うすだクリニック
文京区/本郷/本郷三丁目駅
- 内科
- 訪問診療
◆家庭医として家族で長く通えるクリニック◆
『うすだクリニック』では小児の予防接種、かぜ症状等のプライマリケアからご高齢の方の訪問診療まで幅広く対応いたします。
どんな症状も診る、お役に立てることが少しでも多い“かかりつけ医”になりたいと考えております。
“かかりつけ医”とは
●自宅や職場の近くにあってすぐにかかれる
●なにかあったらいつでも対応してくれる
●家族でかかれる
●気軽に、かつゆっくりと話ができる
●必要なら高度医療を行う大病院へ連携をとってくれる…だと考えています。
なんでも話を聞いてくれ、診てくれる…そんな近くて濃い、町のクリニックを目指しています。
心身ともに患者様の健康長寿の達成に少しでもお役に立てればと思いますので、内科全般や、様々な心身の不調がありましたら、お気軽にご相談ください。
薄田 康広 院長への独自インタビュー
なんでも話を聞いてくれて、家族でかかれる…かかりつけ医の条件
生まれ育った文京区で開院して15年以上たちます。標榜科目は内科ですが、なかでも小児の患者さんが多いのは特徴かもしれません。小さかったお子さんが今ではすっかり成人した姿などを見ると、時の経過を感じますね。
今ではプライマリードクターという言葉も浸透してきましたが、まだそんな言葉もない医師を志した当初から、最終的にはどんな症状も診る“かかりつけ医”になりたいと考えていました。“かかりつけ医”とは、●自宅や職場の近くにあってすぐにかかれる、●なにかあったらいつでも対応してくれる、●家族でかかれる、●気軽に、かつゆっくりと話ができる、●必要なら高度医療を行う大病院へ連携をとってくれる…だと考えています。なんでも話を聞いてくれ、診てくれる…そんな近くて濃い、町のクリニックを目指しています。
やはり、自分の近くにいる人たちにまずは健康でいてほしいし、その人たちがいつどんな病気になるかはわかりませんよね。専門科目と突き詰めることや高度な手術も大事ですが、“どんなときでも多少でも役に立てる”ということも大事なことだと思うのです。私が“かかりつけ医”を志したのはなによりもこの点です。そのためには可能なかぎり多くの分野について一定以上の知識を持っていることと、重大な病気の兆しがあったらすぐに専門医に連携がとれることが大事だと考えています。
大学卒業後選んだのは“人の体は結果どうなるのか”を検証する病理科
内科、とくにかかりつけ医というのはいろんな人を長く診ることができます。それも志望の理由でした。どちらかというと人見知りで、物事に夢中になると周囲を気にせず熱中してしまうタイプなのですが、だからこそ逆に人とじっくりコミュニケーションをとる仕事をすべきかもしれない、それなら町のかかりつけ医がいいだろうと。
しかし、私が医学部に入った頃はまだ“総合医療”などという言葉もなく、“専門分野を追求することこそ一人前の医師”という雰囲気で、“ジェネラルドクター”などというと学内でも鼻で笑われていた時代でした。でも、人体について知れば知るほど、ある臓器がおかしいからといってそればかり診ていたら、様々なことを見逃してしまうということがわかってくるんです。なので、ちょっとへそまがりなところもあるせいで(笑)、当初の夢を変えずにもち続けていましたが、風当たりは厳しかったですね。
卒業間際に専門科目を選ばなければならなくなったとき、当時の横浜市大にはモラトリアム的にいろんな科をローテーションで回らせてくれる研修制度があり…これはいまではどの大学でも普通ですが…そこで病理科も回ることができて、これなら、と思いました。学べば学ぶほどあらゆる病気についてわからないことが出て来る。この状態でどれかひとつに専門を絞るというのはどうしても納得できない、と思っていたときに、一番納得のいく科目が病理科だったのです。手術で摘出した臓器や組織、亡くなられた患者さんの体をお借りして、死因や治療効果などを検証する科目です。臨床の過程を見て、最終的にご遺体と照らし合わせて、これはどのようにしてできて、発達した病気なのかを検証する。内視鏡医が病気の場所から採取した組織を顕微鏡で診て病気を診断することも、病理医の仕事です。病気がどんなふうに進行して、最終的に臓器はどんな状態になるのかわかります。カルテと照らし合わせ、亡くなる2週間前にこんな出来事があった、臓器はこのように変化した、体の他の部位にはこんな影響があった…などと、臨床とは全く違った視点で病気を診ることができ、治療の役に立てることができます。
ここで学ばせてもらったおかげで、普通の医師とはちょっと違った観点で病気を診ることができるようになりました。例えば腫瘍なども、たびたび採取してこまかくスライスして顕微鏡で診たりしているので、手の感触が覚えているんです。だから患者さんの皮膚に触れただけで悪性か見当がついたり。今は技術の発達で体を切らずに判断できる時代ですので、昔ほど病理解剖は必要とされなくなりましたが、でもだからこそ貴重な経験だったかもしれません。
『本郷三丁目駅』春日通り方面出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):5分30秒
薄田康広先生には学生時代にお世話になり、今も体調を崩したときは、家族でお世話になっています。専門は内科でいらっしゃいますが、東洋医学全般にも通じ、幅広いお悩みに応えていただける先生です。