だったこともあり、重篤な病気の可能性は非常に少ないのが普通です。当然普通は心臓病などは疑わないのですが、付添いで一緒にみえたお姉さんから「心臓に病気があるんです」と聞かされ念のため心電図検査をしたところ、結局その方は心筋炎ということが分かり、そのまま入院することになりました。普通であれば風邪と判断してもおかしくない症状だったので、ご家族からお聞きしなければそのままご自宅にお帰ししてしまうところでした。
私は循環器を専門にしてきて、「心臓のことではどれだけ騒いでも良い」と教わってきました。とにかく命に関わることもあるので、心臓疾患は大騒ぎをして、たとえ外れても良いという考え方であり、疑わしい場合にはもしものことを考えて診療を行うようにしています。診療で迷うことがあればその言葉を思い出し、またお世話になった私の師匠にあたる先生であればどのように判断するだろう…と考えるようにしていますね。

これから受診される患者さんへ

生活習慣には運動をするように、と言われることが多いです。運動は身体の状況により必要な量や時間は変わってきます。いきなり思い立って急な運動を始めるのは危ないと思います 。特に今まで運動をされていない場合には思わぬ負担になることもあるので、基本的には散歩程度から始めるのが良いでしょう。もし、本格的な運動を始める場合には専門家への相談や運動負荷試験を行うことをお勧めします。
最近は平均寿命が延びているためか、不整脈、特に心房細動で悩む方が増えてきています。心房細動とは、心房といわれる心臓の上の部屋が小きざみに震え、十分に機能しなくなる不整脈の症状の一つです。加齢と共にそれだけ体への負担は大きくなるんですね。先ほどお話したようにちょっとした体の不調の影に大きな病気が隠れている可能性もあります。また、狭心症と心筋梗塞など症状が似ていても場合によって深刻度に天と地の差がある病気もあります。いずれにしても、早めに対応した方が大事に至らなくてすむことがほとんどです。
健康診断の結果が気になるといった場合はもちろん、動悸やめまい、胸の不快感を感じたり、呼吸しにくい感じなど呼吸や心臓の症状で心配なことあればご相談にのれると思います。内科一般の病気や普通の生活習慣病も含めて、総合的に診断をいたします。遠慮せずお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

後藤 昌計 院長 MEMO

循環器専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:テニス
  • 好きな本・作家:織田信長(山岡 荘八)
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 座右の銘・好きな言葉:公平、公正
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:洋楽(80年代)
  • 好きな場所:軽井沢

グラフで見る『後藤 昌計 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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