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中澤 真人 院長

MAHITO NAKAZAWA

患者さんの疾患と生活状況を考慮しながら、心に寄り添った医療を実践。

順天堂大学卒業後、大学院を経てケース・ウエスタン・リザーブ大学で研究に従事。帰国後、江東病院で臨床経験を積み、1994年、菊川駅そばに開業。

中澤 真人 院長

中澤 真人 院長

中沢内科

江東区／森下／清澄白河駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器外科

父が勧めたとおり、医師は天職だった。

中澤 真人 院長

父が内科医でしたから、幼い頃からその姿を見て、自然と医学部という選択肢を考えるようになっていました。それともう1つは理工学部。このうちのどちらかだと思っていたのです。父はそれまで息子の進路についてあれこれと言う人ではなかったのですが、受験直前になって突然、医学部を薦めてきました。今思い返せば、私の人となりをおもんばかった適切なアドバイスでしたね。自分の判断と責任において、思う通りのことがおこなえるという意味で、私にとって医師は天職だと思っています。
順天堂大学を卒業後、大学院を修了し、アメリカに渡りました。クリーブランドにあるケース・ウエスタン・リザーブ大学のリサーチフェローとして、腎臓病の研究に3年間従事したのです。今につながる基礎を育むことができたという意味でもこの3年間は大きかったのですが、あちらで生のアメリカンプロスポーツに触れられたことと、大学に隣接してクリーブランドオーケストラの本拠地（セヴェランスホール）があり週末に通った事が現在の趣味に繋がっています（笑）。
日本に帰国後、江東病院であらためて臨床経験を積んだのち、1994年に『中沢内科』を開院いたしました。順天堂で13年、江東病院に7年在籍していましたので、通院される患者さんの利便性を考え、中間にあたるこの地にクリニックを構えたということなのです（都営新宿線・菊川駅より徒歩2分）。

生活習慣病の治療と禁煙指導に特に注力。

中澤 真人 院長

通院患者は1番には高血圧、2番目には糖尿病ですが、当院ではこれら生活習慣病を始めとして内科全般を広く診ています。慢性腎臓病、肝、胆道疾患、ピロリ菌の検査や逆流性食道炎といった消化器疾患。肺気腫や喘息等に代表される呼吸器もしかりです。当院では特に、禁煙の指導に力を入れています。繰り返し喫煙の害を伝えて、喫煙者はわずかという状況です。呼吸機能検査をおこなうことでCOPDを早期に発見し、喫煙をおやめいただけるように持っていきたいと考えています。

患者さんの心に届く指導を心掛ける。

中澤 真人 院長

患者さんが納得できる医療を、ということです。診療の内容に関しても、また投薬についても、しっかりとご説明をし、患者さんが納得された上で信頼に基づいた医療を提供していきたいと考えています。
これは、大きな病院ではなかなか難しいことです。たとえば大病院には、臨床をおこなう一方で、研究にも力を傾けなければならないという事情があります。当院では、疾患の状態と患者さんの疾患に至った背景、生活状況を考慮しながら、その人に寄り添った医療を進めていきたいと考えています。
生活指導についてもこれは同様です。減量1つとっても運動指導にしても、おこなう本人からすれば、これは容易なことではありません。どうしても運動が苦手な人もいれば、食事が早く終わってしまう方もいますし、間食をやめられないという方もおられます。それに対し、その人の生活スタイルを見ながら、心に届く指導を心掛けるべきなのです。タバコがやめられないからといって見捨てるのではなく、どうすればそれができるのか、患者さんとともに考えながら進めていく姿勢が大切です。

大学病院との連携で、適切な医療へ導く。

常日頃思うことは、苦手があってはならないということです。どんな病気でも、どんな訴えであっても答えられるよう、勉強を重ねていくべきでしょう。医学の進歩はすさまじいものがあります。昨日の常識が今日の常識でなくなることはままあること。私は今でも内科学会、腎臓学会や糖尿病学会等に出席しています。勉強が足りず、昔のままの医療を提供するのは、患者さんに申し訳ないですからね。どんな病気でいらしても、一定程度の道筋は立てて差し上げるようにと心掛けています。
その上で、自分の分を越えていると判断すれば、すみやかに適切な医療機関へとご紹介しなければなりません。当院からは順天堂大学病院や江東病院を始め、三井記念病院やあそか病院等々へとご紹介しています。これも、講演会で培った人脈のおかげです。ただただ、病院を紹介すれば良いというわけではありません。この病気は、この病院のこの先生というように、力量を知り、顔を知る先生に紹介してこそ意味があると考えています。

これから受診される患者さんへ。

テレビや人づて聞いた健康情報を鵜呑みにしないでいただきたいですね。法律はその道の専門家である弁護士に相談するように、健康に関することは医師にまずはご相談いただければと思います。
私は、患者さんがご覧になるであろうテレビの健康番組は、録画してチェックするようにしています。患者さんの疑問に答えられるように準備するということですね。日頃から疑問に思っていることはメモをする習慣をつけてはいかがでしょうか。健康に関することは遠慮なさらず、なんでも聞いていただければと思います。

※上記記事は2016.5に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中澤 真人 院長　MEMO

その他

  • 出身地：静岡県
  • 趣味：水泳、スキー、クリーブランドのプロスポーツ（MLB、NFL、NBA）の応援、絵画収集、音楽鑑賞
  • 好きな本：ミステリー
  • 好きな映画：ニュー・シネマ・パラダイス
  • 好きな言葉・座右の銘：継続は力なり
  • 好きな音楽・アーティスト：クラシック／ブラームス、モーツァルト
  • 好きな場所：自然の中、今まで1度も見たことがない景色

グラフで見る『中澤 真人 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION